渋澤健のレビュー一覧
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渋沢栄一さんの玄孫さん 著者の渋澤 健さん
ページを捲るまで難しい言葉が並ぶ書だろう、というイメージでしたが、とてもわかりやすく、読み易い内容でした。
毎日、心を楽しんで生き、新しい試みに取り組み、成功させ、富を築き、永続させる
渋沢栄一さんのライフスタイル!時代を超えた成功の法則!
*47*学ぶことで、余計な心配は消えてしまう
人はよく、小さなことでなやむものです。
「神経的のくだらぬ心配は健康上大害がある。これを除くには学問を立脚地として、精神修養の功を積むほかはない。」
そんなマイナス思考から脱却する方法は、ただ一つ。もっと学び、精進して、精神力を高めることです。 -
Posted by ブクログ
個人的には、SDGsって嘘臭いし理想論過ぎる。そうはおもうけど、一世代前の『エコ』はいいと思ってる。SDGsになって何が変わったかというと、個人や地域での環境意識だけでは解決できなくなって、世界的な視野で考えなければいけないようになったことじゃないか。
環境対策と社会貢献とガバナンスのできる企業は、足腰がしっかりした良い企業だと判断されて、もちろん企業価値もだけど、企業の理念や取り組みも評価された上で、コモンズ30のファンドに組み入れられる。このファンドが高評価を得て利益を上げれば、さらにESGに取り組む会社が増えるだろう。コモンズ30はiDeCoの銘柄にもなっていることでもわかるが、今のとこ -
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(2021-08-26 1h)
こういうマンガって絵が古めだったりするイメージだったけど、本書に関しては絵がかなり綺麗で漫画として楽しんで読めます。加えて、きちんと『論語と算盤』に関して浚ってくれて、渋沢栄一自身にも触れてくれます。論語と算盤について気になってるけど原著読むまでじゃないなってかたは勿論ですが、既に読んでいるかたもおさらいにオススメできます。
第1章と第2章で分かれており、作画の担当者が違います。前者の作家さんは週刊少年マガジンとかで連載持ってそうな感じ。スタイリッシュで細い線なので、スッキリ読めます。渋沢栄一がちょっと英国紳士風。
第1章がそんな感じなので、2章で絵が変わる -
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・著者は渋沢栄一の玄孫(5代目)
・富の追求には道徳が必要。モラルなき経営は続かない
・情熱もビジネスセンスも、論語で養える。道徳抜きのビジネスは成功しないから
・士魂商才:人が世間で活躍するには、まずは武士的精神が必要であるが、それのみに偏って商才というものがなければ、経済の上から自滅する。ゆえに士魂とともにビジネスセンスがなければならぬ。
・できるかできないかよりも、やりたいことを貫く
・己の分をわきまえて決断のタイミングを図る
・精神の向上を、富の蓄積と共に進めることが必要である。
・小事を粗末にするような人物に重大事を成功させることはできない
・とにかく社会の複雑であることを前もって十 -
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草食投資隊
つみたてNISAが始まるこのタイミングでこの本と出会いました。
まあ運命なんですかねσ^_^;
とりあえずやらなくなったFXの軍資金をこっちに回すか…
色々考えてきたんですがハイリスクハイリターンはFXで懲りましたσ^_^;
次に不動産投資も考えたんですが本業に支障が出ないようにするほど器用ではないんですよね…
投信は手数料抜かれて税金で持ってかれて個人投資家は踏んだり蹴ったりやなと思ってた時につみたてNISAが登場しました。
それほどリスクが高くなくて売り時とか考えなくて良いので手間もほとんどなく複利効果が得られるとのことでした。
もう少しちゃんと検討してみようかな。 -
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ネタバレ自己啓発系とか、経営者が書いた本の中には、同意できない部分も多々ありますが、渋沢栄一の本には共感する部分しきり。渋沢栄一は明治時代に社会的起業とか、企業の社会的責任の価値について自覚していました。
<以下印象的な箇所>
〇物事を悲観的に見る人は、他人に残酷になれる人。楽観的な人は、他人の立場に立つ余裕がある。
〇真似をする時は形でなく、心を真似よう。
〇楽しいと思えれば、困難があっても喜んでその事に当たれる。
〇ある事をよいと思える心があれば、必ずその仕事をやり遂げることができる。
〇ただ悪いことをしないだけでは、世の中に対して、何もしたことにはならない。
〇どんな人間にも、道を行う力がある -
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『論語と算盤』まとめ(渋沢栄一・渋澤健監訳)
目新しい発見はないですが、どの時代も経営者は同じような思想や哲学を持っていますね。論語と算盤、大事な要素です。
■ 基本思想
「道徳(論語)」と「経済(算盤)」は両立できる。
誠実に働き、社会に貢献することでこそ、真の成功と利益が得られる。
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■ ビジネス・働く姿勢
「自ら箸を取る」
→ 人任せにせず、小さなことでも自発的に動く(例:秀吉の草履取り)。
「丸いとかえって転びやすい」
→ 波風を立てないだけの人間ではダメ。信念という“角”が必要。
「大局観が大事」
→ 全体を見渡す視点を持つことがリーダーの要。
→ 5つの鍛え -
Posted by ブクログ
大河ドラマ「渋沢栄一」が発表されたあたりで読んだ一冊。
なぜ商売と論語が関係するの?を次の一説で説明してます。
もともと「資本主義」や「実業」とは,自分が金持ちになりたいとか,利益を増やしたいという欲望をエンジンとして前に向かっていく面がある。しかし,そのエンジンはしばしば暴走し,大きな惨事を引き起こしていく。だからこそ栄一は,「実業」や「資本主義」には,暴走に歯止めをかける枠組みが必要だと考えた。「どのようにして振る舞うのが人として格好良いのか」を学ぼうとするときの教科書が「論語」であると考えた。
論語とは,孔子とその弟子たちの言行録。
ダイハツの問題や政治資金裏金問題など、
渋沢栄一が