山脇百合子のレビュー一覧

  • 完 子どもへのまなざし

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    現代において子どもがどういう状況にさらされているのか、またその窮状を少しでもよくして子供が健全に育つために必要な、各時期の発達課題について、詳しく書かれています。
    その他、発達障害についてもかなり詳しく述べられています。
    前巻の出版当時に比べて研究がすすんだ分、内容も進化していました。
    同シリーズの書籍同様、子供へ無償の愛情を注くことの重要性が繰り返し述べられています。
    すっと心にはいってくるのが不思議です。

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    2012年01月31日
  • 続 子どもへのまなざし

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    ネタバレ

    ・母子は産後直後は一緒がいい。ヤギは1時間分離すると自分では育てなくなり、他の動物も下手になる。
    ・昔は自宅で助産師と出産。1950年には8割が自宅。その後産院がメインになり、母子分離だったが、母子同室がメインになってる。
    ・未熟児で保育器に長く居た赤ちゃんは親子関係が成立しにくいので、やや意識的に接触すべし
    ・断乳しないとダメ論を否定。ダイオキシンが母乳に入る論は時代背景で戦争や災害と同じ。
    ・親が高齢時に介護が必要な時に何がなんでも助けるか?中国は66%、米国は46%がイエスだが日本は16%。親の面倒を見ると言うと親が喜ぶと思うかに関しては各国70%だが日本は30%。次の世代のことを思わない国になった。

    ◎思いやりのある子に育ってほしい
    ・親が思いやりを見せる。具体的には挨拶する。保育園の送り迎えの際に先生に「いい天気になりましたね」「暑いですね。一日働かれてお疲れでしょう」「髪をお切りになりましたね。お似合いですよ」など。
    ・過剰期待は子供にとって最悪。勉強してほしい等。夫婦に置き換えると、妻から夫へ「夫としてそんな状態では満足できない」と言い続けること。情緒障害でリスカや髪を抜く。
    ・早期教育は全体的に非推奨。一つを伸ばしてもバランスが悪くなり崩壊する確率のほうが高い。アメリカで飛び級が流行ってたが情緒面で安定せずに最近はやらなくなってる。
    ・人間は欲求不満になると暴力的になる。ただ欲求不満だから努力する。ただ幼児は「希望が叶わない時」「過剰な要求を受けた時」に欲求不満になる。親が欲求不満だと虐待する。
    ・ADHD。同時総合機能むり。縄跳びとか手と足を同時に動かすなどは難しい。親に手がかかることは伝えない方がいい。伝えるとより欲求不満を募らせる方向(ちゃんとさせる)になり、より扱いにくくなる。大抵は親が欲求不満で余裕がないので親をケアするのが良いが、保育園の仕事を超越する。
    ・育児に不安を持つのは孤独だから。
    ・良い親や良い教師は子の長所や才能を発見し、ダメな親や教師は子の短所やダメなところが目に付く。
    ・人間は豊かであれば他罰的になり、過密になり、孤独になる傾向がある。都会で豊かでも周囲の人の短所が気になり孤独化する。いい面を探すようにすると良い。

    ◎家庭について
    ・片親、古くは欠損家庭と言われてそれだけで問題だったが、太平洋戦争で母子家庭が大量発生したが、近所との交流等を行い普通に育った。片親でも大丈夫。
    ・共働きも専業主婦も、子供と一緒の時間をどう過ごすかだけが大事で、違いは無い。
    ・自分のことが好きになるような子供に育つには、まずは親が自分を好きになる必要がある。
    ・「くつろぎ」「やすらぎ」を子供に与えないと、「しつけ」「教育」は子供に伝わらない。
    ・家庭に必要な条件「ありのままの自分を安心して曝け出せる場」「どういう価値観を持って生きるのかを決める」
    ・親は意味ない子供の話も聞いてあげなきゃ行けない。聞く余裕がない親は、その親も意味ない自慢話などを他の人にしてないから。井戸端会議などで実施して余裕を得てそれを子供に還元するのだ。自分の誇りにしていること、自慢したいこと、非常に辛くて愚痴りたいこと…を安心して聞いてもらえる家族や友達や同僚が、まず必要。

