大島妙子のレビュー一覧
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さいごのおさんぽ
只今私も18歳になる愛犬マルと暮らしています。ガリガリに痩せて足もフラフラで散歩も気が向かないと行ってくれず耳もあまり聞こえません…毎日最期の時を想像してしまい悲しくなっていましたが、この本に出会って、、嗚呼…マルもこの世の命が無くなったらお母さんに逢えるんだ!そしてまた元気に走って散歩も出来るんだ!と思えるようになりました。イタズラで甘えん坊で私が怪我をしてリハビリの為の散歩にも付き合わせて私を支えてくれたマルと重なって見えました。素敵なお話をありがとうございました。
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Posted by ブクログ
見ていて思わず、往年の児童文学のそれを思い出してしまうような、本書の舞台となる山のふもとにある小学校を描いた素朴な見返しの絵から既に期待が高まる、自分で読むなら小学中学年から対象となる、富安陽子先生の創作童話です(2022年作)。
総勢10人(?)の小さな小学校だけど、新年度の初日、三年生になったばかりの「アカネちゃん」は、一番乗りで校舎に着こうとはりきって早起きをした、そんな気持ちをいっぱいに表して通学する姿を大島妙子さんの絵が見事に描いており、「オニのサラリーマン」とはまた異なる印象として、改めて大島さんの絵というのは、表紙も含めて子どもたちの感情を全力で描いていることにグッとくるも -
Posted by ブクログ
ななもりさちこさんの童話ですね。
絵は、大島妙子さん(1959年、東京生まれ)
絵本作家、童話作家、児童文学者。
きょうは、やぎやま小学校の、にゅうがくしきです。ランドセルをせおっているのは、このはる、一年生になったばかりのこやぎたちです。
「オホン!みなさん、入学おめでとうございます」
こうちょう先生が、こうていにあつまった一年生に、いいました。
一年生は、せんぶで八ぴき。
あ、わすれていました。一年生は、もうひとりいます。ほら、こうちょう先生のとなりで、白いワンピースをきて、かちんこちんの、きをつけをしています。
「しょうかいします。やぎこ先生です」
もくじ
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Posted by ブクログ
最近シリーズ化しつつある、絵本だと思ったら児童書だったシリーズ。
ある日学校に行ったら人間だったはずの子?がタヌキになってたらそりゃびっくりするよねー!笑笑
でもそれをみんな意外とすんなり受け入れて。
先生達までもが偉い!と褒めて受け入れて。
元々人間だった頃の土居くんも陽気でみんなに好かれていたんだろうね。
だから姿形が変わっても土居くんに間違いないと受け入れられたんだろうね。
先生の名前もなんだか怪しいなぁと思っていたら、ラストはやっぱり思った通り。
短いけど短い中に大事なことがギュッと詰まったような、良い本読んだなって思える本でした。