渋澤健のレビュー一覧
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寄付についてぼんやりと考えていたことが、明確な言葉として表現されている部分が多々ありました。
自分にとって、寄付は、自分が応援したい人たちへの投票、であることを、改めて感じましたし、新たな寄付をするときには、その意識をしっかり持とうと思いました。
ちなみに、この本には、投資は、自分が応援したい企業や団体への投票であり、投資も寄付も、似た側面がある、とも書かれています。
実は、投資については、自分が応援したい企業や団体への投票、という言葉をどこかで目にしたことがありまして、そういう思いを持って、すでに投資には取り組んでいました。
自分が応援したい人や団体について、これを機に、もう少し -
Posted by ブクログ
渋沢栄一の玄孫にあたる方が書かれた本で、『論語と算盤』を始めとし、渋沢栄一が残した言葉を引用しつつこれからをどう生きるかを書いた本。
ミレニアル世代の奮起を中心に書かれているところが多い事から、若者〜青年層に向けたメッセージが多くなっており、特定以上の世代からは反発を買いかねない書き方ではあるかなとは思った。
とはいえ、ミレニアル世代的目線で見ると、内部で小見出し毎に自身の思いを書くスペースも用意されていることにより、渋沢栄一の考え方を知りつつ、自分自身の考えを改めて書き出すことで、自身の軸を見つめ直す機会をも得られる本になっていた。
知識のインプットに留まらない形を1冊内で完結させられ -
Posted by ブクログ
寄付について、網羅的に書いてある。
寄付という行動、統計、やり方、さまざまな社会的な活動の概要やそれに対して何ができるのか、どういう風に関わって欲しいのかが具体例とともに書いてあり、入門編としては大変充実したものとなっている。
26ページ
人間の幸福には4つの因子(慶応大、前野隆司教授)
1 やってみよう
2 ありがとう
3 なんとかなる
4 あなたらしく
寄付とつながることである。
利他行動=ありがとう因子
寄付をすることでつながる=やってみよう因子
63ページ
CSV=creating shared value
共通価値の創造
経済的価値を創造しながら、同時に社会的ニーズに対応し、社