植島啓司のレビュー一覧

  • 偶然のチカラ

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    すべての出来事にはそれなりの原因がある。人が納得できないのは、実際に起こったことについてではなく、なぜそれがよりによって自分に起こったのかである。

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    2009年10月07日
  • 日本人にとって聖地とは何か

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    聖地巡礼シリーズの鼎談集

    公開講座として、各講師を招いての話
    倭人は、海の民であること。
    大阪天満宮と将軍社の関係とか
    いろいろ面白いことはありました。
    でも、でそれが・・という感じも否めない気がしました。

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    2020年03月22日
  • 共感のレッスン 超情報化社会を生きる

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    共感のレッスンに関する知識を得ようと思い、手に取ったが、やや私の方向性とは違う本だった。
    しかし、対談形式で進む各テーマにおけるトピックのあふれんばかりの知識はすごく面白かった。
    対談形式で知識が発散していくのが共感のレッスンだったのか、その辺は不明だが、教養を深めたいとか知的刺激を得たいとかの要求には答応えられる本だと思う。

    【目次】
    はじめに 「とりあえず脳や心のことはパスしよう」
    第1章 グローバル・ブレイン
    第2章 自己免疫反応 自己と非自己はどう区別されるのか
    第3章 なぜ人が感じていることが分かるのか
    第4章 遺伝子なんか関係ない
    第5章 「わたし」は身体の内にも外にも存在してい

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    2019年02月01日
  • 「頭がよい」って何だろう――名作パズル、ひらめきクイズで探る

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    「MENSA」の会員だったケヴィン・ラングドンの作成したパズルなどを紹介しながら、知性と「ひらめき」について著者自身の考えをつづったエッセイというべき本です。

    論理パズルのような内容を期待した読者は、おそらく不満を感じるのではないかという気がしますが、著者の考えをあえて好意的に解釈するならば、人間的な地平における知性とそれを超えるものとの接点として「ひらめき」をとらえてみたい、ということであるように思います。ただそうした主題をあつかうのであれば、パズルやクイズの本のような体裁で提出すのではなく、著者の本領である宗教学プロパーのテーマとして論じたほうがよかったのではないか、と思えてなりません。

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    2017年12月28日
  • 生きるチカラ

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    前著『偶然のチカラ』(集英社新書)に比べると、やや議論が散漫な気がしました。

    ケン・グリムウッドの『リプレイ』を参照しながら人生にやり直しがないことがどんなに大切なことかということを論じている個所や、何もしなければ何も起こらない人生に、「運をぐるぐる回す」という動きを導入するという考え方が紹介されているところは、興味深く読みました。もっとも、説得されたというよりは共感した、ということですが、著者自身も読者を説得するというより、読者の共感を得ることに意を向けているように思います。

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    2016年11月23日
  • 偶然のチカラ

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    かけ 占い 数字はギャンブルから始まった
    確率

    選んだ事にとらわれ、自由に判断できなくなる
    →なるべく選択しない

    幸と福
    運の部分と積み上げる部分
    184 いい流れに従う

    時々難解な部分ありますが、なかなか面白かったです。

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    2014年03月11日
  • 生きるチカラ

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    ネタバレ

    正解を求め過ぎず、自分の中の正反対(矛盾した)自分を受け入れる事。

    『あらゆる選択は謝りを含んでいる』
    『幸運は(独り占めすることで)自分のもっとも弱いところに不幸として戻ってくる』

    『遊びの極致とは、まことのない境に、まことを幻術すること』

    山本周五郎・井原西鶴からの引用が多かったのでこの2人も追い掛けてみよう。

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    2014年01月26日
  • 偶然のチカラ

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    ネタバレ

    偶然をどう捉えて、対処するか?
    エピソードがバラエティに富み、その中で確率、法則、偶然など
    考察されてます。やや読み進め辛かった感はありますが、
    なるほど。。と思う箇所もあり、参考になりました。

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    2014年09月11日
  • 偶然のチカラ

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    ネタバレ

    偶然とはなにか。どう向き合うか。について、
    確率論、占い、ギャンブル、数学、歴史、宗教(キリスト教、仏教、ギリシャ神話、ヒンズー教など)、雨乞いのダンスの合理性、精神論、うつ。。。などなどの観点から考える。
    各章ばらばらで多少エキセントリックな感じも否めないが、あとがきで割りきれいにまとめている。

