感情タグBEST3
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万年筆を最近使っていない事に気が付きました。
リモートワークだと、全く字を書かなくても仕事が出來ちゃう。ベーバーレスでサインすら必要なくなったし。
もはや、万年筆もお守りか?
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これは良かった。とても良かった。
ネタバレしちゃいそうなので感想は控えますが、内容と文章のバランスも良い感じというか、とても自然に読み進められました。
先日仕事で2泊した三宮だし、ふじさき記念館で興味津々の万年筆だしと読んだタイミングにも恵まれたかな。
初読みの作家さんでしたが、本作の続編が出るなら絶対読むし、他作品も俄然読みたくなってます。
また三宮にも行きたいな。
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人生の岐路に関わる人達と万年筆の物語。
エピソードの宿る道具はステキだということに気付かせてもらった。
自分の持っている万年筆に足りないもの。それはエピソードだ。
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「万年筆好き」+「読書好き」=『メディコ・ペンナ』を読むべき。
こんな方程式で表されそうな作品だ。
神戸にある万年筆専門店を舞台に、そのお店と万年筆に関わり合うことで、登場人物たちの人生が好転していくというストーリー。主人公は、就職活動中の大学4年生の女子。全然内定がもらえずに、困り果てている。そんな時に偶然に見かけた万年筆専門店のキャッチコピー「万年筆には人の生き方を変える力があります。あなたの人生を変えてみませんか?」に惹かれてアルバイトをすることに・・・。
本当に、みんなが万年筆と「メディコ・ペンナ」に関わることで、少しずつ幸せになっていくことにもホッコリするが、いろんな万年筆が登場してくるので嬉しくなったり欲しくなったり。
ところで、「メディコ・ペンナ」とはイタリア語でペンのお医者さんという意味。
実際にこんなお店があれば行ってみたいと思っていたら、本当に神戸にある「Pen and Message」というお店をモデルに書かれているとか。いつかまた神戸に行く機会があったら絶対立ち寄ってみたい!
最後に、「メディコ・ペンナ」の開業に至った経緯も、取引先からちょっとだけ明かされ、秘密主義の店主の過去もわかりかけた。できるのならば、「メディコ・ペンナ2」でその当たりを書いてもらえることに期待したい。
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神戸と万年筆の雰囲気がおしゃれな小説。
万年筆という道具を介して、人生や悩みに寄り添う店主が素敵でした。
万年筆が大好きなので、作品内に出てくる様々な万年筆も気になったし、ちょこちょこ扱い方の豆知識なんかも出てきて楽しめた。
書くもの、思考を深めるものとして自分に合う万年筆に出会うのは幸せなことなんだと思う。私も選定してもらいたいな。
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就職活動中の大学生・砂羽は、ある日、偶然のぞいたペンフェアで「あなたの人生が変わります 万年筆よろず相談」と書かれた奇妙な看板を見つける。
看板の店の名は「メディコ・ペンナ」。
ぶっきらぼうな店主が営む、万年筆の補修と販売の専門店だった。
「人生が変わる」という言葉に興味を持った砂羽は、友人とともに店を訪れるが……。
就活に悩みつつ「メディコ・ペンナ」でバイトすることになった大学生と、小説家デビューのチャンスが巡ってくるもイマイチ書きあぐねている新聞記者。二人の女性の視点で、物語が展開していく。
万年筆×神戸という、わりと身近なテーマが取っつきやすく楽しめた。
「神戸インク」で有名な「N(ナガサワ)文具センター」などもチラッと登場する。
万年筆で「人生が変わる」というのは、さすがに大げさだし、作中でもそこまで劇的なことが起こるわけではない。
ただ、それなりに長く傍に置いて使う道具だけに、時に重荷になったり、時に気持ちを切り替えるスイッチになったりと、人の心を反映していくあたりが、まさに「万年」筆といったところか。
読むと新しい万年筆が買いたくなるので、沼にハマりやすい人はご注意。
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「あなたの人生が変わります 万年筆よろず相談」万年筆に詰まった(人の想い)がこころに沁みる、疲れた背中を押してくれる物語 文房具好き必読の一冊 帯に書かれた文に惹かれて手に取りました。
神戸の「メディコ ペンナ」という万年筆の専門店を舞台にいろんな人生が交錯します。万年筆について詳しく記述されていて、読んでいるだけで知ってる気になってしまう。神戸の街の描写も詳しくて、行った気になる。登場人物の人生の転機の度にちょっと元気を貰えた本でした。面白かった。
