蓮見恭子のレビュー一覧

  • シマイチ古道具商―春夏冬人情ものがたり―(新潮文庫nex)

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    旦那の実家の古道具商を手伝う透子の話。

    古き良き町屋を思う話。最後に立ち退きの話があって、それなりに盛り上がった。

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    2024年07月30日
  • たこ焼きの岸本

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    大阪のお節介なおばちゃんと、それを取り巻くお節介な近所の人たちの話。
    余計なお世話は昭和の人情。
    途中から息子の話ばかりで、少し退屈してしまった。

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    2024年04月22日
  • たこ焼きの岸本

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    幼い頃すみよっさんの近くに住んでいた。庭のようにすみよっさんの境内で、かくれんぼをしていた。そんな、懐かしさもあって読み始める。2020年の大阪ほんま本大賞を受賞している。
    粉浜商店街も初辰さんも南海のちんちん電車も喜久寿のどら焼も全てが懐かしい。今すぐに訪ねたい。あー懐かしすぎて、話が入ってこない。
    下町のたこ焼き屋さんの家族の話。
    男前の一人息子が、ふらっと出ていって、10年たって子供と一緒にふらっと帰ってきて、それに町の人も巻き込まれて、他人が関わる町のごたごた。昔はあったあったと独り言をいいながら、娯楽な一冊。

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    2023年04月30日
  • MGC~マラソンサバイバル~

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    駅伝とかマラソンが好きなので読んでみた。

    こっちも走ってるかのように疲労感が・・・
    黙々と1人旅だけど、いろんな思いを抱えながら走ってるんだろうな~

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    2023年02月07日
  • メディコ・ペンナ 万年筆よろず相談

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    読み終わったら『万年筆買いに行こう!』って気持ちになる本

    万年筆オーナー達の悩みや躓きに調整士冬木が、万年筆を通して気付きを与えていく
    そして就活崖っぷちの女子大生、砂羽
    彼女が少しずつ成長していく物語

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    2022年09月22日
  • メディコ・ペンナ 万年筆よろず相談

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    共感する内容ではあったが、展開がありきたりで登場人物各々の印象が薄い。万年筆の知識は満載だったが、ストーリーとのバランスがイマイチでした。

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    2022年03月20日
  • メディコ・ペンナ 万年筆よろず相談

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    神戸にひっそりとある万年筆専門の店。そこは、白髪混じりの若い店主が一人で経営していて、販売だけでなく、補修も行われている。
    「あなたの人生が変わります 万年筆よろず相談」
    宣伝文句に惹かれて、入店した就職活動中の女性。なぜ内定をもらえないのか。文字を書く癖やその人の雰囲気や佇まいから、店主は答えを導いていく。


    題名の「メディコ・ペンナ」。イタリア語で日本語に直訳すると、「ペンのお医者さん」です。
    万年筆というと、紳士的や高級品といったイメージがあって、なかなか触れる機会がないのですが、この作品を読んでみて、ちょっとどんな万年筆なのか直に見てみたいなと思いました。

    所々、実際にある万年筆の

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    2022年01月01日
  • 大阪で生まれた女 たこ焼きの岸本(3)

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    第3弾目。

    今回は、今まで以上に頑張り屋の十喜子さんがパワフルに活躍という感じ…。

    大阪のおばちゃんやから〜というわけでもなく、十喜子さんはとても繊細で気くばりもできる人だと思う。

    大阪で生まれた女とタイトル通り、難波根性もあり…でサクッと読めた3作だった。

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    2021年12月09日
  • 涙の花嫁行列 たこ焼きの岸本(2)

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    たこ焼の岸本の第2弾。
    えっ、まさかの昭和50年代の頃。
    おばちゃんが、高校生だった頃に今は亡き旦那さんと知り合って…その頃の馴れ初めやらエピソードやら。

    なるほどこんな出会いだったんだ〜とか。
    定職就かずにふらふらしてる進さん。
    なんとなく、こういう時代だったのかも〜と思ってしまう。

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    2021年12月09日
  • たこ焼きの岸本

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    タイトルからして大阪だなぁとわかる。
    住吉大社近くで「たこ焼き屋」をひとり営むおばちゃん。
    何か本当にどこにでもありそうな店。
    そして大阪の下町感も満載。
    こういう日常感もありなんだよなぁというふうに淡々と進む。
    だが、18歳で家を出て行方わからず…だった息子が、
    1歳の子どもを連れて帰ってきた。

    テンポよく読める。

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    2021年12月09日
  • たこ焼きの岸本

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    読みやすいけど、情景描写や人物設定に分かりにくいところがあった。時間が経ったのなら文章を一行空けて時間経過を表現してほしいと思った。

    歌謡曲や演歌が似合う雰囲気の小説だったので、突然BLANKEY JET CITYが出てきたのには驚いた。浅井さんの歌声の表現は笑ってしまった。

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    2021年09月04日
  • たこ焼きの岸本

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    勝手に装丁や大阪のたこ焼き、おばちゃんというワードでもう少し、明るい感じをイメージしてました。粉もんや馬子のような…。

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    2021年06月13日
  • 涙の花嫁行列 たこ焼きの岸本(2)

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    今度はたこ焼きでなく,お好み焼き焼きそばのフクちゃんでバイトしていた十喜子の恋愛,成長のお話.顔だけがちょっといけてる口先だけの進のどこがいいのかわからないが,まあ最後はめでたしめでたしなのかな?

