【感想・ネタバレ】後宮の検屍女官4のレビュー

あらすじ

皇帝の寵妃殺害の罪で、延明が投獄された! 後宮中に衝撃が走る中、後宮の検屍女官・桃花は彼の冤罪を晴らすため立ち上がる。呪殺されたとされる寵妃の死の真相を検屍によって解き明かそうとするが……?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ものすごいところで終わった3巻から、どうなることかと思ったが、きっちり丸く収まって一安心。
絶対大丈夫だと思いながらもだいぶハラハラした。こんな高揚感は久しぶりだったかも。
真ん中の二人もそうだが、脇のキャラクターも魅力的。
いちおう一段落といった感じだが、まだ続くと思っていいのだろうか…?
もう少し、この先も読ませて欲しいものだ。
【追記】
全て解決したあと、「女は怖い」を連呼していたけれども、"女を怖く"しているのは、「後宮」という男が作ったシステムなんだよコノヤロー、と明記しておきたい。

2
2022年12月03日

Posted by ブクログ

シリーズ第4弾。全てが明かされる、驚愕の第4巻!
前作の最後に、いきなり物騒な予告をぶち込んで頂きました。
待つのが苦手な方は、読みやすいシリーズなので
4巻まとめての購入しておきましょう(4巻で1章完結です)

予告の通り、冒頭から延明は2度目の冤罪で投獄です。
何でこんなことになったぁ~??って感じで始まる今作。

誰が黒幕なのかわからない状態なのに
状況は二転三転と転がって、こっちが七転八倒状態。
罠の張り巡らせ方が巧妙で、組み立て方もうまくて
多くの宦官や太医、間諜が動いて、解放される情報と
伏線を見極めながら、ミスリードにはまる_| ̄|○

全てがわかった時は、驚愕して、絶句しました。
それでも、久しぶりに夢中になりました。

1
2023年04月16日

Posted by ブクログ

中華風後宮ミステリー
1巻からの事件が全て、個々で解決しながら4巻で終結
こういうのが読みたかったんだよ〜!
罠の張り巡らされ方が巧妙で、現代日本人には理解できない理屈で動いている推理のしにくさも楽しかったです

多くの宦官や太医、間諜が動いて情報と伏線とミスリードを置いていくのも楽しかったし、主人公二人の距離が、1ミリも『恋愛的な意味』で近付かないのも、とっても私好みでした

キリよく終わったので、これで終わりでも綺麗
続くなら勿論、楽しみに待ちたいと思います

1
2022年12月25日

Posted by ブクログ

相変わらず 単純な事件ではありません。
皇帝の寵妃 梅しょうよ が死亡した。
それも延明の目の前で
いきなり 呪いで殺されたと 皇后 延明 点青が捕まってしまう。
皇后は 押し込められるだけだが
延明と点青は牢に入れられた 拷問される。桃花は
いろんなツテをたどり 梅しょうよの検死にこぎつける。
も飲まされていたが 死因は口と鼻を塞がれての殺人
さあ 誰がやったのか?
理由は何?
梅氏の勢力争いがからんでくる。
延明のもとにいた華允は スパイではないか
と疑いをかけられるけど 桃花と延明は信じる。
しかし たぶんこんな刑罰が中国には あったんでしょうが
生きたまま 胴を切断する
なんて怖すぎる!
いい人だと思われてた人がねえ!
とか 単純にはいかない話しです。

0
2024年11月20日

Posted by ブクログ

今までの話が全て繋がってひとつの物語になっていく凄さと桃花の本気。
あの犯人、桃花を敵に回した時点で敗北は決まっていたよね、買収する相手はちゃんと見極めないとダメだ。
まぁ桃花を買収するのは多分不可能だからどっちにしても詰みだったんだろうけど。


検屍女官4巻目、ここまで張り巡らされてきた伏線が次から次に繋がって解決していくこの感じ、爽快すぎた。
いやー正直全部見切れてなかった、そこも!?そんな所まで!?と思ってしまうほど細かい伏線もあったのね……改めてストーリー展開に驚かされる、設定がとても緻密。
正直1巻目読んでた時には「ラノベかと思って読んでみたけど意外としっかりしたミステリーなんだな」程度にしか思っていなかったんですけど、もうこれは本当にしっかりした法医学ミステリーです。
法医学ミステリーは結構プロの人達が仕事をするお仕事物語としての側面があるので専門用語が多かったり医学の知識が若干必要だったりする場面があったりするのもあるんですけど、この話は凄腕の検屍官について補佐をしている延明が検屍の知識がほぼない所からスタートしているのもあって説明がとても分かりやすい。
今とはやり方が違ったり、逆に今ならそんな事しなくても分かるよ!ってものもあったりするんでしょうけどひとつひとつ丁寧な説明があるので納得して先に進むことが出来るので読みやすいと思うんですよね。
あと後宮はめちゃくちゃ怖いところだなというのが切実に伝わってくる。
日本の平安時代も怖いけどやってる事もっと過激すぎる。いや私が知らないだけで日本にも過激な人はいるのかもしれないけど。


