山脇百合子のレビュー一覧
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育児がうまくいかない。
すぐイライラして怒鳴り散らしてしまう。
怒りで身体中の血が煮え立ち、そのたぎったものをどこにぶつけたらいいかわからない。
ストレスに次ぐストレス。
半年以上トイレトレーニングをしても未だにウンチはうまくいかないし、人が嫌がることをわざとやるし、減らず口を叩くくせに気持ちをうまく言えなくて大泣きする。
こんな子、いらない。
でも......。私が悪いのかもしれない、どこかに障害があるのかもしれない。
わからないよ、助けてほしい。
そこで目に留まったのが、「第四章 障害を持つ子ども」。
もしかして、を考えて読んだ。
すると、こう言われたのだ。
「一番大切なことは、この子達 -
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まなざしシリーズ完結編。前の2冊から10年ほど隔たって、2011年1月出版。
発達障害スペクトラムのお話がかなりの部分を占めている。発達障害の方にとって「無理解で熱心な人」がいちばん困るという。彼らの得意なこと、苦手なこと、世界の捉え方の違い、私はほとんど知らなかったので勉強になった。
障害者であっても、良き理解者に恵まれて輝いている人はたくさんいる。反対に、身近な人に受け入れてもらえず、自分を大事にできず、不幸な状況に追い込まれてしまうケースも少なくない。
でもそれは障害者でなくても人間みんな同じこと。著者が繰返し説いている「どんなあなたでも愛している」という母性愛、これを受けとることなし -
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自分の使命は、尊くて、しかも困難なものであることを認識させてくれる1冊。
そして、これから、どんどん、もっと困難なものになっていくことすら予想させてくれる。
それでも、その道を志すのなら、やっぱり目をそむけてはいけないのだと思います。
そして、誇りをもって。
最近、「幸せ」についてよく考えています。
物質的な幸せと、精神的な幸せについて。
若い頃だったら、けっこう気にしてなかったというか、避けてきた考え方なのに、なんか最近は、そういう考え方に頷く自分がいます。
物質的な幸せは、精神的な幸せとつながっていないなぁ。つながっていないというよりも、反比例しているのかも。
でも、今の物質的な豊 -
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続編は、読者の質問に答える形であり、1と並行して読んでも面白い。だって、「子どもの望むとおりにできるだけしろ」と言われても、「我儘になるんじゃないか」と普通は思うよね。でも、希望を聞いてもらった子が、他の人の希望も聞けるようになる、というのはそうだな、と思う。気持ちを受け入れてもらった子が、その人のいう事なら聞こう、と思えるんだもんな。それは大人だっておんなじだよな。義父が、小学生になってもおっぱいを飲んでいたが、大人になって戦争中、戦争反対を唱え続けた人だったらしい。あの時代、自分の信念を貫き通すことなんて、なかなかできることではないが、存分に子どもの頃認めてもらったから、自分に自信をもって
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わたしのバイブルである「子どもへのまなざし」完結編です。
今回は、自閉症スペクトラムについてが中心でした。
もしかすると、私たちは、「わがまま」という言葉の意味そのものを考え直さなければならないのかもしれません。
なんか、当たり前のように言われて、常識として流布されている素人の教育が、実はわたしたちの子どもたちを生きにくくしているのかもしれない。
最近、わたしがよく思っていることは、「他人はかわらない。変えることができるのは自分だけ。」ということ。
他人を変えるのに、汲々となるのではなく、変わるべきは自分かも。
もしくは、どうしてもうまくいかないならば、その人からはなれるというのが正解の -
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『子どもへのまなざし』『続子どもへのまなざし』を読んでいなければ私はどうなっていただろうとよく思う。折にふれ、佐々木先生の教え(「どの子にも自分は特別母親にひいきされてると思わせなさい」「子どもが好きなご飯を作る、それだけでもよい」)が思い出されたものである。最終巻となる『完』は、「発達障害」を抱える子についての考察が大きな部分を占める。「自分の子は関係ない」と思う親も、広い目で見れば関係あるのだ(自分の子とその子が決してかかわらないと断言できるだろうか?)。ゆるやかな視点で生きづらさを抱える子どもたちを、みんなで見守れたら。心からそう思う。
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そして…
『子どもへのまなざし』を読み終えた方…
また初めての方でも 質問形式のわかりやすい一冊。。。
「続 子どもへのまなざし」です。
一章では…
「子どもへのまなざし」を読んだ方からの不安や疑問に
佐々木先生が丁寧に答えてくれています。
二章では…
子どもたちにとって大切な母性と父性について
三章では…
いじめ問題 不登校について
育児と社会のかかわりについて
四章では…
障害のある子どもたちについて
この子どもたちを どのように理解し
どのように育てていったらいいのか…
とても育児の参考になりますので
是非とも 読んでみてくださいね。 -
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孤独な親、親自身の心身状態が悪いと、子供へ真摯に向き合う心の余裕もなくなり、子供にとっても不幸せな結果となる。自分自身も、日々感謝と思いやりの気持ちを忘れずに周りとの良い人間関係を作り、子供にとっての良い親でありたい。
ありのままを受け入れること。急がず、待つこと。
「理想というのは現実には不可能なことではありますが、理想的な育児があるとしたら、親は赤ちゃんが望んでいることを、望んでいるとおり、全部そのとおりにしてあげるということです。そのことが、子どもが人を信頼できるようになる、第一歩だと思うのです。
赤ちゃんが望んでいることならば、なにをどれだけしてやっても、やりすぎということはありませ -
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大学時代に学んだエリクソンの理論を思い出しながら読む部分もあったが、
それ以上に、理論ではなく「日常のまなざし」を問い直される一冊だった。
「子どもが望むように愛すること」と
「親が望む子どもに育てようとすること」は、
どちらも愛情から生まれるが、同時に緊張関係にあると感じた。
理想と現実の間で揺れるのは当然で、
完璧な子育てなど存在しないのだと思う。
それでも、
「あなたと一緒にいると楽しい」
「あなたがしてほしいことをしてあげたい」
という気持ちが自分の中に確かにあることに気づけたのは大きな収穫だった。
感情的に言いすぎてしまうこと、
相手のためと言いながら自分の気持ちを優先してしま -
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中川李枝子さんが勤めていた保育園の子どもたち。
積み木を独り占めする子
みんなより上をいきたい子
側から見たら困った子に見えるけど、子どもたちの中ではそれも遊びに変換することができる。
子どもと子どもが繋がる瞬間は、たくさんあることがわかった。
それならば、大人と子どもはもっと繋がれるはず。
今はスマホやテレビで何でも調べることができるが、目の前の子どもを私たち大人が見て、得た知識から判断をしないといけない。
自分たち大人が音楽、絵本、芸術を楽しんでいれば、子どもが触れ合う入り口にもなる。
一概にスマホなどの発展がいけないとは言えないが、スマホと1対1の時間と、子どもと大人の1対1の時間どち