舛添要一のレビュー一覧
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☆感想
舛添要一が都知事失格なら小池百合子は都知事落第だ!
(以下敬称略、「 」内は本文より引用)
・小池知事へ
「私の友人のある自民党政治家が、小池のことを[刹那主義の権化だ]と評したことがある。その意味するところは、[先の見通しなど考えず、その瞬間、瞬間で判断する人]だということである」。
「都知事になってからも、大会会場の見直しを掲げたが、なんの成果も出すことはできず、私がストックしておいた予備費を使うことによって、コストを下げたようなパフォーマンスをしただけであった」。
・政治の原点は認知症の母の介護。
「母の介護をめぐって行政と対立した体験から、改革には政治の力が要ると思っ -
Posted by ブクログ
ネタバレ政治家、特に内閣総理大臣にはどのような人物が望ましいのかを論じた本。著者は安倍・福田・麻生内閣で厚生労働大臣を担当し、「総理大臣に最もふさわしい人」というアンケートで1位になったこともある有名な政治家。元々の本業は政治学者。
舛添氏が総理大臣に求める資質は10項目。同氏はこれらの要素を実在の政治家の事例に当てはめて説明している。ちなみに( )内は私が勝手に補足したもの。ちなみに、その要素とは、
【普遍的要素】
1.ヴィジョン提示力(政策、未来像の提示)
2.歴史と哲学の素養
3.人心掌握術
4.組織力
5.経験(組織を運営する経験)
【今日的要素】
6.危機の認識と危機管理力
7.カリス -
Posted by ブクログ
なぜ人々はヒトラーに従ったのか?
ヒトラーを極悪人、過去の人物だけで片付けてはいけない!
本書は、政治家である舛添要一氏がかかれた新書だ。
ヒトラーといえばナチスドイツ、ユダヤ人虐殺=極悪人という印象だろう。
事実として間違いはない。
だが同時に過去の人物として、「戦時中だから誕生してしまった独裁者なんでしょ?」「現代ではそんなモンスターは生まれない」なんて思っていないだろうか??
ヒトラーはれっきとした民主主義の普通選挙で当選した人物だ。
スピーチが上手く、人々を魅了し、失業者が増える経済を立て直してみせた。
選挙ポスターにも人々の印象を良くするように気をつかい、あの印象に残るナチスの鉤 -
Posted by ブクログ
ヒトラーから、ムッソリーニ経由の、舛添先生の「正体」シリーズ三冊目。
かなり、ヒトラーとムッソリーニにも触れているのでこれで相当稼げる気はするが、なんつか。
面白くないなあ。
一通り分かるんだよね、スターリンのことが。
でも、何突っ込んでるわけでもなく、他にも沢山?研究書が出てるだろうに、こんな通り一遍の新書を出す必要があるのか。それとも出てないのかな?
いや、本としては、スターリンて誰だっけ、みたいに読むんなら軽くていいと思うんだけど、あの時代の独裁者の系譜を語るにしては、薄すぎる。
もう一度、ヒトラーからスターリンまで、一連の本として何があったか、なぜこの時代に怪物が出て来たのか、検