舛添要一のレビュー一覧
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ウクライナ戦争最初期の頃、プーチンは狂った、プーチンは病気だ、とか色々言われていたが、プーチンなりの考えに基づいてこの戦争は引き起こされたのだ、と納得できるくらいに分かりやすく様々な背景が説明されている。
戦争へ進むストーリーとして出来過ぎなくらいに出来上がっており、これが事実に近いのであれば、あれ...続きを読むPosted by ブクログ -
今の状況があって初めて理解できる歴史だけど、歴史というのは多分そういうものなのでしょうね。あまり明るい未来は語られていない。なんかクドカンのドラマみたいな展開を探したいねと思いました。プーチンがスナックで涙流しながらあの鐘を鳴らすのはあなたを歌う。とかね。そう言ったイメージが世界に必要とされているの...続きを読むPosted by ブクログ
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ナチスの人種差別して殺していくより、共産主義の国自体を腐らせてそこに居る国民を殺していく方が恐ろしいと思った。日本に日本ナチス党が無いのに、日本共産党があるのは何でなんだろう。Posted by ブクログ -
共産主義の第一人者であるスターリンについて、政治学者の立場から考察されている一冊。
前著『ヒトラーの正体』『ムッソリーニの正体』と同様、一般に広く伝えたいという著者の意志が読みやすさから感じられました。
革命家時代から第二次世界大戦、戦後処理と冷戦、そして死亡までが解説されています。
第二次世界大戦...続きを読むPosted by ブクログ -
ヒトラーは有名だが、ムッソリーニにはそれほどでもない。
ヒトラーの事は大体知っていることが多い(前著「ヒトラーの正体」)が、ムッソリーニのことはほとんど知らなかった。
ファシズムというと、ナチズムも日本の軍国主義も十把ひとからげに、指すことが多いが実は違いは大きい。
ムッソリーニは、もともと社会主義...続きを読むPosted by ブクログ -
前東京都知事が辞任を余儀なくされた経過から4年程経ったということだ。「何時の間にか?」というように思った。そうした中、前知事は「成し遂げたかったことが、後任の現知事の下で得心し悪いような状況になっている」という想いが高まっているようであることが本書から滲み出ていた。「志半ばで…」ということになるであ...続きを読むPosted by ブクログ
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極端な主張が人気を博すのはなぜか?
がわかる本です。
前半
第一章「少年ヒトラー」から
第四章「第二次世界大戦」までが
ヒトラーとドイツの経済、政治史です。
後半
第五章「反ユダヤ主義とは何か」から
第七章「ヒトラーに従った大衆」までが、
その後の研究者の成果と著者の解説です。
前半では
よく...続きを読むPosted by ブクログ -
本書の主旨は、元東大助教授の政治学者として立憲主義の重要性を説くと共に、小泉政権時代に憲法改正案作成行い、その際に自民党内ですら大きく意見が分かれて政治的な力学が働き、それによっていかに苦労して作成したかというもの。
一方、なぜそれほどに苦労したかと言えば、広く意見を聞き、憲法改正要件を満たすような...続きを読むPosted by ブクログ -
チェック項目13箇所。思えば、先の大戦で灰燼に帰した首都を、先達たちは驚異的なスピードで復興させ、1964年には東京で、アジア最初のオリンピックを開催したのだった。国内外からの来客にお目にかける「世界一」は、大きさでも量でもない、むしろコンパクトで、クリーンで、スマートな東京を表象するものがいいので...続きを読むPosted by ブクログ
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おなじみ政治学者から参議院議員となった著者による内閣総理大臣のかくあるべし論。内閣総理大臣、さらには国政を担う政治家に必要な資質と力量を論じるとともに一般国民の政治リテラシーの必要性も唱えています。簡単ながら触れられている政策論は明快に語られているものの、目新しいことはあまりありませんが、歴史や哲学...続きを読むPosted by ブクログ
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当時は、自民党大臣だった桝添要一氏の内閣総理大臣の増補版。
政治家には、もっと古典を読んで歴史に習うべきだとか、学者として、政治家として、必要なことを資質を挙げている。
内閣総理大臣になるには、実力、仲間、時の運などがあるとは思うが、桝添総理大臣というものも一度見てみたいと思った。
しかしなが...続きを読むPosted by ブクログ -
ウクライナ戦争の背景を理解するためには、ロシア史を「タタールの軛」まで遡って見ていかなければならない。
それにしても、スターリンという怪物を産んだロシアの歴史は、まことに苛烈である。
第一次大戦に破れたドイツは多額の賠償金を課せられ、民衆はハイパーインフレに苦しめられた。そこに現れたのがヒトラーだ...続きを読むPosted by ブクログ -
他の方も書かれているように、とても読みやすく、学校で習った程度の自分でもイメージがしやすい、まさにヒトラーについての入門書
自分を含めて大衆とは、自分の抱えている不平や不満、そして不安を誰か"目に見える敵"のせいにしたがる生き物であり、それをうまく使いこなせた人物であることが分かる
また本書を読...続きを読むPosted by ブクログ -
国際政治学者であり、政治家でもあった舛添氏が、ヒトラーに比べてその実情があまり知られていないムッソリーニの生涯と人物像を、第一次・二次世界大戦の各国の思惑やヒトラーとの関係などと絡めてまとめあげている。複雑な当時の世界情勢が分かりやすくまとめられている。自身も政治家を経験したことが本書を書く上で大き...続きを読むPosted by ブクログ
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ヒトラーと比較して全然知識がない(ヒトラーについても書籍は1-2冊程度しか読んだことはないけれど)自分であるが、この書籍は読みやすかった。こんな時代だからこそ知っておく価値はあると思う。Posted by ブクログ
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元東京都知事、国際政治学者舛添要一さん著
共産党の赤に対抗し黒シャツ隊を率いた男は
兵役後小学校教師から社会主義系新聞編集長を
経て独立後混乱続く伊を束ねて政権樹立。
選挙法改正、財政再建し経済発展も
エチオピア戦争仕掛けるも戦闘力ダメダメで
敗戦。悲願未回収のイタリア奪還でヒトラー
に近づきすぎて...続きを読むPosted by ブクログ -
結構面白かった!
あくまでも民主的で合法的に独裁体制を築いたヒトラー
そこには、大衆へのプロパガンダも、それから自国を優先する英仏の都合もものすごく影響してたんだな..
後半の「大衆の心理」についてもっと深く知りたいPosted by ブクログ