結城光流のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読みたくない、読み飛ばしたい、けれど読まずにはいられなかった最初。
それとはまた別の意味で、読みたくない、と思ってしまった最終。
読んでいる間中、胸も脳内も慌てていた、ような気がします。
とにかく前が気になって、けれど後ろも気になって。
何度も進んでは戻り、戻っては進み…。
気が抜けない、そんな状態でした。
想いが、願いが、どうしようもない全てが
とにかく己の大事なものを守ろうと必死で
やるせない気にさせてくれました。
ただ悲しいだけではないのですが、何度詰まって
泣きそうになってしまったか…。
彼の人父親の、恐ろしく多い『伴侶』への条件。
もうちょっと上なら…と思っていたらw
やった! -
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Posted by ブクログ
ネタバレ籠目編が無事終了ということでとても一安心。風音編とか他のところでもドタバタしてたけど、籠目編が一番慌ただしかったような気がする。常にドキドキハラハラ状態で昌浩どうなっちゃうの!?と不安を抱えながら1ページ1ページ丁寧に読み込んだ。
昌浩が夢殿に慣れてきているなぁと思った。黒染の衣の方々とも顔馴染みな感じで。あそこのやり取りが好き。
冥官は相変わらず傲岸不遜ではあるけれどさりげなく助言をくれたり、榎は冥官の目を盗んで助けにきてくれたり。あの人たちと関わることで昌浩がまた成長していくことを期待。
夕霧と成親と昌浩が一斉に呪詛返しするシーンもお気に入り。
今回は様々な偶然が上手い具合に重なって起き -
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Posted by ブクログ
2011.03.17
天弧編完結。
彰子は章子の代わりに土御門殿に戻るというややこしいことに…彰子のために羅刹を探す昌浩。じぃ様も危ないし…だんだん、負の連鎖になってる気が…
一番驚いたのが、昌霞の正体!!天弧で、晴明のことを助けてるって時点で気づけませんでした…よくよく考えてみたら確かに、と。
結果、昌霞の天珠が晴明の命を救い、凌壽の天珠で章子を救うことに。章子を助けてっていう彰子の願いがあったからなんだろうな。
元に戻った章子になぜ、彰子が参内しなかったか、その理由を知らされる。それでも、章子は昌浩に名を読んでほしいと願うが…
昌浩は彰子への想いを打ち明ける。切ない…
でも、最 -
Posted by ブクログ
2011.03.16
丞按の過去が明らかになりました。まさか、先代に怨みを持っていたとは…少しの差で無能と評され、皆殺しにされた一族の怨み。でも、それを自分の力にしてしまうなんてって思いました。殺された人たちは本当にそれを望んでいたのかな。
一方、彰子と章子は大変なことに。章子は彰子への嫉妬から丞按に捕まり、彰子は戻ってしまったんですよね…??どうなっちゃつうのかな…続きがかなり気になります!!
まさか、天一が一度死んでいたなんて…でも、朱雀の過保護っぷりをみるとわからないでもないかも。
昌浩ともっくん、勾陣とでがんばる。勾陣も危うくなってるし…勾陣まで死んじゃったら、と思うと…