板垣巴留のレビュー一覧
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肉食と草食
新歓公演2日目でベンガルトラのビルと本能のまま舞台上で取っ組み合いをしたレゴシは最終的にルイの助太刀によってなんとか公演を成功させることができたもののいろんな意味で学園中の話題になってしまい少し落ち着かない。
公演を成功させた演劇部は例年通りに今年も街の隕石祭の装飾を担当する依頼が来たためレゴシのいる美術チームは大忙しになる。
そんな中例のメスウサギを見かけたレゴシは声をかけようとするがどうやら彼女は他の女子生徒からいじめられているらしく後ろに立ったレゴシが結果的に彼女を助けることになった。
なんとなく避けられそうな雰囲気の彼女との接点を保ちたくて珍しく前に出た態度のレゴシだったがその後彼女と一緒にご飯を食べるものの名前も聞けず線を引かれている感じがしたが帰り際に言った言葉によって名前がハルである事を知り何とか縁を保てたのだった。
レゴシの高校生活がどんどん進んでいくが、
その裏できな臭い事が起こっていてそれが今後どう彼に絡んでくるのか続きが楽しみ。
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新歓公演
食殺事件によって亡くなったアルパカのテムに代わって代役に指名された生徒がリハーサルで無駄な時間を取られないようにするため夜の体育館に忍び込んで特訓をつけていたルイは足を負傷してしまった。
花形役者であるルイが演じる死神のアドラーを目当てに沢山の生徒が観に来る新歓公演は絶対に成功させたいのでケガを隠して公演に挑もうとしていた。
そんな彼は普段ならコントロールできるレゴシに対するコンプレックスを抑えきれず肉食獣の強さを出そうとしないレゴシに八つ当たりのような対応をしてしまう。
一方レゴシは夜の校舎で出会ったメスウサギの生徒に対して今まで味わったことのない衝動を感じたまま彼女を襲いかけた事が頭から抜け出せずにいた。
そんな中昼間の校舎で彼女と再会するがレゴシが身体目当てだと勘違いした彼女は服を脱ぎ始めるという行動に出たせいで余計にレゴシは混乱してしまう。
新歓公演1日目は成功するがルイの怪我が他の部員に知られてしまったためベンガルトラのビルがアドラーの代役をすることになり、ビルの代役をレゴシが務めることになる。
本番直前にビルから違和感を感じたレゴシは彼を問い詰めるとルイの代役というプレッシャーから逃れるために裏ルートで手に入れたウサギの血をドーピングとして使ったというのだった。
そんな彼が許せないのとウサギの血の匂いを感じた事で夜の校舎での出来事を思い出して本能が隠せないままレゴシは本番を迎えることになる。
肉食獣として生きる事をストレートに受け入れるビルと相いれないレゴシの舞台上でのやりとりが真に迫っていてよかった。
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アニメ化
物語の舞台は肉食獣と草食獣が共存する世界。
主人公のレゴシはハイイロオオカミの青年だ。
チェリートン学園という全寮制の学校で高等部2年の彼は普段からハイイロオオカミとしての強さを隠すように生活していた。
この世界では肉食は禁じられているがたまに食殺事件が起こる。
その事件が肉食獣と草食獣の共存を掲げているチェリートン学園でも起こった事でピリピリしている。
しかもその被害者がレゴシと同じ演劇部に所属していたアルパカの男子生徒のテムだったためレゴシも他の草食獣たちから疑われている。
そんな彼は同じ演劇部でスターとして脚光ォ浴びているアカシカのルイからは苛立ちの感情を持たれていた。
自分の強さを隠している事が捕食される側である草食獣の彼にしてみれば馬鹿にされているような気がするためだった。
亡くなったテムの代わりに新歓公演で代役を務めることになった生徒にレッスンをつけるため夜の体育館に忍び込むことを決断したルイはレゴシを見張りにつける。
見張りとして外にいるレゴシはある一匹のメスウサギと出会った事で今後の高校生活がガラリと変わることになる。
アニメ化もされた本作。
レゴシや他のキャラの行動や悩みがリアルで今後が楽しみ。
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裏市に訪れたレゴシたち。ハルのことを好きならレゴシには草食動物を食べて欲しくないです。
レゴシが謎のパンダに誘拐されたりとハラハラしました。、 -
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ここにきて
ちょっと面白くなってきました。
1、2巻は読んだもののあんまりハマらなかったんですが、レゴシや友人の肉食獣としての葛藤がみえてきて、裏市みたいな世界もみえてきて、ここからの展開が少し楽しみになってきました。 -
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男らしい…?
なかなか難しくなってきた。
肉食と草食、どっちがトップに立つか?
結局そんな事にこだわっているのは、弱い草食。
内容とは関係ないが、「男らしい」って言葉が度々出てきた。
「男らしい」なんて言葉、今の時代にはナンセンスだと思っていた。
今時の教育現場では絶対に使わない。
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Posted by ブクログ
ヒト科なんですけど、あのヒトを動物に例えれば、的な描写を何年も観察してやってきた人なのかも、と思った。ルネッサンス吉田さんの描く女性性とは感触が大きく違うな、と。女性なんだが、女性の幸せや性ではなく、ヒトとしての幸せは、と言う焦点を本能的に持ってるのではないか、板垣さん…
作者自身が漫画家の父を持ったことで、何かしら葛藤していたと言うよりも、親の刷り込みやもたらす環境に否応無く子供は縛られるものだが、そこからの解放を描きながら、作者自身は自分の糧に難なくしていったのかも…もがいたかもしれないけれど、それがあるから自分になった、と言う様なあっけらかんとした感じを出せるのは、作者の持ち得るものだと思った。