山脇百合子のレビュー一覧

  • 子どもへのまなざし

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    ネタバレ

    1992~94年辺りに児童精神科医によって書かれた本。過去と比べて現代(当時?)の風潮•育児環境に対して否定的なコメントが多いけれど、研究•実験データや著者の30年に亘る経験を基にされた育児のノウハウについてとても参考になった。
    Memo
    •子どもは子ども同士の関わりの中で育ち合うため、地域社会や友達とのつながりが重要
    •親の期待に応えさせる関係は、子どもの主体性や自発性を損なう
    •乳児期に欲求を受け止めてもらう経験が、人や世界への信頼と自己肯定感を育てる(このメッセージが繰り返し記載されている。いつでも要望を満たすような過保護でよいのだと)
    •欲求が満たされないと、不信感や粘り強さの欠如につ

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    2026年04月09日
  • 子どもへのまなざし

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    孤独な親、親自身の心身状態が悪いと、子供へ真摯に向き合う心の余裕もなくなり、子供にとっても不幸せな結果となる。自分自身も、日々感謝と思いやりの気持ちを忘れずに周りとの良い人間関係を作り、子供にとっての良い親でありたい。
    ありのままを受け入れること。急がず、待つこと。

    「理想というのは現実には不可能なことではありますが、理想的な育児があるとしたら、親は赤ちゃんが望んでいることを、望んでいるとおり、全部そのとおりにしてあげるということです。そのことが、子どもが人を信頼できるようになる、第一歩だと思うのです。
    赤ちゃんが望んでいることならば、なにをどれだけしてやっても、やりすぎということはありませ

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    2026年02月06日
  • 完 子どもへのまなざし

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    大学時代に学んだエリクソンの理論を思い出しながら読む部分もあったが、
    それ以上に、理論ではなく「日常のまなざし」を問い直される一冊だった。

    「子どもが望むように愛すること」と
    「親が望む子どもに育てようとすること」は、
    どちらも愛情から生まれるが、同時に緊張関係にあると感じた。
    理想と現実の間で揺れるのは当然で、
    完璧な子育てなど存在しないのだと思う。

    それでも、
    「あなたと一緒にいると楽しい」
    「あなたがしてほしいことをしてあげたい」
    という気持ちが自分の中に確かにあることに気づけたのは大きな収穫だった。

    感情的に言いすぎてしまうこと、
    相手のためと言いながら自分の気持ちを優先してしま

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    2026年01月27日
  • はじまりは愛着から 人を信じ、自分を信じる子どもに

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    佐々木先生の本には毎回心に響くフレーズがあって、それがずっと育児の指針になってると感じる。

    「こどもは甘えとわがままを繰り返しながら自立していく」
    それをどれだけ受け止めてもらえたかでこどものこれからの生きやすさが変わっていくということ。
    日々の育児でも親の度量が試されているんだなぁ。

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    2025年12月31日
  • 子どもへのまなざし

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    0歳育児中に読んだ。今の時期は、子どもの望むことに丁寧に応えてあげることで、人間への信頼感を育むことの大切さを学んだ。子どもがこちらをチラッと見てくれた時も、温かく応えてあげる時間も大切にしたい。(スマホ見てることが多いので…)
    時折、昔は良かった、もっとちゃんと子育てしてた的な論調になるのは、少し「本当かな??」と気になった。私は以前よりも、子育てに対する日本人の価値観は精錬されてきてるように感じるが…。

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    2025年12月16日
  • 子どもへのまなざし

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    ありのままの子どもを見るということがどれだけ大事なのかが分かった。過保護であることは幼少期にとっては非常に大事。だか、過干渉とは違うことは注意しないといけないと思った。過保護は良いが過干渉は良くない。
    子どもの成長は人それぞれ。期待ではなくその子のペースで成長することをサポートするのがよいんだな。
    抱っこと言われたら抱っこしてあげる。そういった希望が叶えられた経験が自立に繋がるらしいので、向き合ってあげよう。
    便利グッズがどうとか、効率化がどうとかより、ずっと大事な普遍的なことを教えてくれる本でした。

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    2025年11月15日
  • 本・子ども・絵本

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    中川李枝子さんが勤めていた保育園の子どもたち。
    積み木を独り占めする子
    みんなより上をいきたい子

