長岡弘樹のレビュー一覧

  • 線の波紋

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    ネタバレ

    誘拐事件と刺殺事件が絡み合い真実に向かって動き出すミステリー。

    各事件とそれにまつわる人々の綿密な関係はさすが。

    なぜそんな行動をしたのか、なぜそんな顔をしたのか、全てにきちんと意味を持たせている。

    特にラストの死者の表情についてがそれを良く表現しているように思う。

    ただ、ストーリを含め全体としては、やっぱり「傍聞き」「陽だまりの偽り」に比べると1枚も2枚も落ちる。

    それだけこの2作の完成度が高過ぎると言うこと。

    でもそういう意味では、これからもこの2作を凌ぐような作品が出てくるかどうか、この作者の作品追いかけてみるか。

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    2014年09月25日
  • 傍聞き

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    どの話も読み応えがありました。2012国内ミステリー部門第1位だそうですが、どちらかというと人間ドラマとして秀逸だと思います。

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    2023年08月10日
  • 線の波紋

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    「傍聞き」に続いて2作目の長岡作品。

    登場人物のエピソードがややとっちらかったように
    感じられもしたが、「傍聞き」でも思われた、
    物語全体を貫く人間味・優しさのようなものが
    通っている印象だった。

    毒気の無いミステリー、かな。

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    2014年04月30日
  • 線の波紋

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    それぞれ異なる登場人物の視点から4つの物語が進行して、最終章で幼女誘拐事件と会社員殺人事件の真相が明らかになるという実験的ミステリー小説。
    前半の2作品が非常に面白い。その反動で後半2作品が全く現実的でない。正俊とその母和子、そして恋人の女刑事亜矢子の設定に違和感ありすぎる。何故、サイコっぽくしたのか、その必要性はあったのか。

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    2014年01月27日
  • 線の波紋

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    おもしろい!

     Why が弱い感じだが、主題はそこにはないんだろうなぁ。とにかく、それぞれの短編にはキチンとオチがあるし、それらをつないだ連作としてもピッタリおさまる精緻さがたまらない。

     特に第一話の「談合」は、伏線がピッタリ決まる爽快感が最高だなぁ。最後のエピローグで明かされる微笑みの謎も、残酷ではあるもののいいなぁ。

     偉そうにいうようで恥ずかしいが、強いて言えば人物が少しばかり薄っぺらい印象があるのが残念。短編におさめるためには仕方ないのだろうか? 今後はこの辺に厚みが出てくることを期待したい。

     今回は文庫本だが、オリジナルも読みたい。ぜひとも借りることにしようっと。

    20

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    2014年01月02日
  • 傍聞き

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    ちょっといい話な短編集
    救急隊員や消防士や女刑事と、登場人物はハードボイルドなのですけど、間違いなくほっこりする心温まるお話ばっかりだったのです

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    2024年08月11日
  • 陽だまりの偽り

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    「傍聞き」で長岡さんのファンになり、2冊目を購入。たまたまだが、前回読んだ「陽だまりの彼女」に続き、またまた「陽だまり」のつく作品を読むことになった。最初の「陽だまりの偽り」と最後の「重い扉が」はまぁまぁ良かったが、短編ゆえ仕掛けが弱く、少々物足りない印象を受けた。「写心」は設定がありえにくく△。個人的には「傍聞き」の方が良かった。

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    2013年06月05日
  • 陽だまりの偽り

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    それぞれに人の心に隠されている機微とその表出の仕方が絶妙。
    謎解きも全てそこにかかっている。
    登場人物がいかにも現実でも遭遇しそうな”厭な奴”なので
    少々辛かった。
    だが、だからこそ傑作なのかもしれない。

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    2013年05月23日
  • 線の波紋

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    物事はいろいろな角度から見てみないと、ほんとわからないもんだね。
    初めて読む作家さんでしたが、ほかにも読んでみようかな。

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    2013年01月19日
  • 陽だまりの偽り

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    ミステリに分類したが、人は死なない系なので正直ここに分類していいのか迷う。
    ただ、小さなミスリードによって、ラストに小さな驚きのようなものを毎回与えてくれる作者だという認識でいる。
    長岡弘樹の本は『傍聞き』から入ったが、こちらも同じテイストであった。
    日常の中の人々のちょっとの不思議を描いている。
    個人的には表題作である『陽だまりの偽り』の本当に温かい雰囲気が好きだった。
    大きな驚きなどは期待しない方がいいが、ちょっとした時間に開きたくなる作品だと思う。

    個人的には好きな作風のため、他にも読んでみたい。

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    2012年12月04日
  • 陽だまりの偽り

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    物忘れがひどくなった老人、中学生の息子と意思疎通が図れない母親、市役所の駐車場を管理する課長、写真館の経営が苦しくなった店主、息子が傷害事件に巻き込まれた荒物屋店主。事件に巻き込まれるのは些細なきっかけだが、その裏にあった勘違いや思い込みや・・・というのが5つの短編ミステリーに共通したストーリー。これでデビューした著者のためておいたアイディアを書き並べたのだろうが、そのひねりの部分だけを見せられた感じで、小説としての楽しみに欠けた。

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    2013年01月22日
  • 線の波紋

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    幼女誘拐事件を発端に連作短編小説の形式で物語が展開する。最後には一見関係なさそうな事件が一本の線でつながる。『傍聞き』が非常に面白く、『陽だまりの偽り』も良い出来だったので、期待して読んだのだが、技に溺れた感があるスッキリしない作品だった。

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    2012年11月07日
  • 傍聞き

    購入済み

    傍聞き

    初めて聞く言葉で勉強になりました!

    4つの話の中で傍聞きが一番良かったです!
    娘の優しさが伝わりました!

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    2017年02月22日