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    2021年01月15日
  • たこ焼きの岸本

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    義母が住吉大社近くに勤めていたことがあってその懐かしいお話を聞いてから気になって手にしました。何より祖母がたこ焼き屋さんを地元でやっていたので刺身を感じて手にしました。もし女優さんに演じてもらうならば誰がいいかしらとちょっと思いながら。こういうコテコテの部分は表現が難しいのかなあって思いました。
    私自身が下町人情についていけるのかなあってちょっと不安になります。羨ましく思う反面ちょっとしんどいかなと思う現代っ子です。続きも出ているのでまた読んでみるのも面白いかなと思います。

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    2021年01月08日
  • たこ焼きの岸本

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    Twitterでなんか上手い紹介文とおせおせ文だったので、
    ちょっと気になって読んでみた。
    初読の作家さん。で、連作短編集。
    なんか最初は、テンポが大阪のおばちゃんぽくないというか、だるいというか。
    放蕩息子が帰ってくるあたりから、話が転がるのかなーと思ったんだけど、やっぱりペースはスローで。
    オーラスにこの放蕩息子の嫁が登場して、話に華が添えられた。なかなか、いいキャラ(女子プロレスの人気ヒール)で
    実にもったいないなぁ、と思う。
    もしかして続編書くのかな? 
    たこやきのチーズのせ、はぜひ食べてみたいです!

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    2020年08月09日
  • たこ焼きの岸本

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    大阪の住吉神社の近くの商店街のたこ焼き屋,三年前に夫を亡くし,十年前に息子は家出し,一人で頑張る十喜子.商店街の人情話に放蕩息子の瘤付き帰還.それに女子プロレスも加味されてごちゃごちゃした面白さ.たこ焼き屋ができそうな新メニューもお手軽そうで奥深く美味しそうだった.

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    2020年07月26日
  • バンチョ高校クイズ研

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    高校教師、慎太郎は母校に赴任されるとともにかつて自身が所属していたクイズ研究会の再興を目指す。
    最初はクイズに興味がなかった部員達だが、慎太郎の熱意に巻き込まれるように次第に団結力が生まれていく。

    クイズのことしか考えていない慎太郎だが、それでも次第に生徒に慕われていくのは、裏表のない性格ゆえか。やや強引で空気が読めないところが最初読んでいて苦手に感じたが、あまりに飾り気がなく毒気が抜かれてしまう。
    最初から強いメンバーを揃えるのではなく、一人一人の長所を活かし、チーム戦に主眼を合わせるところが面白い。
    クイズという題材を活かした青春ストーリー。

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    2020年07月11日
  • たこ焼きの岸本

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    大阪人や大阪弁にアレルギーのある人には決してお薦めできない1冊です。大阪に愛着のあるひと限定で。

    私は生粋の大阪人ですが、淀川よりも北で生まれ育ったので、舞台となっている住吉大社の辺りにはそれほど詳しくありません。門前の商店街のことも知らないから、「たこ焼きの岸本」と聞けば、キタの人間に馴染みの深い「ねぎ焼のやまもと」を思い出してしまう。住吉さんやミナミをよく知る人ならば、「やまもとちゃう!モデルはこっちのたこ焼き屋や!」っちゅうのがあるのでしょう。失礼御免。

    お節介なぐらいがちょうどいいと信じる人たちが暮らす人情の街。謎らしきものが登場したり事件が起きたりもしますが、「なんでこんなことに

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    2020年04月22日
  • シマイチ古道具商―春夏冬人情ものがたり―(新潮文庫nex)

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    天涯孤独になり教師と結婚したのちの三十二歳子持ち主婦な主人公透子がnexらしくなく思えて新鮮。鬱に陥った夫や小学生の実子姉弟よりも同居を始めた古道具商の義父の方が主軸。思い通りに行かない子育て、息子の問題児な友人、記憶の父との和解や襖の中の古い絵等。関西弁の括りの中でも下町的血肉感のある個性が面白い。

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    2018年10月16日
  • シマイチ古道具商―春夏冬人情ものがたり―(新潮文庫nex)

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    基本的な話の筋は、悪くないと思う。
    が、どうにも登場人物が魅力に乏しくて...(^ ^;

    主人公はいつまでもうじうじしてるし...と思うと
    イキナリ大胆な行動に走ったり(^ ^;
    「影の主役」っぽい古道具店の主は
    すべてを達観しているようでありながら、
    最後の最後にコロッと決断を変えてしまって...(^ ^;

    一応は連作短編なのでしょうが、
    各章がみな「尻切れトンボ」な印象で(^ ^;
    結局あの貧乏母子はどうなったんだろうか(^ ^;

    主人公の夫も、鬱になるタイミングが分からない(^ ^;
    実際の鬱病なんてのはそんなもんかも知れませんが、
    終盤になってくると何のきっかけもなく調子よくなり

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    2017年12月13日