山脇百合子のレビュー一覧
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ネタバレ子どもへのまなざしを読み勉強になり、こちらも読んでみた。この本もノウハウではなく、子供との接し方、考え方が書かれており勉強になりました。
以下、個人的に気になった点を記載。
・けんかの中で、攻撃性や征服欲が解放されるので、兄弟げんかなどは必要だと思ってもよい。けんかの回数を気にするより、けんかの後の2人の気持ちを大切にする。雰囲気作りをする。
・親の目を気にして、家でいい子にしている子は、幼稚園や小学校で問題を起こすことが多い。家で欠点や弱点をだせる環境を作ってあげることが大事。
・しつけで大事なのは、いい面に気付かせてあげること。短所は先送りでいい。 -
Posted by ブクログ
これは読んで良かったと、思える本だった。
今教えている学校は、授業を基本的に英語で行うところなのですが、たまに日本語を使うとき、私は丁寧語を使います。
いや、基本そうでしょ、という人もおられるかと思いますが、周りの人にびっくりされたんですよね。
「子どもは別に丁寧語というわけではないのに、先生(私)は首尾一貫して丁寧語なんですね。」と。
この本も似ている。語り口が丁寧で優しくて、ずっと聞いていたくなるような、読み進めていきたくなるような。
できるだけ、耳に心地よい日本語に、触れてほしいと、思うのです。
生まれてきてくれただけで、本当に素晴らしくありがたいことなんだ。
この心持を忘れがちな今に、優しく語りかけてくれる「大人」が、まだいてくださることに、私は頭が上がりません。 -
Posted by ブクログ
育児がうまくいかない。
すぐイライラして怒鳴り散らしてしまう。
怒りで身体中の血が煮え立ち、そのたぎったものをどこにぶつけたらいいかわからない。
ストレスに次ぐストレス。
半年以上トイレトレーニングをしても未だにウンチはうまくいかないし、人が嫌がることをわざとやるし、減らず口を叩くくせに気持ちをうまく言えなくて大泣きする。
こんな子、いらない。
でも......。私が悪いのかもしれない、どこかに障害があるのかもしれない。
わからないよ、助けてほしい。
そこで目に留まったのが、「第四章 障害を持つ子ども」。
もしかして、を考えて読んだ。
すると、こう言われたのだ。
「一番大切なことは、この子達に深い理解を示してあげるということだ」(362頁)
私はちゃんとできているだろうか。
悪い親だから、この子の未来を潰してしまっているんじゃないだろうか。
「欠点や短所ばかりを注意され続けることによって、子どもは自分自身を信じられなくなってしまいます。」
「子どもというのは、私のこと、僕のことを大好きだと言ってくれる人に、どれだけめぐまれるかということが、その子がどれくらい自信と誇りを持って、生きていくことができるかを決めることになるんだと思います」(134頁)
「「あなたには、こういうすてきなところがある」と本人に伝えてあげること」
「こういうことを十分しないうちは、子供の欠点や弱点を指摘しても通じない」(182頁)
もっと甘えさせてあげよう。
もうおしまい、と勝手に切り上げないで。
すると、本当に、子供は「もうおんぶ降りる」と言ってくるではないか。
それでもやはり毎朝、毎晩、抱っこ抱っこと大騒ぎしているけれど、やってあげるとそれはそれは満足そうにしているのだ。
本書に書かれた内容に、一から十まで全てが正しいとは思えない(一箇所同意しかねる部分があった)。
でも、通して子どもへの愛と、親、とりわけ母親に対する愛情が深く感じられた。
今日よりも明日、それが希望になるし、子供は望んだことを満たしてあげればちゃんと自立できる。
この二つの言葉が本当に助けになった。
下手な育児をしているのはわかっているし、点をつけるなら35/100点くらいの母親だ。
だから子どもに話した。
ママも、〇〇ちゃんも頑張らなくちゃいけないところがいっぱいある。
でも、二人で一緒に頑張っていこう。大好きだよ。
小さな指が私の指を掴んだ。
指切りね、この約束を守っていきたい。 -
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まなざしシリーズ完結編。前の2冊から10年ほど隔たって、2011年1月出版。
発達障害スペクトラムのお話がかなりの部分を占めている。発達障害の方にとって「無理解で熱心な人」がいちばん困るという。彼らの得意なこと、苦手なこと、世界の捉え方の違い、私はほとんど知らなかったので勉強になった。
障害者であっても、良き理解者に恵まれて輝いている人はたくさんいる。反対に、身近な人に受け入れてもらえず、自分を大事にできず、不幸な状況に追い込まれてしまうケースも少なくない。
でもそれは障害者でなくても人間みんな同じこと。著者が繰返し説いている「どんなあなたでも愛している」という母性愛、これを受けとることなしに、人間は成長できない。
「親の愛だけじゃダメ」という話も興味深かった。両親は子どもの将来を思って、こうあってほしいあれができてほしいとどうしても期待してしまう。その出所は確かに愛情ではあるが、期待は「今のあなたには満足していない」というメッセージになってしまう。だから親だけでなく、おじいちゃんおばあちゃんや地域の人など、なるべくいろんな人から愛されたほうがいい、という話。
