あらすじ
妖しい質屋に持ち込まれる物はいわく付き?金目の物よりも欲しいのは…。不穏な事件が幕を開ける――。
妖しい質屋に持ち込まれる物はいわく付!? ダーク系ライトミステリー!
新卒で入った会社を理不尽な理由でクビになった千里は、家賃を払うため両親の形見の結婚指輪を換金しようと「質屋からす」を訪れる。しかし店主・烏島に全く相手にされず意気消沈して店を出ようとすると、ある取引を持ちかけられた。それは千里の『ある能力』を金で買いたいというもので――。烏島が引き取るのは金・銀・宝石ではなく、金の差し歯が入った小瓶、客の歴代の恋人の合鍵の束、そして焼け焦げたペンダント。金目の物より客の大切なものが欲しいという妖しい店主の秘密とは……。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
突然会社から退職を迫られ貯金も叔父に使われてしまった二十二歳の千里が、物に触れると関わった人が頭に浮かぶ能力を笑顔で我が道を行く質屋の若き店主に買われる。出だしは隙がありすぎる文章だったけれど、生意気な依頼人の友人として使用人の行方を追いお屋敷に潜入したり生け贄の儀式を追ったり、軽快で引き込まれた。
Posted by ブクログ
冤罪をかぶせられ、会社を辞めさせられた主人公は
奇妙な質屋と出会った。
基本うっかりさんというか、おまぬけさんというか…。
こうして秘密はばれていくのでした、の
脳天的な主人公です。
おかげで職場(?)げっとしましたが。
叔父さんの事も気になりますが、今回の依頼である
人物探しも気になります。
しかもいい所で終わってるのが、さらに気になる所。
しかし、血に頼る理由はなんでしょうか??