    ・援交少女のカウンセリング。まずは信頼関係構築。すぐには絶対作れない。若者文化、ファッションや曲など、相手が詳しくて自分が詳しくない事について教えてもらう。教えて貰ってるとわからない箇所が出てくるから更に教えてもらう。興味を持って聞く。ひたすら聞く。これを一回40分とかやる。長いと一年ぐらいこれだけ。決して意見は言わない。するとそのうち向こうから聞いてくる。人は本気で自分のことを分かってくれる人の指示にしか従わない。

    ・ADHD児。集中して行動は無理。例えば衝動で誰かを叩いても、その場で反省して謝るなんてのは無理なので、親として正しい行動は、「あ、まって。〇〇くんを叩いたよね?そんなことしたらダメだよ。謝れる?」→「無理!遊びたいの!」→「じゃあ、パパが代わりに謝っとくね。〇〇くん、ごめんやで」(謝る姿勢を見せる)で十分。ダメという事実だけを伝える。

    ・自閉症。サリーとアンの実験。おはじきで遊ぶサリーとアンをマジックミラーで健常児やダウン症児や自閉症児が見る。サリーは用事ができて、自分のおはじきを自分の箱に入れて出て行く。残されたアンは、自分のおはじきをアンの箱に入れるが、ふと思い立ってサリーの箱からサリーのおはじきを全部アンの箱に入れて出て行く。ここで、サリーが帰ってくるとサリーは自分のおはじきを取るためにどの箱を見ますか?と聞くと、自閉症はアンの箱と答える。移動した点とサリーがどう考えるかの二つは思考できないし、想像力は苦手。

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    2026年09月21日
  • はじまりは愛着から 人を信じ、自分を信じる子どもに

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    優しく穏やかな内容。こんな風に子育てできたら幸せだろうなと思えた。
    まず1週間怒らない。簡単なようでなかなか難しい。

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    2026年09月10日
  • 子どもへのまなざし

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    ネタバレ

    人生は建物建築。乳幼児期は基礎工事、小中学校は柱や床で、高校は外装や瓦で、大学になると内装やカーペット。カーペットなんて後からいくらでも取り替えられるが、基礎工事は人の目に止まらないが、しっかりした建物は基礎工事が大事。

    乳幼児期の育児は、せんじつめれば「子どもの要求や期待に十分にこたえること」だけ。「赤ちゃんが望んだことをしてあげる」がこの本の全てと言っても過言ではない。

    1994年の乳幼児検診。育児に不安や心配がない母親は30パーセント。育児で強い苛立ちを感じた母親は75パーセント。この子は要らなかった産まない方が良かったと思った事がある母親は33パーセント。
    若い母親の方が多い傾向で、居住年数が少ない方が多い傾向で、地域人との交流が消極的で、不安時に本や雑誌を頼る人が多い傾向。また、専業主婦の方が悩みが大きい。

    98年の本なので、夫が育児を「手伝ってくれる」という表現が普通に出てくる。22年ごろには既に手伝ってくれるはおかしい!という論調があったように思える

    育児下手になったのは人間関係が下手になったから。
    育児不安は、夫が非協力的・職場から離れて孤立・子どもの発育表からの乖離。
    一人で育児してる感がダメ。夫婦だけじゃなく、家族や地域や他人もいるといい。子どもは泣くのが仕事。
    孤独やばい。児童虐待の母親は例外無く孤独。
    実家☓近所☓夫婦☓友人☓…。

    作者は戦時中に小学校に入学。母親は井戸端会議に助けられた。醤油がないから隣に借りに行くが帰ってこない。今は経済的に自立してる家庭が増えて、不要になり、孤立した。
    そうじゃなくて、今も醤油を借りた方が良いし、旅行も複数家族で行ったほうが社会性が育って、孤立を感じづらく、良いことが多い。

    親は子どもを受領すべし。総受け。子は自然と自分で良いように育つから、親の言うことを聞かせる方針はだめ。子どもの不始末時にはあまり叱らず、そういうときのために親がいると考える。

    早期教育も虐待に繋がるおそれあり。期待して、期待を返してもらおうとしたらダメ。成果を気にせずのびのびと子どものやりたいことをさせれるならオッケー。

    妊娠中はストレスなく過ごすべし。生まれた子どもの、集中力・落ち着き・感情コントロール・ストレスに弱い・アレルギーになりやすい…ことが解ってる。
    ※ 逆はないから。アレルギーだから母親が妊娠中ストレスだったってわけではない。

