本田哲也のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
時代は 大きく変化している。
テレビや新聞が メディアとして 相対的に
地盤沈下している中で、
どのように 『人を動かすのか』というのが、
テーマである。
それを1000人から10億人を動かすと言う
人数のスケールに基づいて 考える。
そうだよね。そういう風に すると見えてくるものがある。
ストーリーも 人 地域 国 国をこえる
という中で、変わってくるものだ。
最近の日本で起こっていることについて
知らないことが多く、なるほど そんなことがあったのか
という ニュース性があった。
何よりも、緑のマーカーの使い方が うまく
読みやすくしてある 編集技術には 納得した。
本が 読みやすく -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
2008年11月、米大統領選でオバマ氏が勝利し、米国初の黒人大統領が誕生した。
これは、単に積年の人種的対立を超えただけでなく、“何か”が米国民を動かした、別の大きな革命であった。
本書は“何か”を解く鍵がオバマのコミュニケーション戦略にあると捉え、その“チカラ”を、ビジネスパーソンが使いこなせるよう、考え方を紹介する。
[ 目次 ]
第1章 オバマ現象とは何か(「歴史が動いた」その本当の姿とは;オバマの選挙は何もかもが空前絶後 ほか)
第2章 大統領選挙戦の実際(戦いの期間は約2年;建国当時から変わらない制度 ほか)
第3章 三位一体の戦略コミュニケーション(オバマの戦略コミ -
Posted by ブクログ
ネタバレ雑メモ
パーセプションは消費者の商品やブランドに対する認識のこと。
認知(ブランドの名前を知っている状態)と認識(パーセプション)は別。モノがコモディティー化した昨今、パーセプションを正しくコントロールすることで、行動変容を起こすことができる。
パーセプションの創出の足がかりは、
事象:ファクト
リテラシー:認知している人の経験や価値観
コントラスト:すでに存在しているものとの対比
の3つがある。
加えて、企業の強いビジョン、信念は必須。
パーセプションチェンジの手がかりは
ビフォーvsアフター
主観vs客観
カテゴリーvsプロダクト
完全変容vs拡張
ブランドエクイティー
の5つの手法が -
Posted by ブクログ
完全にテレビや新聞などのオールドメディア批判かと思ったらそうじゃなかった。
タイトルと内容が合致していないので、消化不良があるが、結局は広告、メディアの活用方法について書かれている。
それはオールドメディアだったり、SNSだったり、用途によって使い分けるという至極当たり前のこと。
その「用途」をリーチするユーザー数に的を絞っている点は納得。
結局我々が提供したい商品は、「100人に売りたいのか?」「10,000人に売りたいのか?」「100万人に売りたいのか?」そこを見極めろってことです。
そんな大したことを書かれていた訳ではなかったデス。
(2014/9/16) -
Posted by ブクログ
戦略PRに必要な6つの要素として、「おおやけ」「ばったり」「おすみつき」「そもそも」「しみじみ」「かけてとく」を挙げている。それぞれに海外事例が豊富なのが本書の特長。
PRを輪郭をはじめて学ぶ新入社員や、広報担当以外の職種の方にとっては、入門編としてちょうどよいのではないかと思う。私は自分の仕事を理解してもらうために両親に読んでもらいたいと感じた。
また、日頃からPRのプランニングに向き合っているPRパーソンにとっては復習の側面が強い。ただし、プランニングに不可欠なエッセンス(6つの要素)の紹介があるだけで、プランニングのハウツーには踏み込まないので、実用性は低いと思われる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「良い◯◯=✕✕」を創出(または常識を変える)ことにより、新たな「買う理由」を作ることが重要である。
(例:良い洗剤=驚きの白さ⇛良い洗剤=除菌ができる)
この買う理由に基づき、「商品便益」、「世の中の関心事」、「生活者の関心事とメリット」に基づく「関心テーマ」を世に広め増幅していくことがPRの中核的な醍醐味である。
そのためには、「おおやけ」社会性の担保、「ばったり」偶然性の演出、「おすみつき」信頼性の確保、「そもそも」普遍性の視座、「しみじみ」当事者意識の醸成、「かけてとく」機知性の発揮などのテクニックが必要となる。
PRの基礎的な部分について学ぶにふさわしい書籍。