あらすじ
東京オリンピックの女子マラソン競技日本代表選考会であるMGCがスタートする。12人の選手中、優勝候補は5人。ハーフマラソンアジア記録を持つ須藤千春。初マラソン日本最高記録保持者だが、メンタルに不安のある真鍋結衣。170センチ近い長身で、暑さと坂に強い橋口樹里亜。アフリカ系の日本人選手である寺岡レオナ。夫でもあるコーチと娘に支えられて挑む花房智香。果たして栄光は誰の手に? エンタメスポーツ小説の傑作!
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Posted by ブクログ
興味ある分野なので入り込めた。しっかり調査してるしレース中の選手の心理描写も的確。実際のMGC設定を踏襲しておりリアリティもある。ノンフィクションっぽいフィクションというスポーツジャンルに新境地を開いたか。
Posted by ブクログ
面白かったです!
当たり前ですが、同じスタートラインにたってもそれぞれ違う思いや目標を抱えているんだなと思いました。
読んでいて全員に勝って欲しいと感じてしまうような小説でした☺︎
Posted by ブクログ
登場人物が多い。
中心人物がコロコロ変わるので
最初は人間関係つかんだり、
人物の背景をつなぐのに必死。
整理できてからはスムーズ。
ランナーの駆け引きは
この人数だから、面白いのかも。
Posted by ブクログ
読みだしたら面白くてがんがん走るように読んだ。個人的には橋田、須藤、花房選手を応援していた。
どんなスポーツでも同じかもしれないけれど、その本番の長い時間の攻防からマラソンはスポーツという単純な位置づけだけでなく、レースまでの訓練の成果と調整力、レース当日におけるペース配分、がまん、精神力、他のランナーとの駆け引き、自分との闘いなど多くの因子が作り出すドラマだなぁと思った。
2日間で一気に読んだ。明日からまたジョギング、いやランニングが楽しみになってきた。
んで,京田・兵頭の走らないで高いところから偉そうにしている二人はレース後にどんなコメントをしたんだ?
Posted by ブクログ
ただただ走っているだけではない。スタートする前から駆け引きがあり壮絶な戦い。楽しいだけのマラソンを走っている私は読んでるだけで苦しくなってきた。