あらすじ
大阪の住吉大社近くで、たこ焼き屋をひとり営む岸本十喜子。永らく失踪していた息子颯が、ひょっこり戻ってきた。一歳半になる子ども嵐を連れて。嫁は、なんと女子プロレスの現役選手で、十喜子は、嵐を預かることに。孫は可愛く、多忙だけれど充実した日々を送っていたが……たこ焼きの天ぷら、紅ショウガご飯、うどんすき、すき焼きなど、大阪の庶民の味とお節介好きなご近所さんたちの人情も、たっぷり。書き下ろし長編。
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Posted by ブクログ
前作で十喜子さんの若いころを書いてくれたので、今作はまた違った角度で楽しめたわあ。
単なる(?)大阪のオバチャンと思ってた十喜子さんがあんなにも「いいお嬢さん」やったと知ってからはもう…。
何やろう今回もこのピュアさ具合…。
ステキすぎた。続編も書いてほしいな。
奈美絵さんもステキな女性やしなあ。彼女の今後もめちゃくちゃ気になる。
十喜子さんより、奈美絵さんのすかっとした生き様に憧れるなあ。
十喜子さんは想像以上に細やかで「どこにでもいる女の子」が大人になった人やったのよう…。それも、いいんやけどさ。
あと、たこ焼きのてんぷらはすごい。食べてみたい。