今回の話までで最初から続いていた一連の事件は解決し、延明と桃花の関係性も少しだけ変わってきたのかな?と思うのですがどうなのでしょうか。
大好きな話は少しずつ読み進めるのが好きなのですが、このまま一気に読みたい気持ちもあってどうするか迷い中。

0
2024年09月09日

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ネタバレ

怒涛の展開だった4巻。
1巻から続いていた大きな謎がすべて解けてすっきり!だけど、まだ自分としては100パーセント内容を理解できていない気がしますw

結論がわかったところでもう一度読み直すと、ああ、あれってそういうことだったのね!みたいなことがよくありますよね。

1巻からまた読み返したいぐらい面白い作品です。
今回一区切りついたところで、5巻からどのように展開していくか、非常に楽しみであります。

0
2024年06月10日

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シリーズ4作目。
なんと、あの寵妃が!!そして延明が冤罪で捕まり…

桃花と延明の絆が深くなってきました。延明の方が恋心を抱いていますが。
どちらにも必要な存在で、よきよき。

0
2024年05月04日

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冤罪で延明が投獄され、桃花や周囲の人間が懸命に無罪の証明をする姿が美しいです。後宮では命が軽い事も痛感させられます。延明の気持ちが恋愛に疎い桃花さんに伝わらないのが微笑ましいです。

0
2024年02月07日

Posted by ブクログ

2巻から一気に読んでしまった
下手に恋愛じゃ無いのが好き
現代が舞台ではミステリが書きにくいって聞くし、時代や世界が現実だと色々考証が大変なんだろうな
それでも、何となく知ってる世界観が透けて見えるので読みやすかった
ただなぁ
名前の読み方が覚えられなくなってきた
歳とるってツライ(涙)

0
2023年09月18日

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ネタバレ

後宮の勢力バランスが一気に崩れてしまった今回。次回以降どう展開していくのか、各キャラクターがどう桃花にかかわってくるのか、本当に楽しみになるような巻だった。
延明が投獄されてしまった結果、いつも眠たげでぼんやりしている桃花が積極的に動こうとしているところにぐっときた。延明と桃花の気持ちに温度は大分違うようだけれど、今後二人の距離がどう縮まっていくのかも同時に楽しみにしてる。
異様に幽鬼などを恐れる梅婕妤の伏線が回収されたのは気持ちよかったけれど、後宮で皇后を脅かすほどの権勢を誇っていた寵姫の最期は、なんだかかわいそう。

0
2023年07月06日

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前巻でとても気になる文で終わっていたので、解決してよかったーという気持ちです。
桃花も積極的な気持ちで、解決のために尽力していて、気持ちのかわりようがよかったです。
延明が意識してるのに、完全に肩透かしの反応しかしない桃花のやりとりに、いつも笑ってしまいます。
今後も気になります。

0
2023年04月11日

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ネタバレ

面白すぎて一気に読んでしまったわ…。
今まで以上に桃花が活躍してた気がする!
梅婕妤が亡くなった理由に驚愕・・・
実の親子?でも娘殺したりするんだ…とちょっと驚いた。
でもヒロインの桃花も父親に売られたりしてるしな。
この小説の世界って、めっちゃ親子の縁が薄い恐ろしい世界やん…。

あと、ちょっと不思議に思ったんだけど、尺の長さって今の日本と違うんだろうか…。
たまに注釈とか入っていたりするけどあれ?ってなった。
いい感じで終わってるけど、これで終わりじゃないよね?

0
2023年01月29日

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シリーズの謎が一通り回収される巻.よくある仮想中華の推理ものであるが,ホームズ役が検屍官という立場が独自である.ワトソン役は,類似シリーズ以上に存在感があるように読めた.この巻が最終なのか,新企画で続くのか,気になるところである.

0
2022年12月30日

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ネタバレ

3巻での終わりから気になりすぎて全巻買ってしまいました。
今までの伏線や前巻でのあの不穏な終わりの解決編でした。

上手く言えないですが、自分のやりたいことを信念を持ってやっている方はかっこいいなと素直に思えました。
人は亡くなっても人。ただ呼吸や心臓が止まっているだけ。それだけで忌み嫌われるのは昔から変わらないのだろうなと。

今まで解決してきたり、助けてきた方々の力で桃花が延明の所にたどり着く展開はうるうると来てしまいました。

最後の終わり方的にこれで終わりな気もしますし、まだまだ続きそうな気もして…個人的には大好きなシリーズなので続いて欲しいです。

2
2023年02月27日

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4作目にして一連の事件が一区切りしました。

冤罪が蔓延る後宮ですが、本当に予想外の連続でした。

延明は囚われ桃花はほぼ眠くならず、今までとは違った話の展開です。いつも延明の根回しで検屍官桃李として活躍していましたが、今回は他の協力者とともにかなり前面に出てきていました。