    側から見たら困った子に見えるけど、子どもたちの中ではそれも遊びに変換することができる。
    子どもと子どもが繋がる瞬間は、たくさんあることがわかった。
    それならば、大人と子どもはもっと繋がれるはず。
    今はスマホやテレビで何でも調べることができるが、目の前の子どもを私たち大人が見て、得た知識から判断をしないといけない。
    自分たち大人が音楽、絵本、芸術を楽しんでいれば、子どもが触れ合う入り口にもなる。
    一概にスマホなどの発展がいけないとは言えないが、スマホと1対1の時間と、子どもと大人の1対1の時間どち

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    2025年08月21日
  • 完 子どもへのまなざし

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    自分の子育ての時は読めなかったが、むすめに子どもができて手に取った。
    なぜ手に取れなかったか。正論が厳しいと感じていました。
    今は俯瞰して見ることができるようになり、そういう見方もあるなあ、と頷いて読むことができています。
    読後から少し時間が経ってしまいすでに少し薄まってしまった感想ですが、エリクソンの発達段階や発達障害の人への接し方は噛んで含めるように要点を繰り返し話してくださり、わかりやすい。発達段階の説は、それに乗れずに育つとどうなるかという話は辛いものがあるが、ここで一つ関連して思いだすのは、「「自分らしく」生きるより、「人らしく」生きることこそが大事ではないか」という渡辺浩氏の言葉。

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    2025年08月11日
  • 子どもへのまなざし

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    古い本だけど、子どもが生まれたら絶対読むべき。
    今の時代にも、いや、今の時代だからこそ心に刺さる言葉がたくさんある。
    子どもをの自律的な成長をただ待つこと、子どもの存在をまるごと肯定することを大事にしたい。

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    2025年06月19日
  • 子どもへのまなざし

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    ネタバレ

    おっしゃることは、ごもっともなんだけど、本当に必要な人(特に、子育てにお疲れの乳幼児の親)には届きにくい構成と伝え方かなと感じました。
    特に前半は、プレッシャーを感じたり耳の痛い理想論が続くので…。余計な例え話が多くてまわりくどいのもネック。

    以下、備忘録として私なりの解釈です。
    ・子育ては、もっとシンプルでいい。
    ・子どもを信じるまなざし、あり方が大事。
    ・「ありのままのあなたを大切にしている」が伝わることが、一番大切。
    ・子どもが求めるときに、求めるだけ、愛情を返してあげること。
    ・焦らず、その子のペースを信じて待ってあげれば大丈夫。
    ・子は親を見て育つ。
    ・期待のハードルは出来るだけ低

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    2025年05月21日
  • 子どもへのまなざし

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    もっと早く、子どもが小さいときに読んでおけばよかった。小手先のテクニック的なものが書かれた「育児本」ではなく、育児の本質がわかる本。98年出版(!)でところどころ時代に合わないところはあるにせよ、全く古臭くなく、育児において大切なことは普遍なのだと思い知らされた。
    以下、メモ(主に目次より)

    ・乳幼児期の育児はやりなおしが難しい。喜びと責任をもって
    ・育児で大切なのは待つこと。ゆったりとした気持ちで
    ・ありのままの子を受け入れる。過剰期待✖️
    ・子どもが失敗した時が親の出番!
    ・乳児期に基本的信頼を。赤ちゃんが望んだことは満たしてあげる
    ・子供の行動は科学者の実験と同じ
    ・友達とあそぶことで

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    2025年04月02日
  • 続 子どもへのまなざし

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    娘3歳ADHD。今まで気になっていた娘の言動の特徴について、理論的に説明されていて、すっきり納得いった。
    とにかく穏やかに分かりやすく言い聞かせていくしかない。
    分かりづらい障害ゆえに、社会に出てからの周囲からの風当たりはやさしくはないと思うけど、そんな中でも自分自身に誇りを持って過ごせるように、今は「私たち親は、どんなあなたでも無条件に好きだよ」と伝えていくようにしたい。

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    2025年02月15日
  • 完 子どもへのまなざし

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    子供を愛すること。
    親が望む子育てをしないこと。
    過保護でよいくらい。過干渉はダメ。
    こうなって欲しいが強すぎると子どもには危険。

    読むスピードが遅くなってしまったが内容はもう一度読み直した方がいいなと思う本。

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    2024年11月11日
  • 完 子どもへのまなざし