    出産直後は母子同室or病院で預かる。病院で預かるが90年には主流。母子同室実験すると、その方が母親が子どものために動くようになる。定期検診で「身長測るので預かりますね」と看護師に言われ、渡さずに身長計まで持っていったり、衝立の裏を覗いたり、服を脱がせたり。病院預かりは看護師にさっさと預けて客観的に見るケースが多い。

    ミルクが欲しくて泣きわめく赤ちゃん。夜中は上げないようにすると、3日もすれば大体の赤ちゃんは夜中は泣かなくなる。二週間以上も夜中泣き続けるのもいる。
    現実が解る賢い子に育つ…とおもいきや、追跡調査すると3日で諦めた子は努力せず諦めやすい子になり、二週間以上泣く子は努力し続ける子になる。
    が、この時期に大事なのは信頼関係構築なので、赤ちゃんの望みは叶えてあげたほうが良い。二歳ぐらいまでは。

    子ども、思いやりのある子に育って欲しいと思うが、そのためにしてる行動は?思いやりのある行動を見ないと、育たない。親は思いやりがある行動をしているか?子どもを叱ってばかりでは?自分の欲求を抑えられず子どもに思いやりが育ちますか?

    経済的、物質的に豊かになると外罰的になる。

    知らない人から話しかけられる、知らない人に話しかけることが急減した。昭和10年ごろに生まれた筆者はそう感じているらしい。

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    2026年09月06日
  • はじまりは愛着から 人を信じ、自分を信じる子どもに

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    いかに人と人との関わりや人間関係の良さが幸せに繋がっているのかを書いていた気がしたし、大切だと思った。
    自分も子どもも様々な人と関わり、人と人との関わりの中で喜びや悲しみを分かち合うことが幸せなんだ。


    ・母性と父性の大切さ(男女問わず)
    ・発達段階には順序があり、飛ばせない

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    2026年08月31日
  • はじまりは愛着から 人を信じ、自分を信じる子どもに

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    ネタバレ

    金言も多いが、やや抽象的な表現が多く、実際に子供を目の前にしたときにうまく実践できないことが多いかもしれない。そのあたりは具体的な「声がけ集」も参照しつつ読むのが効果的に思える。ただ、全編通じて著者の主張を何度も何度も繰り返してくれるので、頭にはインプットされると思う。
    イヤイヤ期に差し掛かる我が子の癇癪をどうしても冷静に受け止められない場面が多かったが、その癇癪も受け止めることで「自律心=自分の感情をコントロールする力」が生まれるという。親にも忍耐力と精神的余裕が必要である。

    以下、自戒を込めて備忘録
    【1週間、声を荒げて叱るのをやめよう】

    ・愛着形成が先、ルール(父性)はその後

    ・親が求める子ではなく、子が求める親になる。子ども の要求はすべて応えるくらいの対応をすることで、子ど ものなかに自信と自尊心が生まれる

    ・親と一緒に喜びを分かち合う経験のなかで情緒が育つ →確かに一人で遊んでいると退屈そうなときがある、親 が笑顔で一緒に遊ぶと喜んでいる

    ・食卓をみんなで過ごすことが大事

    ・友達と学び合う&価値観を共有し認め合うことで社会性を育む

    ・叱りすぎると嘘で繕うようになる。自分の気持ちを理解して大切に育ててくれる親の言うことなら聞こうという気持ちに持っていく。厳しく叱るより、穏やかに言い聞かせる方が効果が大きい

    ・自分の感情を律する力=自律心を育てるべき。繰り返し伝え、子供が納得して自主的に実行するのを待つ

    ・しつけが下手なのは、性急すぎる(できるようになるまで待てない)、感情的な激しさで教える(すぐイライラして威圧的になる)
    できるようになるのを楽しみながら待つべき。

    ・近隣や家庭内外に友達がいると叱らなくなる傾向あり。叱ってしまったらまずは謝る。なぜ叱ってしまったか原因を内省する

    ・親に甘えて反抗してもすべて受け止められる、というような経験が少ないと、社会に対して反抗するようになる

    ・ただ話を聞いてもらう、ただ受け止めてもらうだけで、自分から叱られることを求めるようになる

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    2026年07月12日
  • 続 子どもへのまなざし

