蓮見恭子のレビュー一覧
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面白かった!
駅伝ファンとしても、とても楽しく読んだ。
マラソンをいちから作るのは楽しそうだったけど、公務員は、大変だなあ。
ハートウォーミング系なのに、イヤなやつ→仲直りしてイイやつ、にならないパターンがあって意外。
恋愛小説はずっとラブラブでもいい(例えです、この作品のことじゃない)と思う私にとってはちょっと邪魔なキャラだったが、小説の広がりのためには必要なのか。
とはいえこのキャラに関するエピソード自体、1番のクライマックスではあるが少し余計に感じた。
こぢんまりとマラソン大会そのもののお仕事小説でも良かったと思うが、それはそもそも私が駅伝やマラソンが好きだから持つ感想かもしれない。 -
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堺の道具屋さんを舞台にした小説。話が出来すぎてるのはあるけど、泣いてしまった。
市蔵という店主の島市古道具商、息子の壮市は高校の先生で両親を亡くした教え子で主人公の透子と結婚するんだけど、メンタルを病んで島市に帰る。そこで男やもめの薮内さんと表千家の雪野先生の茶事に参加して子どもがシールを貼った香合で想いを伝えさせたり、雪野先生が整理する空き家に手伝いに行きそこで隠れキリシタンの痕跡を見つけ、父親がいない息子の友だち雄大と金継の話とか、最後は立ち退きを求められた家と縁のあった画家がそこに住んでいた証拠が子どもが破った襖の反故紙をきっかけにわかり、有形文化財として人が集まるようになりめでたしめでたしと。
一冊を通じて親子関係や夫婦関係について描かれていて、いろいろ考えさせられた。 -
Posted by ブクログ
前作で十喜子さんの若いころを書いてくれたので、今作はまた違った角度で楽しめたわあ。
単なる(?)大阪のオバチャンと思ってた十喜子さんがあんなにも「いいお嬢さん」やったと知ってからはもう…。
何やろう今回もこのピュアさ具合…。
ステキすぎた。続編も書いてほしいな。
奈美絵さんもステキな女性やしなあ。彼女の今後もめちゃくちゃ気になる。
十喜子さんより、奈美絵さんのすかっとした生き様に憧れるなあ。
十喜子さんは想像以上に細やかで「どこにでもいる女の子」が大人になった人やったのよう…。それも、いいんやけどさ。
あと、たこ焼きのてんぷらはすごい。食べてみたい。 -
Posted by ブクログ
まさかの続編がある! …と、思ったら、まさかの十喜子さんの若かりし(失礼)の頃の話って、んもう、んもう、
めちゃくちゃストライクやった…!
面白かった。若い十喜子さん、めちゃくちゃ可愛いな。
なんか、前作を読んだ限りでは十喜子さんって、ええ感じに愛嬌のある大阪のオバチャンって印象やったけど、どうも若いころは違うかってんな。
違うっていうか…、愛嬌は、とりあえずなさそう。笑
しっかりはしてはる。想像以上にご家庭が大変そうやった。
そっかー。やっぱり、若いころからちょっとオバチャンみのある落ち着いた人が、ええ感じの「大阪のオバチャン」になれるんやな…。
わたしは年齢だけは「大阪のオバチャン」やけど、中身は全然伴ってない…。いつか「大阪のオバチャン」になれると思ってたけど、若いころからこのくらい肝が据わってないと、あかんな。
(どういう反省)
先日読んだ、阪堺電車の話もそうやけど、ここにきて昭和のお話がすごいささる。面白い。
いややわあ、それこそ年取ったんやろな。笑
昭和のこの時代って、いきおいはあるけど、幸せがささやかなのがいいねん。
たこ焼きは好きやけど、こんなにカジュアルに、かつ、おいしいなって食べてるかなあ、今、ってちょっと思った。
あと、十喜子ちゃん、ええ子なんやし進さんはやめときなよ…と、やっぱり思ってしまった。笑
そしてあの息子が生まれるわけやね。
次作もあるようで、しかも次作はまた平成(?)の話に戻りそう。
楽しみ。息子がどんなけ破天荒でも、進さんに比べれば可愛いもんやなと思えそうな気がしなくもない。
えっと、息子の名前何やっけ…(笑)。 -
Posted by ブクログ
ネタバレちょこっとですが万年筆を使っているというのもあって(それこそカクノも愛用してます)、気になってはいたものの、かなり寝かせてしまってようやく読むことができました。
読みやすくて、するすると読めます。そっと背中を押してもらえる、優しくて穏やかな作品です。最後ちょっと泣きました。良かった……。
自分自身神戸に縁があるので、読んでいて神戸の町並みやお店が目に浮かぶようでした(大阪の本屋さんも……笑)
近くにいるかもしれないな〜と感じる登場人物たちも魅力的で、店長さんも好きですが、社長さんがとっても好きです!
ペンアンドメッセージさんに伺った際には、是非、コラボインクをゲットしたいと思います!