溝口ケージのレビュー一覧
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新章を開幕すると知った時、一体何の問題が残っているのかと疑問に思った。前の巻を読んでそういえば花楓の再登校問題が残っていたなと思いだし新章をやるだけの価値はあるなと思い直した。そしてこの巻を読んで咲太自身の家族問題がまだ残っていたじゃないかと驚かされた
そして他にも問題は残っているようで。無理なく本作の世界を広げていく鴨志田先生の手法には心から感服してしまう
どう見ても幼少の頃の麻衣にしか見えないランドセルガールに出会う所から始まるこの巻。そちらが話のメインになるかと思いきや、話は咲太の家族の問題を中心として展開する。
ライトノベル等で主人公が一人暮らしをしている場合、親が全く登場しないパタ -
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ネタバレ点数を付けること自体おこがましい事かもしれないのであるが、この作品は100点満点中2兆点、某作品の例に倣えば「100万点」である。もはや点数を付けるという事自体が無意味と思われる程に圧倒的、そして絶対的と言い切れる程に高評価である。
作品のあらすじであるとか、(文学上の?)講評であるとか、登場人物が魅力的(例えば双葉理央に「ブタ野郎」と言われたい)であるとか、それらは既に多く語られており、あえて私が触れるのは無意味かと思われるのでそこには触れずに、私がこの作品のどこを評価し、そして何故オススメしたいかを書いていきたいと思う。
書いていくにあたって、私は学問としての哲学を学んでいるわけでは無 -
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今回の思春期症候群は咲太の番。
そう言えば彼自身の思春期症候群は初めてだなあ。
あんなに毎回毎回症候群に関わっているのに今までは全部巻き込まれていた(いや自分から突っ込んでいったのか・笑)からなあ。
それだけに今回、当事者である咲太を救えるのは咲太自身ではなく、やっぱり麻衣さんなんだよね。
それだけの結びつきを二人はしてきたのだし、彼女が知っていてくれさえいればいくらでも勇気が出てくる。
うん、そう言うもんだよ。
症候群的にはちょうど一巻の裏返しのように消える咲太と翔子さん編の平衡世界との組合わせ。
でも、ランドセルガールについてはちょっとどうかなあ。
咲太の解釈が合ってるのかどうか分から -
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前巻で一つの大団円を迎えたシリーズの新展開……と言いつつその部分はほんのさわりだけで、本巻は花楓の高校進学問題のお話。
それは新展開というよりもこれまでのお話からの真っ当な続きで当然語られるべき物語だ。
そこには思春期症候群うんたらではなく花楓の問題に真っ向から向き合った物語があって、相変わらず胸が熱くなった。
いなくなった「かえで」のことを思い出すとき、咲太同様いまでも胸が苦しくなるのだけど、そんな「かえで」の想いを受取ってそれを実現することが自分の義務だと思ってしまう花楓。
咲太と同じ高校に行きたいと言う「かえで」の夢を叶えようと精一杯努力して頑張る姿は、こんな妹がいたらもうなんだか一も -
青春です
タイトルに青春ブタ野郎と入っていますが、主人公自体はそこまでブタ野郎ではないと思います。でも、側から、読者側から見たら嫉妬しちゃうくらいのブタ野郎だと思います。思春期症候群に巻き込まれる彼を哀れむべきか、羨むべきか考えさせられます。僕は羨ましいと思います。
一回読んだだけでハマりました。内容からキャラから設定までがおもしろいです。 -
購入済み
伝説の始まり
この巻が『青春ブタ野郎シリーズ』の第1巻になります。
新しいラノベに手を出したいと思っている方は是非読んでみて下さい。
そして少しでも「いいな」と思ったら、次巻以降も読んでみて下さい。
既刊7巻全てを読み終わったとき、この作品はあなたにとって特別なものになっていると思います。
※この作品はナンバリングがありません!間違えるととんでもないネタバレをくらう可能性があるので注意して下さい!次巻は「青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない」です! -
泣きました
初めて本を読んで泣きました。
最高の最終回かと思いきやなんと続くみたいで嬉しい反面、今巻が神すぎて中途半端な話にならないか不安でもあります。
当然出たら買いますけど(笑) -
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読み終わって心の底からホッとしている。
よくぞこの結末に導いてくれたと作者に感謝したい。
ほんとうによかった。
翔子と咲太と麻衣の三者択一な苦しい苦しいお話の後編。
麻衣を失った咲太の絶望に胸が締め付けられ、麻衣を見つけた悦びに心が震えてしまった。
だから咲太が麻衣を選ぶ決断をしたこと自体は納得できる。
辛い辛い決断をそれでも咲太はちゃんとし、翔子さんにも告げた。
それはとても偉い。
けれど、そのことの代償に翔子ちゃんがいなくなることが苦しくて苦しくて。
だって翔子ちゃんはあんなにもいい子なのだ。
あんなにも頑張り屋さんなのだ。
あんなにも他人に優しい子なのだ。
その子を救えずに終わるなら -
Posted by ブクログ
心が震えている。緊張と衝撃で。
こんなに苦しい話になるなんて。
前巻での”かえで”の喪失もほんとに苦しかった。
なのに、今度は究極の二択だよ。しかもラストが……
今巻はいよいよ翔子さんが全てを語る事になるのだけど、それは翔子さんだけでなく、咲太にも深く関わってくる展開。
翔子さんが未来からきたのは予想できていた。
いや、最初は分裂の方だったのかとダマされたけど。
でも、彼女が手術を受けることができたという話を聞いても、少しも安心できなかった。
だって伏線があったから。
その提供者は誰だろうと思った。
真っ先に思ったのは麻衣。
でも違った。
そうか、そう来たか。
そこからのいわば究極の二択