    ギリシャ神話から矢沢永吉まで、様々なジャンルや時代からの引用が多く、雑学集として楽しめました。

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    2013年08月08日
  • 偶然のチカラ

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    ネタバレ

     著者は、『安岡正篤一日一言』から次の言葉を引用している。

    「『幸』というものは幸いの原因が自分の中にない、偶然的な、他より与えられたにすぎないもの」を指している。それに対して、「原因を自己の中に有する、即ち自分の苦心、自分の努力によってかち得た幸いを『福』という」のだと指摘している。

     そして、「徳」というものは、多くの人と交わるなかで初めて養われるものであり、そのためにはいつも自分が多くの人々に向かって開かれていることが必要となってくる。としている。

     この本を読んで、私が紹介したいと思った一節は、安岡正篤の言葉であった。少々残念な感じもするが、学者さんと言うものは、過去の偉人が残し

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    2019年05月06日
  • 「頭がよい」って何だろう――名作パズル、ひらめきクイズで探る

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    頭が良いとは何かを問う本。
    「天才」とは、だれも思いつかないひらめきを持てる人のことを言うのかもしれない。

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    2011年11月19日
  • 生きるチカラ

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    人間どうせ生きているうちのことじゃないの と 自分の身に起こることは全ていいことなのだ
    が、すごい気持ち軽くなる。でも目から鱗ってほどでは無かった。ソフトな自己啓発本。

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    2011年03月16日
  • 「頭がよい」って何だろう――名作パズル、ひらめきクイズで探る

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    ネタバレ

    頭の良さを測るのにIQが用いられるが、それも頼りになるが、発想やひらめきでもあると述べられている。普通ではない逆の発想ができるかということを難問パズルを提示しながら説明されている。

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    2011年03月08日
  • 生きるチカラ

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    確かにいいことを書いているのだけれども、格言じみすぎて逆にうすくきこえる。もっとその中身を記述してほしい気もした。宗教学の先生のためか少々スピリチュアルっぽい。誰でも読める本だと思う。次はもっと掘り下げたものを期待する。

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    2011年01月23日
  • 偶然のチカラ

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    数学とからめて、法則性などについて語っている。理論的に順序立てて、紐解いている感じ。もうすこし、じっくり読んでみようと思う。

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    2010年05月21日
  • 偶然のチカラ

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    この世の中の出来事は、偶然なのか、必然なのか。
    交通事故を合うのは、偶然か
    勉強すれば、テストのできるのは、必然か
    よくわからなかったな。
    ただいえるのは、
    この世にどうにもならないことがあることを理解して、くよくよせず、起こったことを客観的に分析することが大切だということだ。

    未来が見えない今、どうすればいいのか。
    自分で選択せず、「世の中にはどうにもならないこともある」と一歩引いて考える
    偶然に翻弄されずに、「起こったことをすべて必然と考える」習慣を持つ、ありのまま受け取る。
    くよくよしない。「われわらの社会では、起こることは、起こるし、起こらないことは決しておこらない。

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    2010年03月28日
  • 偶然のチカラ

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    未来が見えない時、自分で選択しない。世の中にはどうにも出来ないことがある。自分に起こることは全て必然、社会では起こることは起こるし、起こらないことは決して起こらない。確率の重要性。悪いことは連鎖するので一つずつ片付ける。ギャンブルの勝ち方なんかもふまえて、人生なるようになる!楽しく生きましょう!

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    2010年03月24日
  • 偶然のチカラ

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    競馬好きの教授ってことで知っていたが、こういった著作を読むのは初めて。やはりギャンブルに絡めての話題が多かった。まあ今の自分の仕事の気分においては気づきとなる言葉や意見がちらほら述べられていたが、全体としてとりとめもなく蘊蓄が語られている印象で、新書らしい新書といったところ。

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    2010年03月22日
  • 聖地の想像力――なぜ人は聖地をめざすのか

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    すべて抱壊され、感じられ、実験され、考えられ、見抜かれたものは現実である。そして現実以外には何ものもない。世界は世界ではない。

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    2009年10月07日
  • 偶然のチカラ

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    東大卒の宗教人類学者の人が運や偶然の仕組みはどうなっているか書いた本。

    脈絡なくいろいろな話が続き、
    ギャンブルや宗教的な考え方を通じて
    偶然や必然、物事の結びつきについて考える。

    価値観として受け入れ難い部分もあるが、
    物事を捉える幅は広がった気がする。

    南方熊楠のグチャグチャに書いた物事の理の話が
    特に印象に残った。(こんなのありか?)

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    2009年10月04日