【感想・ネタバレ】後宮の検屍女官7のレビュー

あらすじ

大きな嵐が近づく宮城では、帝が崩御間近にあるという噂がささやかれていた。玉座の交代が起これば自身の身にも危険が迫る延明(えんめい)は、ひとまず宮中にひそむ間諜の捜索を急ぐ。
「桃花(とうか)の父・羊角莽(よう・かくもう)に、桃花以外の『子』がいる――」
調査書から判明した事実。この人物こそ間諜なのではないか……。桃花を傷つける可能性に揺れる内心を振り切り、延明は調査を続けていた。

そんな折、嵐の去った後宮では二つの死体が見つかった。一つはかまどの中で発見された女官の焼死体。もう一つは古い作業場で自死した宦官の死体――。
事件性はないと判断されたが、その死体には不審な点も多く……?

互いに特別な絆を深める延明と桃花が向き合う先は――。
不穏な政権の影も渦巻く、大人気中華後宮×検屍ミステリ、第7巻!

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Posted by ブクログ

2つの事件が交差しつつ解決していき桃花と延命の仲も少しずつ距離が近くなります。しかし後宮内では派閥争いや桃花と延命の運命も複雑になり切なくも次巻が楽しみです

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2025年03月16日

Posted by ブクログ

5巻あたり?ぐらいから、ものすごいところで終わって、「次巻を今すぐ出してくれないと困るんですけど???」みたいな感じになってるのが、とてもよくないと思うんです…。

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2025年02月02日

Posted by ブクログ

先が読みたくて速攻読んでしまった……もったいない。
凄惨な事件が続く中、延明の複雑で切ない想いが苦しい
そしてソレをある程度理解していた桃花にビックリした!鈍感ヒロインじゃなかった!←

新キャラ?が凄く良いです。
通りすがりキャラにならないといいな!
本当に凄くカッコイイキャラなので今後も出番作って欲しい。

間諜も病状も権力闘争も新たな事件もまだまだ謎に包まれたまま。
次巻が待ち遠しい。

思いやりあっている二人が愛おしいけど、周りは結構殺伐。
そして扁若……。
しっかり中華後宮設定なのが良い作品です。

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2025年01月07日

Posted by ブクログ

殺された梅しょうよの忘れがたみの蒼皇子のところで 才里と桃花は働いている。
皇帝に死が迫っていて 皇后派と魚中常侍の勢力争いが起こっている。
中常侍は 蒼皇子を引き込もうとしている。
蒼皇子が闘鶏を好きになり 好みの鶏までできた。
ところが女官とその鶏が 焼け死んだ。
その頃 宦官が殺される。
この二つの事件
裏がいっぱい
子供の宦官が いろいろでてくる。
不憫だねえ!
桃花の父親の子供は誰なのか?
それは今なにかを工作しているのか?
延明の気掛かりは 決着がつかない。
これを読んで 下層の人たちは冬で死ぬ人多かったんだなあ!布団も寒さに対応できるものはなく
着るものも 温かいものなど 着れない。
栄養のあるものも食べれない。
大変ですねえ!
舞台は中国みたいなところですけど 日本もこうだったんでしょうね。
次号はどうなるんでしょう。

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2024年12月25日

Posted by ブクログ

主人公二人の距離が縮まってきてキュンキュンする。次が楽しみ。そしてやっぱり内容をもう少し深堀したり、過去の振り返りを多くしてほしいな。え、なんのことだっけ?って忘れてる部分を補ってくれるともっと没入して読み進められるのに...

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2025年09月16日

Posted by ブクログ

やっと7巻が読めました❗

この先、延明と桃花がどうなっていくのか、興味津々❗
延明の気持ちをわかっているのかいないのか、でも、延明と一緒にいることが心地良く思える桃花の気持ちの変化が面白いしまどろっこしい❗

しかし、後宮というところは事件が多すぎる❗

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2025年09月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は主に2件の事件が主体となる。
前巻の事件の関係から桃花の妹とらしき者の行方を追う延明。その者が後宮に入り込んでいると思われる。そんな中、嵐の後に発見された女官の焼死体。竈に体を突っ込んで死んでいた。奥には蒼皇子が気に入っていた鶏が足を切られた状態で焼けていた。女官の焼死体の事件を調べていたら、ある宦官が自害したという。しかし自害にしては死体に不審な点がある。その宦官は出稼ぎに行っている間に妻を奪われ、奪った男に罪を着せられ宮刑に処せられた。しかもその男は武官としてその宦官と顔を合わせることが多かったという…
なんか読むのが辛くなってきた。これハッピーエンドになり得ないような気がする。ラストがラストだし。次の巻読むかどうか、迷う。話としては面白いんだけど。

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2025年07月25日

購入済み

目まぐるしい!いくらなんでも、人が死ぬのが多すぎます。閉ざされた後宮の中の事とはいえ、桃花活躍しすぎです。延明との、この先も気になります。

#切ない #じれったい

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

不穏な空気、物騒な事件、宦官の苦しみなど、作品通して結構しんどいので、二人の「快い時間」はこちらにとっても息抜きです。

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2025年05月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

また最後に大事起こして終わるんだから!
この引きは本当にずるい。

桃花と延明様の夜の逢瀬に毎回ほっこりないしはニヤニヤしつつ、でも殺人事件は待ってはくれない訳で。
今回はかまどに頭を突っ込んだ女性の焼死体に、自害した宦官の事件のお話。
しかも付随してご遺体は更に増える訳で……

今回の事件はトリックより動機の解明が面白かった。
そうせざるを得なかった必然性が分かるとより驚けるという。
また宦官の話の方は隠されていた事実がなかなかしんどかったように思う。
知らずに亡くなったのは、ある意味幸せだったかもしれない。

それにしても、振り返ってみると某自然現象で亡くなった方多すぎじゃないかとは思った。
人以外もいるし……
それによって遺体にどんな影響が出るのかというのは大変興味深かったが、そんな何人もいっぺんに死ぬかなと不思議というか不可思議にも思えた。

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2025年05月15日

Posted by ブクログ

桃花の義理の妹?が、間諜として紛れ込んでいるのでは?という疑惑から。
検死をした事件の裏に、蒼皇子暗殺未遂の計画があり、厳罰に処されるなど。

一通り解決したところで、作室で宦官が蜂起した、という気になるところで終わる……。

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2025年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回も面白かった。
虞美人の女官が亡くなった事件と、宦官が亡くなった事件。どちらも切ないというか、誰も傷つけないためになかったことにするために徹底してそれぞれが決断するのがすごい。
保身ではなく優しさなのが頭が下がる。
桃香もうすうす延明の気持ちはわかってたんだねぇ。
まだハッキリと認知はできてないようだけど。
にしても、延明がどんどん切なくなってくるなぁ。桃香への狂おしいほど気持ちが辛い。

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2025年01月29日

Posted by ブクログ

後宮にいると思われる間諜は桃花の姉妹なのか?
皇帝の死が近いと思われ皇后派と魚中常侍の勢力争いが激しくなってきている中でのラスト、仕掛けたのは誰?またまた続きが気になる所で今作も終了。延明が桃花と共に食する夜食が温かく美味しそうで癒しの時間。次作はもう少し早く出たらいいな。

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2025年01月14日

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