小野はるかのレビュー一覧
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購入済み
大きな謎を残して...
前回 これまで起こった事件の解決や黒幕が一掃され、まるで後日談のような出だしだったのに、最後に大きな謎を残して終わりとなり、早くも続編が待ち遠しい。
桃花の祖父って何者? -
購入済み
よくあるシンデレラストーリー的なのかな?と思ったら全然違う印象
なんか難しい役職やら漢字の読み方やらが最初の方沢山あって(注釈めっちゃ多い)スラーーっとは読めなかったし、最初の方はなかなかストーリー自体頭に入って来なかった
後半は怪しい人が沢山出てきてよく分からないまま終了
次回に期待! -
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シリーズ第3弾。
「親心」「蝶々」「偽り」の3篇。
後宮という煌びやかに見えて、超閉鎖空間では
女官から婢女(ハシタメ)まで噂と嫉妬と見栄が濃縮され
流れが悪くなった血液のごとくドロドロ。
それには最初から原因がり、黒幕がいるはず!
と臭わせる描き方がドキドキ。
立て続けに事件が起こるなか、桃花の協力で
延明は検屍の状況を記録し続け、それを書物にまとめ、
国中に広めることで冤罪を無くしたいのだと言う。
また、女であることに無力さを感じていた桃花に、
あなたは立派な後宮の検屍女官だと告げる。
二人が前に進もうと決意をしたと思っていたのに
あの最後のページは何だ??
あの4行はどういうこと -
Posted by ブクログ
シリーズ第2弾。
「掻き傷」「玉堂」「愛のため」の3篇。
前作で暴室送りとなった友人:才里の為に、わざと罪を犯し
苔打ち刑を受けた桃花は、妃嬪の再検屍を条件に才里を
暴室から出すことを延命に了解させた。
延命は、後宮内の掖廷令に任じられるが、その直後
掖廷獄で火災が発生し、延焼した玉堂で妃嬪と
宦官の遺体が発見され、無理心中とされたが・・・?
祖父から学んだ検屍「無冤術」によって
謎を解決していく検屍ミステリともいえます。
時代背景や当時の風習や制度、検屍の作法等、後宮や
宦官の残酷な面や心情描写が丁寧に描かれていて
その情報量が凄くて重いです。 -
Posted by ブクログ
シリーズ第1弾。
「死王」「冤罪のなる木」「猫の声」「罪」の4編。
検屍に意欲を見せる女官と冤罪により宦官となった官吏の
中華宮廷ミステリー?
「薬屋のひとりごと」に似てると言われてるらしいですが
別物なのでご安心を。※グロ描写あるので注意。
桃花は、皇帝の寵妃である梅ショウ妤(バイ ショウヨ)から
皇帝の目につかないように隠され、飼殺す目的で
働かせている侍女である。
一方、官吏の延命が本物の宦官で、その扱いの酷さが
陰湿に屈辱に満ち満ちて丁寧に描かれております。
検屍術の蘊蓄や、昔ならではの手法なんかも紹介され
口説くない蘊蓄好きには、たまらないと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ3巻での終わりから気になりすぎて全巻買ってしまいました。
今までの伏線や前巻でのあの不穏な終わりの解決編でした。
上手く言えないですが、自分のやりたいことを信念を持ってやっている方はかっこいいなと素直に思えました。
人は亡くなっても人。ただ呼吸や心臓が止まっているだけ。それだけで忌み嫌われるのは昔から変わらないのだろうなと。
今まで解決してきたり、助けてきた方々の力で桃花が延明の所にたどり着く展開はうるうると来てしまいました。
最後の終わり方的にこれで終わりな気もしますし、まだまだ続きそうな気もして…個人的には大好きなシリーズなので続いて欲しいです。 -
匿名
購入済み続きが気になる
宮中使いから側室候補になる、というストーリーの進み方はよく見るものであるけれど、よくあるからこそ面白い!これからどう話が展開していくか楽しみ!