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    『子どもへのまなざし』を読んで良かったので2冊目も購入。基本的には1冊目と同じように、子どもを受容的に大らかな心で育てましょうという話。

    印象に残ったことは、最近の子は傷つきやすいということ。一冊目から続く昔の育児は良かったという論調に「昔の方がよっぽど過酷な子ども時代だったと思うけど…」という気持ちがあったが、最近の子の方が脆い印象があることには頷ける。最近の子の方が人権意識が高まり、ちゃんと傷つき落ち込んでるという側面があるようにも思うが、癒しの場所が少ないというのは新たな視点だった。親自身が地域や人間関係から孤立することで、子どもの人間関係も狭まり、癒される場所がない。親自身が周囲から孤立せず、頼り、頼られる豊かな人間関係の中で子育てすることが、子どもの人間関係も豊かにするとのこと。

    地方出身で都会で子育てする私も漏れなく人に頼ること、頼られることが苦手。少し勇気を出して人間関係の中にとどまってみたいと思った。

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    2026年02月09日
  • 続 子どもへのまなざし

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    受け入れること。子どもが自分は愛されている、認められていると感じられるように、めいっぱい愛情注いであげたい。
    現代は人との関わりが希薄になって、孤独に陥る人が多いとあり、私自身今は全然人との交流少ないなあと思いつつ、幼少期は地域の人や近所の友達・その家族たちなど色んな人と関わって育ってきたなと思い出した。子供にも色んな人と関われるような環境づくりを親がしてあげないとな、と思う。

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    2026年02月06日
  • はじまりは愛着から 人を信じ、自分を信じる子どもに

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    子育てって、本当にかけがえのないことだな。
    子供の要求に応えつづけること、受け止めること。親に都合の良い子供を育てるのではなくて、自分が子供にとっての親になること。子供が安心できる、愛情や信頼の基盤となるような家庭づくりをしていきたいなと思った。
    お金をかけることではなくて、心を遣うこと。親本位ではない、子どもの目線に立つことを忘れないようにしなければ。

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    2026年02月06日
  • 子どもへのまなざし

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    「親は待ってあげる姿勢と、十分安心しているという信頼感と、それからもうひとつは親も最善を尽くしてやっているのだという実感を、子どもにどう伝えるかということだと思います」

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    2026年02月06日
  • 子どもへのまなざし

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    著者が戦中生まれなので、前提となる社会情勢が古く、母親・父親の役割も古典的に語られていて、昭和以前を美化する描写も多い。事例やデータも最新のものとは言えないため、読む側の情報の精査は必要。

    ただ、最近の育児書ではあまり語られない古典的かつ本質的な内容であると感じられる。育児をする上での心構えとして、軸になるような一冊。
    (その上で、現代の実態に合わせてカスタマイズすれば良い)

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    2026年02月02日
  • 完 子どもへのまなざし

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    発達障害について特徴や接し方など、具体的にわかった。その子にあったサポートがあれば、たとえ発達障害だとしても幸せに生きていけることがわかった。

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    2026年01月28日
  • 子どもへのまなざし

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    堺雅人さんが朝のテレビ出演時に紹介していて、
    辿り着いた本。
    堺さんのファンというわけではないが、子育て中の身としては気になる内容だな〜と思い、手にとりました。

    素晴らしい本だとは思うが、
    端々のジェネレーションギャップや、
    こちら側への共感一切ゼロの直球ど正論に
    個人的には苦行の時間に感じてしまった。。

    語り口調の文章もまどろっこしく感じてしまい、
    「直接講演とかで聞けたらまた印象違うかもなあ、」とフワフワ考えながら読んでいたら、
    あとがきに講演をまとめた本だと記載があり納得。

    とはいえ記載されている内容は
    皆が分かっているようで芯を食えていない、
    そして体現できていない大切な事象ばかり。

    もしあなたにスタンスに迷いがあるのであれば、
    一読の価値はあると思います。

    個人的には「いつ出来るようになるか、楽しみにしているからね」の心構えについて学べたことが良かった。

    子育ての本を読んでいると、
    どう子供と対面するかは家庭•個人に帰依しているかもしれんけど、社会構造の影響はかなり大きいよなあと、ひしひしと感じます。。。

    社会が家庭を圧迫して、心の余裕のなさが親に表れて、子どもが犠牲になるっていう、、世知辛い。

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    2025年11月28日
  • 続 子どもへのまなざし

