西條六花のレビュー一覧
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購入済み
満足!
意識し出した時からの曲が流れるようなふたりの時間を堪能しました。
ジャスメインで少しクラッシックも出てきて、、、なんていうか、ストーリーにのせたその曲たちの存在も大きく感じます。
すぐに検索して聞いてみたり笑笑
関連する他のお話も好きだけど、今作は番外編も豊富で、その一つ一つも深くて大満足。
おすすめです。 -
購入済み
面白かった
作者さん買いな部分と、先にコミカライズを読んで先が気になったので購入しました。
良かったです。元カレの執着は怖かったですが、ヒロインが強く素敵で、ヒーローの彼の溺愛も良かったです。 -
匿名
購入済み西條先生の「ひそやかな花」「夏の終わりの夕凪に」の完全版を先に読んでいて、長編ならではの丁寧に進むストーリーと専門的な職業や暮らしの描写、登場人物それぞれの機微な気持ちの変化を慎重に大切に描かれる作風に魅了されていました。
今作は華やかな大正時代、華族のお話。イラストが無くても、美しい着物や西洋文化が入り混じった豪華な街の風景が目に浮かんできました。時代背景、季節の移ろい、美しい風物や調度品が丁寧に描かれて読み応えがあります。
互いの気持ちの変化を受け入れながら、ゆっくり、じっくりと想いを寄せ合って夫婦となっていく過程がとてもいじらしく、可愛らしく、そして奥ゆかしく素敵でした。 -
ネタバレ 購入済み
ヒロインもヒーローもとても誠実で好感が持てる。
そもそもの婚約者だった姉の死の真相や嫌がらせの犯人。ミステリータッチでただ甘いだけのストーリーじゃないところも魅力的でした。
自尊心や欲、浅はか且つ身勝手な理由で身を滅ぼした人達の反省の薄さに閉口するが、だからこそ二人の心根が美しく映える。後味も良く、幸せいっぱいの結末に大満足です。 -
購入済み
西條先生の虜になりました
西條先生のこのお話が大好きで、先生の作品を読み始めたきっかけにもなった作品です。久しぶりに読み直しても、やっぱり最高!お互いを思いやるがためのすれ違いも、完璧に見えて不器用なところが愛おしい主人公の2人も本当素敵です。こんなに時間を重ねても、気を使いあっても、思うようにいかないこともあるんだから、相手を思いやり行動をすることを忘れてはいけないなと気付かされます。もちろんTL小説の要素である各シーンも良い!!特に際立った動きがあるわけではないけれど、こんなSEXし続けたい、と思わせてくれるお話です。
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ネタバレ 購入済み
一気に読みました
お試し版で読み始めたところ、どんどん話に引き込まれ結局購入して一気に最後まで読んでしまいました。
大人しくて、なかなか自分の意見を持っていないように見えるヒロインが、実は大変に思慮深く、思いやりにあふれていて
一途に夫を慕っていて、夫である彼も妻であるヒロインを心から大切に思うようになる過程も丁寧に描かれていてよかったです。
身体を重ねるシーンは、目の前に二人の姿が浮かんできて、読んでいてドキドキしてしまいました。
主人公夫婦を困らせて、苦しめていた張本人がまさかの存在で、なるほどね!と思ったりもしました。
最後に二人には5人もの子供が授かって、幸せな生活を手に入れたところまで来ていたので、読 -
購入済み
好きな話
途中で、ひょっとしたら書道家の話とリンクしてる?って思ってたら、関連してたんですね。
もう一回読み直そうっと。
個人的には、こちらのお話がタイプです。
揺れる年頃のヒロインだけど、仕事は手を抜かないってとこも気持ちがいいし。ちょっとムキになっちゃうとこは可愛いし。
とにかく彼氏も自然と頑張ってるとこも好印象。
無理なく読めてオススメですね。 -
購入済み
たまらない王道
好きですね〜この作品。
こんな男性と私も出会いたいくらい笑笑
それぞれが仕事にプライドがあってカッコいいのもポイント高し。
ここらの変化も自然で本当にじんわりとあたたかくなれました。 -
ネタバレ 購入済み
閉鎖的ではあるが息苦しさは感じず、何処までも穏やかでしっとりとした物語でした。
大人になればなるほど凝り固まる恋心。孤独を自由と言い聞かせ、自己防衛だけが上手くなる。
ヒロインの葛藤や苦しみが痛いほど伝わってくる。同時に、ヒーローの想いも知ることができる構成で良かった。
SOSのサインをヒーローは見逃さなかった。それがすべて。
読み終わるのが勿体ない。そんな作品に出逢えたことに感謝。
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ネタバレ 購入済み
互いに惹かれていく様子がとても自然で良かった。視点が切り替わるタイミングが絶妙なんだろうな。
料理から仕事のアドバイスにシフトチェンジするその会話の流れにきゅんときたのは私だけだろうか。速攻惚れるぞこんなの。
終盤は目まぐるしい展開からの大団円で大満足です。 -
ネタバレ 購入済み
プライベートでは裏切られ、職場でも息苦しさを感じる日々。復讐を誓い、再会したヒーローに体を差し出すヒロインの覚悟に胸が苦しくなった。
甘さはなく、蹂躙されるばかりの序盤。そんな中でのヒロインのブチギレに心底惚れた。
ヤクザの世界にもリアリティがあり、だからこそヒーローの行動に不安が募る。
愛なのか、ただの執着心なのか。
是非、その目で確かめてほしい。
素晴らしい物語でした。作者様ありがとう。