坂田靖子のレビュー一覧
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購入済み
どうにもこうにも好きな作家さん
坂田靖子さんは本当に好きで、昔は全部追いかけていました。
数十年の時を経て改めて電子書籍で「バジル氏」を揃えて一気読みして、やはりいいと感じました。この時代のイギリスに行ってみたくなる本です。 -
時が悪かった
個人的には坂田先生の作品はショートも含めて文学の分野で賞をとらせたい程素敵な作品がいくつもある。
こちらの作品も素晴らしく好きな作品。グングンと引き込まれて、広がっていく世界に魅了され、いつも次が待ちきれない位楽しみだった。次は4巻!さあ読むぞ!と思ったら、大人の事情で、4巻で終了。
私は良い作品は単行本である程度まとめて読むタイプなので、雑誌で続きは連絡中は読まない。
雑誌その物が無くなるとどうしようも無いが、こちらの4巻は、出版元も作者も努力して何とか4巻で一応終了の形にまで整えてくれたのは評価に値する。でも作品が良すぎて、もし作者の想定した最初の展開で話を描いていたら…。残念過 -
購入済み
満足
こちらは文章でも映画でも知っていますがマンガも楽しめました。
今年この作品を見つけてから時期になったら読んでみたいと思ってたので購入してみて満足です。
試し読み部分だと文字と背景画で終わってしまうのですが後はふつうにまんがでストーリーが進みますのでご安心を。坂田さんのコミカルさで描かれますが怖いとこは怖い演出が映画を見てるよう。しっかり取り落としなく原作どおりにエピソードが語られてたように思います。基本スクルージを救おうとする方向のストーリーだし彼周辺の人達の思いもあったかい、この時期になると読みたくなるお話です。 -
Posted by ブクログ
これは本当に坂田靖子の代表作になるんではなかろうか。
どんどん面白くなってきたぞ。ツヴァスとヴァルカナルの関係の進展と、ケルウォースの存続を巡る政治的駆け引きが見事に絡み合ってわくわくぞくぞくが止まらない。
鈍感ツヴァスと魔物ヴァルカナルの距離は、お互いが全く違う価値観で生きる者であることを承知の上に少しずつ縮まってきています。
そのため会話していても即意思疎通できているという訳ではなく、端から見ていると随分ともどかしいやりとりにじりじりやきもきさせられます。
が、それさえも快感です。久々に少女漫画読みとしてのときめき回路がフル稼働中。
は、早く続きを…!