(まあこういうことは第一巻にも書いてありましたが。)
それから、エリクソンのライフサイクルモデルというのの話や、著者の生い立ちや留学時代の話など。 -
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自分の使命は、尊くて、しかも困難なものであることを認識させてくれる1冊。
そして、これから、どんどん、もっと困難なものになっていくことすら予想させてくれる。
それでも、その道を志すのなら、やっぱり目をそむけてはいけないのだと思います。
そして、誇りをもって。
最近、「幸せ」についてよく考えています。
物質的な幸せと、精神的な幸せについて。
若い頃だったら、けっこう気にしてなかったというか、避けてきた考え方なのに、なんか最近は、そういう考え方に頷く自分がいます。
物質的な幸せは、精神的な幸せとつながっていないなぁ。つながっていないというよりも、反比例しているのかも。
でも、今の物質的な豊かさを手放せるかと聞かれると、それは無理だという……。
この本は、あきらかにわたしの子どもへの接し方を変化させるだけの力をもった本でした。
それは、表面的なところでは、見えない変化なのかもしれませんが。
わたしたちの前にあるのは、希望でしょうか?絶望でしょうか?
それでも、何があっても、1歩1歩、子どもたちと歩いていかなければなりません。 -
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続編は、読者の質問に答える形であり、1と並行して読んでも面白い。だって、「子どもの望むとおりにできるだけしろ」と言われても、「我儘になるんじゃないか」と普通は思うよね。でも、希望を聞いてもらった子が、他の人の希望も聞けるようになる、というのはそうだな、と思う。気持ちを受け入れてもらった子が、その人のいう事なら聞こう、と思えるんだもんな。それは大人だっておんなじだよな。義父が、小学生になってもおっぱいを飲んでいたが、大人になって戦争中、戦争反対を唱え続けた人だったらしい。あの時代、自分の信念を貫き通すことなんて、なかなかできることではないが、存分に子どもの頃認めてもらったから、自分に自信をもって行動できるようになった良い例だと思う、と書いてあった。取りようによれば、頑固。そういう生き方をしてほしいかどうかはまた別か?それとも、そういう人が幸せか?つい、子どものころ我慢させて、大人になっても何がしたいかわからない、受け身的、そんな大人が自分を含めて多いようだが・・・。それはいい事とは思われていないが。今の日本では、「個性を大事に」「自分らしく」とかいいつつ、そんなのがんがんやったらブーブー言われると思う。だから中途半端にそういう事が求められているのが今の現状なんだとおもうけどね。
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わたしのバイブルである「子どもへのまなざし」完結編です。
今回は、自閉症スペクトラムについてが中心でした。
もしかすると、私たちは、「わがまま」という言葉の意味そのものを考え直さなければならないのかもしれません。
なんか、当たり前のように言われて、常識として流布されている素人の教育が、実はわたしたちの子どもたちを生きにくくしているのかもしれない。
最近、わたしがよく思っていることは、「他人はかわらない。変えることができるのは自分だけ。」ということ。
他人を変えるのに、汲々となるのではなく、変わるべきは自分かも。
もしくは、どうしてもうまくいかないならば、その人からはなれるというのが正解のような気がします。 -
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『子どもへのまなざし』『続子どもへのまなざし』を読んでいなければ私はどうなっていただろうとよく思う。折にふれ、佐々木先生の教え(「どの子にも自分は特別母親にひいきされてると思わせなさい」「子どもが好きなご飯を作る、それだけでもよい」)が思い出されたものである。最終巻となる『完』は、「発達障害」を抱える子についての考察が大きな部分を占める。「自分の子は関係ない」と思う親も、広い目で見れば関係あるのだ(自分の子とその子が決してかかわらないと断言できるだろうか?)。ゆるやかな視点で生きづらさを抱える子どもたちを、みんなで見守れたら。心からそう思う。
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そして…
『子どもへのまなざし』を読み終えた方…
また初めての方でも 質問形式のわかりやすい一冊。。。
「続 子どもへのまなざし」です。
一章では…
「子どもへのまなざし」を読んだ方からの不安や疑問に
佐々木先生が丁寧に答えてくれています。
二章では…
子どもたちにとって大切な母性と父性について
三章では…
いじめ問題 不登校について
育児と社会のかかわりについて
四章では…
障害のある子どもたちについて
この子どもたちを どのように理解し
どのように育てていったらいいのか…
とても育児の参考になりますので
是非とも 読んでみてくださいね。