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    3部作の最終巻。最後まで読んでよかった。

    母親的なもの、父親的なもの、の話が深い。父性が、しつけや、社会的規範を教えること、勉強しなさい等と言うことを指し、母性は、しなくてもいいんだよ、等とありのままを受け入れる愛情を指す。
    近年、おままごとで、お母さんをうまく演じる子どもが減り、家庭においてお父さんの存在感が薄くなっている傾向があるとか。そんな時に、お父さんがいない=父性が家庭から消えてしまうのかというと、そうではなく、お母さんが代わりに父性も担う必要がでてくるため、母性が先に消えてしまうのだという。

    また、メモしておきたいのは、親としての喜びについて。親の喜びは二つあり、①こどもの将来

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    2024年03月29日
  • 完 子どもへのまなざし

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    カリスマ児童精神科医による子育て本の完結編。

    昨今社会問題になっている、引きこもり、オレオレ詐欺、虐待、不登校、イジメ問題などに焦点をあてる。

    家庭外(職場、地域、親戚など)の人間関係が良好でない人ほど家庭内でも問題を抱えているケースが多いと著者は指摘する。
    家族は1番近い他人のため、家族とうまくいっていない人は、外での人間関係もうまくいかない傾向にある。

    子供は母親と話している時が最も前頭前野が活発になる。前頭前野の働きは発達に欠かせない。
    また、大人の場合でも電話で話すより対面で話す方が前頭前野が活発になることが分かっている。

    愛の始まりは家庭から。マザーテレサの言葉。

    よくぞ生

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    2023年10月26日
  • 続 子どもへのまなざし

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    第二巻は読者の質問に答える形式なので、自分の悩みについての箇所を読むのもよさそう。

    実践したいこと
    •モノではないコトの欲求に応えてあげる
    •たまに一人っ子のように、兄弟の見えないところでえこひいきする。
    •長所やいいところに注目する
    •短い時間でも、子どもの話をちゃんと聞く

    子どもを育てることを真剣に考えることは、次の世代を思いながら仕事することだと思う。

    第一巻で、まず自分が幸せであることとあったけれど、
    自分のことしか大切にしなくなった、誰かを大切にして生きなかったから、結果として自分も大切にできていないということ。

    ADHD、LDの話、悲しみから立ち直るまでの11の心理過程も勉

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    2023年02月01日
  • 続 子どもへのまなざし

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    ネタバレ

    前作と重なる内容が多かったが、新しい話でいうと、母性と父性の話は非常に納得度が高かった。夫とどう協力して良い家庭にすれば良いかの大きなヒントになった。

    また、個人的に響いた内容では、鳥飼玖美子さんの、妊娠前に仕事が制限されることを恐れていたが、生まれたらただこの子のそばにいたいと思った、という言葉。自分自身もまさにその通りの感覚だった。

    さらに、佐々木先生は、母親がおなかで40週も育てたのに、父親と同じぐらいの愛情しかもてないのは不思議ではないかと書いていて、母親としてのプライドをなくしてはいけないと書いておられる。私自身、産前は夫をたてることに何の抵抗もなかったのに、子育てだけはプライド

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    2022年07月10日
  • 本・子ども・絵本

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    本が子どもにとってどれだけ心のよりどころになるか、想像力を育てるか、遊びの工夫に力を貸してくれるかが良く分かりました。
    大人は絵を見て絵本を選んだりもするけれど、子どもにとっては絵柄ではなく、内容が大事なんだとも思いました。
    確かに昔から読み継がれている本は、大人の今になって読んでも面白いと感じるものが多いです。
    子どもの世界(社会)についても語られていて、ほのぼのとした気持ちになります。
    様々な絵本も紹介されていて、まだまだ知らない本もたくさんあり、これらを手に取る日が楽しみです。

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    2022年05月07日
  • 続 子どもへのまなざし

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    本作は、前作の『子どもへのまなざし』に関して読者から寄せられた質問や意見に対して深掘りして回答していく形式をとっております。

    著者の深い経験と知識をもとにした解説があるので、読み物として面白いです。

    最後の方のパートでは、障害がある子どもについての向き合い方が書かれており、個人的にはかなり興味深かったです。

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    2021年05月15日
  • 完 子どもへのまなざし

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    ネタバレ

    3巻目。
    自閉症など子どもの発達障害について、その研究の歴史や日本のことなど、とても勉強になった。また、著者自身の背景が最後に心に残った。
    1巻でもそうだったが、自分自身の心との向き合い方、生きにくさを感じている人や子どもへのかかわり方について、深い気づきを得られる。
    とても心がおだやかになる。折にふれてこの本にふれていきたい。

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    2020年07月30日