【感想・ネタバレ】上海艶夜 花いばらの褥で恋は眠る 【分冊版】2話のレビュー

鹿乃子 / 西條六花

「俺は絶対にあんたを傷つけない」

張りつめた心も、守りつづけた矜持も…彼の口づけに甘く蕩かされて…

危険な男の甘い愛撫は、私のすべてを翻弄する──。
二十世紀初頭の魔都・上海。家が没落した笙鈴は妓楼・翠泉楼で身を売らず芸を売る高級娼婦となり、その美しさと教養の高さから名を馳せてゆく。時は流れ…笙鈴を身請けしたいと現れた男・秀英。幼い頃、笙鈴に救われたと言う彼は身請けだけでなく護衛を提案し…その対価として「俺のものになってくれ」と“笙鈴自身”を求めた。
彼は私を傷つけることはない。秀英に身を委ねると決めた笙鈴は──…。

[匿名 · ★★★★★]

悪いことをした人にはしっかりと罰を与えてほしい。
自由になって、再び幸せな生活を掴み取れることを祈ってます

[Hnb · ★★★★☆]

施しをした方は忘れてしまっていても、受けた方はその恩を忘れずにいるものなのかもしれないな、と思いました。
優しいヒロインがこれ以上酷い目に遭いませんように。

[HAN · ★★★☆☆]

直向きに生きる

頭のいい主人公だけど、悪意や嫉妬にまだまだ不用心だった世間知らずのお嬢様が、手酷い仕打ちを受けても腐らず前を向き続けるのはすごい。