冬臣のレビュー一覧
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最後の短編?すごくもやもやする…いやめっちゃおもしろかったし、怖かったんだけど…また濃い〜キャラが出てきたなって感じで、続きがすごく気になるやつだった。ええ、この雪路くんのお友達たちはまた登場してくれるのかな?それともこの短編だけ?
本編もあいも変わらずおもしろかったです。ヴィクトールと杏ちゃんの自覚なしのイッチャイッチャがさいこ〜…。ふたりきりの旅行なのでいちゃこら成分マシマシなのありがたい〜!ふたりはそんな自覚ないんだろうけどね、はたから見たらほんとカップルよ。
肝心の心霊現象はよかったではあるのだけれど、怖さで言ったら巻末の短編がミステリ的なホラーで好き。雑誌で連載中とのことなので4巻 -
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椅子職人ヴィクトールシリーズ第二弾。または恋にまつわる椅子のお話シリーズ。今回も副題がうまい!知られざる恋のお話とアンティークショップの心霊現象、とても楽しめました。それとそれと高田杏とヴィクトールのじわじわ近づいていく、その距離感が!!ほんとたまらなかった〜〜!!!このふたりの会話がめちゃくちゃときめくよね……。高田杏と話しているときのヴィクトールが楽しそうで楽しそうで…。杏ちゃんはもう観念したほうがいいよ……「恋じゃない、恋してない!」って言ってるけど、紛れもなく恋だよもう。
前回と比べて心霊現象に拍車がかかり、杏ちゃんのSAN値がヤバいことに。それを見て高田杏に辞められたくない!って、 -
Posted by ブクログ
ホラーな少女小説が読みたいな〜と思って買ったんですが、よかった〜〜〜!!!!!
まず登場キャラクターが全員魅力的。ヒーローである人形のような美貌を有したヴィクトールは、椅子を偏愛している厭世的な人嫌いだけれど、時に優しい。ヒロインの杏ちゃんも優しくていい子。それに椅子工房の面々のキャラがまた濃いこと…。
そんなヴィクトールと杏ちゃんの距離がじわじわ近くのがとてともいい。ほのかに香るくらいの主人公の恋愛要素がじんわり滲み入るようで好き。
それにしてもヴィクトールほんとに椅子の話ばかりなのが面白い。椅子談義が歴史のちょこっとしたトリビアみたいでそこも興味深く読めました。
ホラー要素はそんなに -
Posted by ブクログ
ヴィクトールの出番は少なめだけれどその少ない出番でもなかなかのパンチ(ときめき)を残していくからメインヒーローすごい。
それにしても杏ちゃんと雪路くんのやりとりがめちゃくちゃ好きなのでニヤニヤがずっと止まらなかった。このふたりのナチュラルな距離の近さ最高。どきどきよりも恐怖のほうがあるから咄嗟に強く手を握り合っても抱きしめあってもお互いに違和感なしな状態になってるはまぁまぁの距離バグだよな〜。
側から見たら「え?付き合ってる?」ってならない?杏ちゃんがヴィクトールに懸想してるのは周知の事実(?)だから雪路くんとのやりとりは仲良いな〜で収まってるのだろうか。
まぁたしかに普段のやりとりもめっちゃ -
Posted by ブクログ
ヴィクトールと杏ちゃんの距離が近づいてる…!!いやいままでも身体的な距離とかは近かったんだけども、今巻はさらに自覚的になった感じでドキドキというかハラハラしました。確かに甘さが増量してた…良き…。
それで今回の事件(?)はというと、正直消化不良感がありました。憶測だって前置きさてれはいるけども、真相はヴィクトールの口から語られ、猫屋敷の人たちはそれが明らかになる前に消えるし。まぁそれのうやむや感が怪談っぽくはあって雰囲気はすごく好きなんだけども。
書き下ろしのお話が毎度めっちゃ好き。ヴィクトールと杏ちゃんのイチャイチャかわいい〜ってなりながらもきっちり怖さで引き締めてくれるのたまらん。