あらすじ
宗教や文明が盛衰する中で、聖地は古来より不動のまま、無数の人々から巡礼の対象とされてきた。エルサレムは現在も複数の宗教の聖地であり、メッカはイスラム教成立以前から聖地として機能していた。なぜ聖地は動かないのだろうか。その深層には何があるのか。サンティアゴ・デ・コンポステラ、日本の奈良、ギリシャの神殿をはじめ、関連する様々な事象を考察しつつ、聖地という空間がどのような存在なのかを明らかにする。 【目次】はじめに/01 聖地の定義/02 石組み/03 この世に存在しない場所/04 ドン・ファンの教え/05 もうひとつのネットワーク/06 巡礼/07 世界軸 axis mundi/08 二つの聖地/09 夢見の場所/10 感覚の再編成/註一覧/おわりに
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Posted by ブクログ
聖地は地球のへそ。そこは裏宇宙とつながる場で、感覚の再編成が行われる。母胎回帰本能により、人々は古代から変わらず聖地を目指してきた。すでに持っていたスピリチュアルな知識と合わさって、非常に理解が深まった。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
宗教が変わり、国家が替わっても、聖地の場所は変わらない。
なぜ聖地は何千年も移動せず、人は聖地をめざすのか?
世界中の聖地を訪ね、研究してきた宗教人類学者が、「聖地の謎」を読み解く。
[ 目次 ]
1 聖地の定義
2 石組み
3 この世に存在しない場所
4 ドン・ファンの教え
5 もうひとつのネットワーク
6 巡礼
7 世界軸 axis mundi
8 二つの聖地
9 夢見の場所
10 感覚の再編成
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