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就活に行き詰まる砂羽。
あなたの人生が変わります、と書かれた万年筆屋さんと出会うところから物語は始まる。
それぞれの章ごとに、主人公が変わり、
リレーのように人から人へ物語は紡がれていく。
少しずつ世界観がじわりと広がり、深みを増していった。
万年筆もインクも語り出せばこんなに尽きる事のない世界かと
その魅力に惹かれつつある。
白い髪の店主、冬木透馬もなかなかに癖があり、魅力的だ。
本当にこんなお店があったら良いのに。
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高級な万年筆を持つって素敵。「万年筆で人生を変える」。万年筆を愛するからこそ、そこから小説が生まれたり、素敵な接客がまた就職につながったり。つまり万年筆が人生を変えるというより好きな事に自信を持って進んでいくことが人生を変えるんじゃないかなって思う。
三宮の描写も素敵。懐かしい思い出が蘇りました。
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息子が本屋で勝手に棚から取ってきた本。偶然の出会いに期待して、何も見ずに買ってみました。結果は、成功。面白かったです。自分は無趣味で、何かをコレクションするといったことはないので、登場人物のような生き方に憧れます。
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とても読みやすくて一気に読めました!
ただ読み進めるだけでなく、登場する万年筆が存在する品物なので、名前が出てくる度にネットで検索して楽しめました。
文房具にしては高級だけど、読んでて万年筆が欲しくなるし、実際にお店に足を運びたくなります。
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万年筆には詳しくないけど楽しめた
不思議な店主が悩みを解決!というよくあるパターンではなく、店に訪れる人との出会いでゆっくりと成長していく砂羽の物語に好感が持てた。
続編あったら読みたい!
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読み終わったら『万年筆買いに行こう!』って気持ちになる本
万年筆オーナー達の悩みや躓きに調整士冬木が、万年筆を通して気付きを与えていく
そして就活崖っぷちの女子大生、砂羽
彼女が少しずつ成長していく物語
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神戸にひっそりとある万年筆専門の店。そこは、白髪混じりの若い店主が一人で経営していて、販売だけでなく、補修も行われている。
「あなたの人生が変わります 万年筆よろず相談」
宣伝文句に惹かれて、入店した就職活動中の女性。なぜ内定をもらえないのか。文字を書く癖やその人の雰囲気や佇まいから、店主は答えを導いていく。
題名の「メディコ・ペンナ」。イタリア語で日本語に直訳すると、「ペンのお医者さん」です。
万年筆というと、紳士的や高級品といったイメージがあって、なかなか触れる機会がないのですが、この作品を読んでみて、ちょっとどんな万年筆なのか直に見てみたいなと思いました。
所々、実際にある万年筆の商品を紹介しているので、ネットで検索しやすいのですが、やはり直で見てみたくなるような魅力的な描写があって、心を躍らせてくれました。
作品の舞台である神戸の三宮。お店だけでなく、三宮の描写も描かれているので、ちょっと行きたくなってしまいました。レトロな建物が、ゆっくり時間を楽しませるかのような雰囲気があって、色々楽しめました。
また、万年筆の紹介だけでなく、その奥深さや魅力も楽しめました。長く書くことで、より自分の手に馴染んでいく万年筆。自分だけのものと考えると、決して高い買い物というわけではないですが、その域に達していないなと思ってしまう自分もいます。
しかしながら、万年筆の書き心地や万年筆の魅惑など作品を読んでいると、「ちょっと見てみたくなる」「買ってみようかな」モードに発動してしまう自分もいたので、興味が湧きました。
内容ですが、全5話でそれぞれ入店してきた登場人物にスポットを当てています。それぞれの登場人物の「万年筆と人生」での各エピソードが素敵であり、カッコ良く映りました。
その人達は、特に高級な人というわけではなく、身近な人たちばかりです。
話としては独立していますが、大きな輪として繋がっています。「出会い」が紡ぐ物語にじんわりと心に沁みました。
ただ、作品の要となる店主の過去が気になりました。匂わすような表現はあるものの、はっきりと描かれているわけではないので、もしも続編があるならば、知りたいところです。
店を含めて、三宮や店主に会ってみたくなりました。そして診断も受けてみたいです。