小野はるかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今までの話が全て繋がってひとつの物語になっていく凄さと桃花の本気。
あの犯人、桃花を敵に回した時点で敗北は決まっていたよね、買収する相手はちゃんと見極めないとダメだ。
まぁ桃花を買収するのは多分不可能だからどっちにしても詰みだったんだろうけど。
検屍女官4巻目、ここまで張り巡らされてきた伏線が次から次に繋がって解決していくこの感じ、爽快すぎた。
いやー正直全部見切れてなかった、そこも!?そんな所まで!?と思ってしまうほど細かい伏線もあったのね……改めてストーリー展開に驚かされる、設定がとても緻密。
正直1巻目読んでた時には「ラノベかと思って読んでみたけど意外としっかりしたミステリーなんだな -
Posted by ブクログ
ネタバレ最近は息の詰まる長編だったので、各話(多少伏線は持ち越すとしても)一応決着がつくスタイルが懐かしくも嬉しかった。
ただ以前とは人物の関係性が変わっているため、初期のスタイルに戻ったことで、その変化がより際立った気がする。
例えば、桃花と延明の関係性とか。
例えば、桃花と才里の関係性など。
ちょっとしたことや会話から進展性が見えて、そこもまた嬉しかったところ。
嬉しかっただけに、最後の展開には冷や汗が。
今回も最後に爆弾が……!
まさか桃花の祖父が地雷になろうとは。
「対食」について語れるくらいになった桃花と延明の仲が拗れるきっかけになりそうで今から不安で仕方がない。
ただでさえ、桃花の配置換 -
購入済み
続きが気になりすぎる
桃花の鮮やかな検屍術が冴え渡ってます。
延明の恩人の冤罪もはらせて良かったと思いきや、解決かと思われた死王の事件がまだ続いてた。
延明の過去やその遺恨、そして苦悩もかいまみえた中、桃花との仲に少し進展の見える巻でした。
自身の信念のみで動かされていた桃花の心に、自分に向き合ってくれる才里の存在が「友」として変化したり、延明の人間らしさに気づかされたり…と
続きが気になります。
次巻が解決編かな?