本田哲也のレビュー一覧
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PR業界とは程遠い職種で働いている者です。多様化や情報媒体変化に伴い、顧客への働きかけが難しくなる中で、その重要性やポイントを具体例を挙げながら説明している良書だと思います。
文体も読みやすく、企業で働いている方にはオススメの1冊です。Posted by ブクログ -
認知ではなく、認識(パーセプション)に関して触れたマーケティングの本。
その商品を認知されるだけではダメで、
なぜその商品を使うべきか、使うことによる効用を正しく認識されることの重要性が書かれている。
パーセプションを確立するにはいくつかのパターンがある。
1.事象
事実や事象を見てそれがこう...続きを読むPosted by ブクログ -
商品、サービスへの顧客から認識(パーセプション)が重要だと。事例も多く収載されていて、わかりやすく解説されている。PRの観点で書かれている部分が多いが、ブランディングの観点でも同じことが言えると思った。Posted by ブクログ
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ナラティブが重要視される理由と、企業がどのように利用しているのかをわかりやすく解説。
そして、どのように利用するのかをPRの視点から概説しています。Posted by ブクログ -
最近ビジネスセクターでもよく言われるようになった「ナラティブ」のキーワードについてよく概要、事例、作成のステップをわかりやすく解説している。自社起点のストーリーではなく、ユーザーとともに「共体験」つくること、その体験は未来の体験を含むべきことなど、わかりやすかった。メディアを大きく巻き込む広報展開自...続きを読むPosted by ブクログ
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前著の『新版 戦略PR』から6年も経っているのか。著者のおかげもあり、「戦略PR」という言葉をよく聞くようになったのだと思う。6年の時間に起きている事例などを紐解きながら、変わらない戦略PRの本質、より高度になった事象を説く。まあ、前著が新書で、今回は単行本になり値段も大きく上がっているが、読む価値...続きを読むPosted by ブクログ
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これは良い本だった。心に残った内容を備忘録としてメモ。
1000万人規模からは目撃体験が現れ、シンボル性の高いアイコンが作られる。また世の中にあるものを再定義したようなものが多い。一から作るよりは。社会的承認。
1億人レベルになると都会と田舎のライフスタイルの違いなどを考えてマーケティングを構造...続きを読むPosted by ブクログ -
広告関係のお仕事をされている人、マーケティング部門の人などは読まれるべきだと思います。
⑴この本を手にとった理由
タイトルにある、広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめて、じゃあどうすればいいのか?を知りたくて手に取りました。
⑵感想
今まで読んだ本の中で一番わかりやすく、構成も非常...続きを読むPosted by ブクログ -
(これまでのように)広告やメディア(だけ)で(たくさんの)人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。
情報が爆発している時代になったのだからこそ、「受け手」が主導権を持つ時代に変わったという論理は、激しく同意できる。
1000人、1万人、10万人、100万人、1000万人、1億人、10億人を動...続きを読むPosted by ブクログ -
購入
まさにタイトルの通りだけれど、
もはや現在はテレビCMなどで多くの人の目に触れさえすれば効果があるという時代ではない、ではどうすれば人を動かすことができるのか、
ということについて書かれている本。
1000人を動かすには、1000万人を動かすには、と人数で区切って解説してあるのが新鮮で興味...続きを読むPosted by ブクログ -
プロフェッショナル・インフルエンサー⇔個人インフルエンサー⇔マスメディア☆共感・関心・参画☆SHOOTI☆TWITTER☆BlogScouter(影響力の計測)☆ママバズ☆わかりやすい購入理由を与える☆SMO(ソーシャルメディア最適化)Posted by ブクログ
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ストーリーテリングが広まって久しく、今や企業ストーリーやブランドストーリーで溢れています。一方的に語られるストーリーとは異なり、ナラティブという“共創”のアプローチが注目されています。医療や教育においては以前から用いられていた考え方です。
ナラティブとは物語的な共創構造のことであり、ストーリーとは...続きを読むPosted by ブクログ -
日本で馴染み深い企業の事例が多く触れられており、面白い内容だった。
序盤で「パーセプションはブランドの対極にある」と紹介された時はなんとなく流していたが、最後まで読んでみると、凄く腹落ちした。
ブランドはデザイナーが先頭に立ち流行を作っていく、消費者はブランドにステータスを感じて購買する。
パーセプ...続きを読むPosted by ブクログ -
・インターネットの普及により、オレがオレがという企業発信から報道情報、口コミの影響力が増した。
・PRは、パブリシティと思われがちだが、パブリックリレーションズ
・PRの目的は、ビヘイビアチェンジ
・多くの人が動くとき、何らかの関心がある。ビヘイビアチェンジを起こす関心を科学することが大事。
・とん...続きを読むPosted by ブクログ -
概念と事例が交互に展開されるので、活字慣れしていなくても頑張れば読める。
実践のステップも公開されており理屈はわかる…が、独学で試行するにはある程度の論理的思考が求められるので気軽に試せるものではない。
Posted by ブクログ -
PR、わかるようでわかってなかったみたいで、「空気」を作ること、どうやって作るか、などはとても勉強になった。
ソーシャルメディアの部分も図が理解しやすく、まさに「眼から鱗」の一冊だったと思う。Posted by ブクログ -
この本を読むと「全くその通り」と思う。
戦略的に商売を考えるのは当然だが、
「いい商品」→「どうやって販売するか?」→「どうやって宣伝するか?」
こんな時代はとっくに終わっている。
「人の行動をどうやって変えるのか?」→「買わせる理由を考える」
の重要性をこの本では説いている。
今は映画への出資、D...続きを読むPosted by ブクログ -
・1956年「もはや戦後ではない」の宣言とともに日本は高度経済成長期に突入し大量生産大量消費を背景にこぞってマーケティングを導入。そのほとんどはマス広告中心となり、この時点で日本のPRは広告を補完する「パブリシティ」に成り下がった。
・商品ではなく買う理由をつくる
→切実な理由にちかい
・属性順位転...続きを読むPosted by ブクログ