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    1巻での読者からの質問に回答する形式。

    社会の変化にあわせて、自分を大切にする親が多くなったのではないか。という点は興味深い。

    自分主体、個性的な生き方をめざす風潮は、子どもにとっては決して最高ではないと。子どもは、自分だけをえこひいきしてくれる存在、つまり母性的なものが必要な期間がある。というのはなるほどと思った。まず、母性的なものを十分にあたえ、それから父性的なものをあげるんですよと。

    そして、誰かを大切にした生き方をしなければ、結果として自分も幸せにならない。人間関係をわずらわしいと思わず、作っていき、よい人間関係をたくさんもっているほど、よい育児ができる。
    というのも、心に残った。

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    2024年03月14日
  • 本・子ども・絵本

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    宮崎駿監督が、石井桃子さんと中川李枝子さんには叶わない、と何かで書かれてたのを見て、興味を持ちました。

    保育士をしながら絵本を書いていたという中川李枝子さん。
    保育士として働いておられた時の体験談が豊富に語られていて、その中で子供たちにとても人気があった本が、エピソードと一緒にいくつも紹介されています。

    自分の子供が気にいるかはわかりませんが、読んであげたい絵本がたくさんありました。

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    2024年02月23日
  • 本・子ども・絵本

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    『ぐりとぐら』の作者、中川李枝子さんのエッセイ。
    子どもと本を読む時のこと、選書に関して、作家であり保育士でもある中川さんの意見は、参考になった。
    読んでいると「そういえば、自分も子どもの頃に……」と思い当たることが多く、この方は本当に子どもが好きで、真剣に向き合ってよく見ていたのだろうなあ、と感じた。

    絵本やお話がいくつも紹介されていたので、読んでみよう。

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    2024年02月11日
  • 完 子どもへのまなざし

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    2017年に亡くなられた著者の書いた本なので少し解釈や背景は古めだが、総じて温かい目線で子育てについて書かれている。
    後半以降は発達障害の記述が多い。1歳半検診時に子どもの発達障害を認めたくない親が普通の子どもとして育ててしまう事例は印象に残った。これまで根拠も無いのに言葉が遅い子の親に「大丈夫、大丈夫」なんて何度も言ってしまってた。反省。

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    2023年12月24日
  • 続 子どもへのまなざし

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    基本的に前著と一緒で、とにかく親は子供の要求に全て答えることで愛情を注ぐべしと述べている。子供の要求はなるべく体験(抱っこおんぶ遊ぶ)で満たしてあげてモノで満たそうとはしないこと。

    一人っ子家庭よりも、他の家族と育て合わない家庭の方が心配と著者は指摘する。地域の子育てサロンなども活用して積極的に他の家庭と交流する機会をもつこと。

    子供に限らず大人でも、自分の話をゆっくり聞いてくれる人がいないと心にゆとりがなくなり、欲求不満になる。

    子供にしつけ(父性的なもの)を教えようと思ったら、まずは愛情(母性的なもの)で満たしてあげること。愛情不足な子に、いくらしつけをしても意味はない。

    家族の力関係がはっきりしている方が家庭が安定する。父がリーダーシップを発揮する方がなお良いらしい。そして、家族の役割(父は働きリーダーシップを発揮する、母は家事をやり父のサポートをするなど)がはっきりしている方が子供が健全に育つとのこと。
    この辺は近年の新しい家族のかたち思想とは異なるが、個人的には一理あると思う。

    後半は子供の発達障害について述べられていた。一般的に子供の発達障害が表面化してくるのは1歳半頃から。中でも自閉症の子は明らかに他の子と様子が違うから分かりやすい。ダウン症の子供は人懐っこくて、大人の言うこともよく聞くから非常に育てやすい。
    自閉症、ADHD、学習障害の子供は、症状がとてもよく似ていて、線引きが難しい。
    親だけで抱え込もうとすると、潰れてしまうから周囲のサポートを積極的に受けること。

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    2023年10月23日