溝口ケージのレビュー一覧
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「みんな」が何を意味するのかを知るために大学に入り、空気が読めるようになったことで、周りが自分をどう思っていたのかを知る卯月。視野が広がったことで気付けたことは必ずしもいいことだけではないわけで、ショックだったろうな。「私、みんなに笑われてたんだ」というセリフが切なすぎる。
それでも卯月は現実と向...続きを読むPosted by ブクログ -
母親のいない生活に慣れていた中、母親が復帰するにつれ、環境の変化に大きな不安を感じる咲太。その思いが自分のいない世界や、何もかもが上手くいっている世界を作り出すという思春期症候群に遭う。
でも咲太の周りの人達は、思春期症候群を自分の力で乗り越えてきたのだし、咲太が楽な方へ甘んじてしまうのは違う。考...続きを読むPosted by ブクログ -
牧之原翔子に関わる件が解決し、花楓の高校進学のお話になります。花楓は長いお留守番生活で学校生活から遠ざかっており、願書を出すにも人の目を避けるようにする様には心苦しいものを感じました。咲太と同じ高校に通いたいという"かえで"の願いを叶えたいとする一方、彼女があっての今の自分という現実が自己否定につな...続きを読む
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タイトル初めて見た時はまさに夢でも見ているような光景が広がっている世界観の話をイメージしていましたけど、こんな難しい話になるとは。匿名
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まいさんとさくたの会話も何回も繰り返されてしまいます。さくたじゃないけど、確かに同じようなこと繰り返すのは疲れますね。匿名
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一日がループしてるんだって気づくのに案外時間かかりますね。最初は気のせいとか記憶違いとか思ってしまうものなんですね。匿名
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プチデビルというか、この後輩単なるめんどくさいやつに見えますね。まいもさくたもめんどくさいやつばかり出てきます。匿名
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上里はゆうまの心配しているんでしょうけど、傍若無人というか、朔太や先輩たちとは話が通じる日は来なさそうですね。匿名
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さくたもまいも、素直じゃないというかめんどくさい性格してるけどいい奴なんだってのがよくわかる会話でした。匿名
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今回のロジカルウィッチのお話は、プチデビル後輩とは角度は違うものの、「終わらないで欲しい。変わらないで欲しい」という気持ちに共感した。
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妹のためにここまでする兄が果たしてどれだけいるだろうか。(しかもまだ高校生)
10代で出産だとか、通信制高校だとか。世の中の先入観や視線というものは強烈で、それでも自分の幸せのために生き抜いて乗り換えた人って本当に凄いと思う。通信制の高校に通うことを決めた花楓の決心も然り。
冒頭のランドセルを背...続きを読むPosted by ブクログ -
映画の予習として。これまでの巻で咲太の周りのメンバーが頑張ってきたけれど、今度は咲太の番。いいのだけれど、どちらかというと、周りを助けるために右往左往する咲太の姿が見たいところ。ラストはサクサク進んでちょっと意外。お決まりの「終章でのひっかかり」は前巻でもちょいちょい名前が出てきたネットシンガーかと...続きを読むPosted by ブクログ
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せっかく過去に戻れても、朋絵がいなかったら詰んでたな。最後は翔子も助かってよかった。翔子が未来に希望を持つことで結果的にハッピーエンドになれたのかな。
双葉も普段は毒舌なことが多いけど、ちゃんと咲太のことを心配してくれていたのは驚き。Posted by ブクログ -
アニメ・映画から入った新規ですがとても泣ける。1巻の時点で伏線も貼られていて伏線に気づいた時には鳥肌が立っていました。本当にこの本に出会えてよかったと思える作品でした!
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湘南住みということで、方々で看板やポスターを見かけていて、ずっと気になっていた作品。
なんとなくライトノベルが読んでみたい気分だったので手にとって見た。
タイトルやあらすじから想像していた話より面白かった。もっと荒唐無稽なストーリーなのかと思っていたのだけれど、わりと地に足の付いた堅実な青春スト...続きを読むPosted by ブクログ -
第2作。
今回は、前作で登場した後輩の女子との話。
記憶から消えてしまう(BTTFみたい!)という仕掛けであったり、今回は日付が巻き戻ってしまう(エンドレスエイトみたい!)という仕掛けであったり、どこかで聞いたことのあるような仕掛けなのだけれど、読ませてしまうのは、キャラクターが魅力的で、文章が...続きを読むPosted by ブクログ -
命の恩人である翔子が心臓を患っている。
病を乗り越えた未来からやって来た翔子の心臓には自分の心臓が入っている。
自分か、翔子か。どちらかの未来を選べというのが残酷過ぎる。
翔子の事情に気付いた理央の鋭さには驚かされる。普段は辛辣な言葉を咲太に浴びせているけど、本当は咲太を大切に思ってるところが良...続きを読むPosted by ブクログ -
翔子ちゃんの時間軸から見た咲太達。原作にない視点なので少し不安でしたが、違和感なく青ブタの世界が表現され、すっと腑に落ちる感じが気持ち良かったです。青ブタ好きの方には絶対おすすめです。ノベルでも読んでみたい。
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やっぱりこの巻はキツい、苦しい
でもその中に救い、また想いがある、それが青ブタ
非常に丁寧にコミカライズされており、また別の視点で青ブタを感じる事ができる。素晴らしいPosted by ブクログ