道草家守のレビュー一覧
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ネタバレ花贄として「過酷な」運命を背負った霜子だったが、真相が分かってみれば何と仲間の多かったことか。
結局村人も冬也もやり方はさておき、彼女を守ろうとしていたとは。
クズだったのは最終的に分家のごく一部だけだったという。
花贄の運命を分かろうともしなかった輩なので同情の余地は少しもないが、作中で散々ストレスがたまったところに来たざまあな展開は非常にすかっとした。
晴晃にしてみれば、あれでも生ぬるいと思ったようだが。
任務があったからとはいえ、基本的には真摯で堅物な晴晃。
本当に任務さえなければ後押ししたいほどだった。
最後に仕切り直しとなったので、今後は心置きなく応援できそう。
霜子はちょっと言葉遣いが苦手で、個人的にはそこだけが難点だった。
ちなみに一番の推しは山贄さまである。
やっぱりああいうお姉様なキャラに自分は弱い…… -
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ネタバレ舞台は昭和初期の銀座ながら、主役二人のバディは『青薔薇アンティークの小公女』を彷彿とさせた。
叶恵の方が口は悪いが。
千里眼(というかサイコメトリー)を持っている上になかなか濃い過去持ちの叶恵。
ただそれ以上に出てくる男性陣が総じてやばくて濃いので叶恵の過去やら設定やらが霞む勢いだった。
特にヒーローの玲司の終盤に明らかになった本性というか性格というか、とにかくこれがかーなーりーやばかった。
どうやばいのかはネタバレが酷いので割愛するが、彼にしても他の男性キャラにしても変な意味で愛が重い。
叶恵に同情する、本気で。
続刊が決定しているとのことで、叶恵に影を落としている例の人との決着は持ち越し。
というか、今回は過去にこんなことがあったというだけで、その人との再会などはなかったのだが。
今後シリーズが続くなら、この人との決着が一つのゴールになりそうだなと予想しつつ、不思議な話の謎解き自体も楽しかったので、今後もぜひ追いかけたいシリーズだと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ内容盛りだくさんな7巻という印象。
銀市さんの故郷探しのための珠との二人旅に、妖怪たちの能力奪取事件、人と人ならざるものとの恋の話(※主役二人とは別件)などなど。
二人旅なんて婚前旅行かとうきうきしていたら、早々に二人ではなくなったし。
そもそも貴姫さんが護衛についていたので、最初から二人旅ではなかったけれども。
アダムがまさかの合流、まさかの共同捜索に。
アダムの過去を前巻で知った珠としても、そして読者側としても、アダムの対応や言動をもどかしく思ったのではなかろうか。
完全悪じゃないからなあ、彼。
故に彼が最後に選んだことも切ないし寂しく思えてしまった。
アダムの件も含めて、取り敢えず銀市さんの件はこれで粗方片付いたかなと思う。
彼の父母の件も決着がついたし、何よりラストがね……外堀埋めてからのこれかー!という。
一方で珠の方は謎が増えた印象。
早速8巻からそこに突っ込んでくれる模様。
引き続き楽しみにしております。
何より銀市さんに対する珠の答えがまだなので。
完全には自覚していないのか……珠は珠でもどかしいぞー! -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトル、ついに回収か。
互いに決定的な言葉はなかったけれども。
無自覚だからなあ。
でも、最初の頃から考えると、随分「欲」が出てきた珠の成長が本当に嬉しい。
人としてのあなたも、龍としてのあなたも、わたしの大切な人。
そして、大切な人のそばにいるために、自分の命は粗末にしないと。
本当に成長しました、珠。
貴姫や瑠璃子などお馴染みのメンバーの助けのない世界で銀市を連れ戻すために制限時間付きのミッションに挑む珠。
ただお助けキャラは、まさかの実在の人物。
彼と銀市の友情が微笑ましく、それなのにすれ違ってしまっていた点が悲しくもあり。
今回の件でそこが解けたのはよかったと思う。
解けたと言えば、アダムの件も。
彼との最終決着は次巻に持ち越しとなったが、過去の真相は今回の件でほぼ明らかになっただろう。
あとはどう決着をつけるか。
次巻も楽しみだ。