あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
もし、渋沢栄一が令和によみがえったら…?
2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公に選ばれ、2024年から新1万円札の顔となる人物として注目を集めている渋沢栄一。
本書は『論語と算盤』のエッセンスをマンガでわかりやすく解説。若い会社員である主人公の目線を通して“渋沢栄一の教え”を物語形式で体得して行くのが特徴です。
マンガだけでなく数々の「名言」を含む解説も充実、渋沢栄一が考えたお金儲けについて楽しく、深く学べる一冊です。
■監修
渋澤 健
「日本の資本主義の父」といわれる渋沢栄一の玄孫。コモンズ投信株式会社取締役会長。
JPモルガン、ゴールドマン・サックスなど米系投資銀行でマーケット業務に携わり、1996年に米大手ヘッジファンドに入社、97年から東京駐在員事務所の代表を務める。
2001年に独立し、シブサワ・アンド・カンパニー株式会社を創業。07年にコモンズ株式会社を創業し、08年にコモンズ投信株式会社に改名、会長に就任。経済同友会幹事。
主な著書に『渋沢栄一100の訓言』、共著に『寄付をしてみよう、と思ったら読む本』(ともに日本経済新聞出版)、監修書に『あらすじ論語と算盤』(宝島社新書)などがある。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
(2021-08-26 1h)
こういうマンガって絵が古めだったりするイメージだったけど、本書に関しては絵がかなり綺麗で漫画として楽しんで読めます。加えて、きちんと『論語と算盤』に関して浚ってくれて、渋沢栄一自身にも触れてくれます。論語と算盤について気になってるけど原著読むまでじゃないなってかたは勿論ですが、既に読んでいるかたもおさらいにオススメできます。
第1章と第2章で分かれており、作画の担当者が違います。前者の作家さんは週刊少年マガジンとかで連載持ってそうな感じ。スタイリッシュで細い線なので、スッキリ読めます。渋沢栄一がちょっと英国紳士風。
第1章がそんな感じなので、2章で絵が変わると違和感あるんですが、馴染むと2章の絵も味があって良いです。2章は歴史系・偉人系の漫画にありがちな、ちょっと古めの絵柄かもしれない。
第1章で論語と算盤の話。
第2章で渋沢栄一自身の話。
構成としては、ビール会社に勤めて3年目の会社員を主人公にした漫画→漫画の粗筋とプラスαの文→漫画の内容に因んだ渋沢栄一の名言抜粋→『論語と算盤』で取り上げられた偉人コラム。後編は漫画と年表とキーワードのまとめ。
Posted by ブクログ
読みやすかった。タイトルはちょっと合ってないかなと思った。財テクなどの紹介本ではなく、道徳的な、ものの考え方の紹介本だったから。
『論語と算盤』というのは、ずばりそのままのタイトルなんだな。論語に限らず哲学がもっと世間に取沙汰されたらいいのにと改めて思った。今のこの国に足りないものよね。