中華後宮のことをよく知らなかったのですが少しずつわかってきて、面白いと同時に怖い思いでいっぱいです。

まだ続くといいですね。

1
2023年01月21日

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ずっと少しずつ解き明かされない謎を残して展開してきた物語の風呂敷を、ここにきて一気にたたむ、たたむ!
ヒーローが捕らわれて終わった前作の最後、からの今作で、受動的だったヒロインがようやく能動的に動く。
1巻からずいぶん変わったなぁ桃花。
1巻の頃の距離感も良かったが、今作の最後の二人の距離感もすごくいい。
物語は一段落したけれど、桃花側のバックボーンなんかも解き明かしていくのかしら?いや、でも後宮にいてて出来るか?
続いてほしいなぁ。

1
2022年12月09日

ネタバレ 購入済み

第一部終結

始まりの話から紆余曲折の流れで、一段落ついたように感じられました。孫氏の心が、その境地に達したかとニマニマしてしまいました。

#笑える #ドキドキハラハラ #深い

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2025年10月24日

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久しぶりに続きを読んだけど、面白かった。
読めない漢字を記録するためにこのアプリを始めたけど、特に読めなかった漢字はなかった。、

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2024年04月07日

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4巻にわたって続いた幽鬼事件がとうとう終結。読み応えありました!スマホいじる暇あったら本持ってた日々でした。5巻も読みます

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2024年03月05日

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二人のキャラ設定があまり好きじゃないなぁーと思いつつ読み始めた1巻。
しかも短編と思い込んでいたが、徐々にそれが伏線となり4巻で見事完結。
想像以上に練り込まれた内容がとても面白くて良かった。
検視官なんで、死体の描写が少し突っ込んで書かれてるが、これ以上かかれたら無理という手前で抑えてるので、その点も良いかな。
二人のキャラも4巻になると良い感じ。

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2023年10月20日

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ネタバレ

点青と延明が共に投獄されてどうなるかと思ったけど桃李が宦官姿で検死官をはたし、見事梅の死因も判明
延明自体危ない事にはさらされたが無事回復してきて良かった
しかもこれからも延明の想いとは違うけど一緒に検死官女官として居ることを選んでくれてほんとに良かった

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2023年03月19日

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ネタバレ

延明が投獄された結果、いつもよりも活動的でやる気に満ち溢れた桃花を見ることができた。
延明の思いはどうもまだ一方通行のように見えるが、桃花と延明が2人揃って褒美に月見を願ったというところにちょつとニヤニヤしてしまった。桃花が延明の思いに気づく日は来るのだろうか。

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2023年01月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

もう「終」を読むまで気が気でなかった!
そりゃ桃花も寝ている余裕はない。
次から次への検死(屍)次から次への推理。
延明様も獄中にいながら、推理を展開。
彼視点の話が多かったのに、終盤に延明様に降りかかったのがあの展開だったから、本気で息が止まりかけた。
え、嘘だろと。

梅妃嬪が亡くなったのも意外だったし、夏陀様の扱いにも驚かされた。
他にも、ええ、まさかあなたが!と思うことも多々。
広げていた風呂敷を一気にここで畳む、畳み続ける展開。
今まで一番夢中で読んだ巻だった。
前述通り、全てが終わるまで気が気でなかったけれども!

本当に驚きっぱなしだった中、一番驚いたのは、最後の最後に桃花が今後の身の振り方について語ったこと。
当初から随分変わったなあと。
桃花からあの内容を言わせただけ、お相手はお手柄だったと思う。
それだけ桃花から寄り添ってくれているのだから。
本当に変わったなあ、桃花。
その変化に驚いて、その変化が嬉しかった。

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2022年11月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 今回のこの展開は面白かった。
 でもまぁ、これでも中華風の世界観ですから、親が子供を殺すなんてありだろうし。(自分の子どもを自分で殺して、ライバルのせいにするなんてざらのお国柄)

 今回はたくさんの助けがあればこそ解決できた事件でしたね(*^^*)

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2022年11月26日

Posted by ブクログ

相変わらずたくさん人が死ぬけど、
桃花が検死に真摯に立ち向かう姿はとてもかっこいい
誇れる仕事があるって羨ましい
2人の今後もいつか交わるといいなぁ

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2023年05月24日

Posted by ブクログ

4巻で一連の事件の決着がつきました。
一番手に汗握る巻でした。恐るべし後宮…。
そして気になる参考文献「宦官 中国四千年を操った異形の集団」‼️

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2023年01月21日

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