古泉智浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレVコミで連載中の育児漫画の単行本が12月13日に発売となります。その前にも何度も読んでいるのですが見本ができたので読んでみました。すると、けっこう面白かったです。全体のバランスをあまり意識せずに毎回毎回描いていましたが、思いのほかいい感じになっていました。
特別養子縁組の手続きの様子など漫画としてドラマ性が高いわけではなく、普段それほど意識しているわけでもなく、本当は別に描きたいことではなかったのですが、決して小さい出来事ではなく今後も含めて人生に大きく関わる出来事であるためやっぱり描いておいてよかったなあと思いました。また、漫画連載分と描き下ろし2話、先輩里親のAさんとの対談、あとがき -
購入済み
強く推薦
佐藤漫画製作所が発行する電子コミック誌で、多彩な作家陣による22作品を収録したオルタナティブな一冊。
巻頭の塀内夏子「EVIL~光と影のタペストリー~」の続編「EVILⅡ~メビウスの扉~」は、緻密なサスペンス展開で読者を引き込み、80ページの大ボリュームで物語の核心に迫る。
佐藤秀峰「描クえもん」は漫画業界の裏側をユーモアと風刺で描き、業界ファンに刺さる。
吉田貴司「やれたかも委員会」は、日常の微妙な恋愛感情を独特の視点で切り取り、共感を呼ぶ。
内田春菊「LOVE FOR SALE ~俺様のお値段~」は、独特のユーモアで人間関係の複雑さを表現。
長尾謙一郎「クリームソーダシティ」は懐かしさと奇 -
Posted by ブクログ
ネタバレ漫画家の筆者、里親になるという普通ではなかなかない境遇で、赤ちゃんを授かる。一から始めた赤ちゃんとの付き合い、一つづつ家族になってゆくにつれ、愛情も深まり今では、実親からの「返して」が一番恐怖。決して売れっ子ではなく、自分で道楽してる、、と言わしめる仕事を通して、四コマ漫画もふんだんに、赤ちゃんとの日常の発見を描く。里親制度に関しても、詳しく説明。自分たちがどんな経過を辿って里親になろうと思ったのか、自己反省も含め赤裸々に告白。かっこつけていない文章に共鳴。子育てに悩む姿は実の子に対してと変わりません。
子を持ちたいと思う理由にも、とても興味深い事情がありました、「自分だけがよければいいのか?