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Posted by ブクログ
読みたくない、読み飛ばしたい、けれど読まずにはいられなかった最初。
それとはまた別の意味で、読みたくない、と思ってしまった最終。
読んでいる間中、胸も脳内も慌てていた、ような気がします。
とにかく前が気になって、けれど後ろも気になって。
何度も進んでは戻り、戻っては進み…。
気が抜けない、そんな状態でした。
想いが、願いが、どうしようもない全てが
とにかく己の大事なものを守ろうと必死で
やるせない気にさせてくれました。
ただ悲しいだけではないのですが、何度詰まって
泣きそうになってしまったか…。
彼の人父親の、恐ろしく多い『伴侶』への条件。
もうちょっと上なら…と思っていたらw
やった! と思ったのもつかの間…あの最後。
気になる選択に、もうどうなるのか…。
Posted by ブクログ
カゴメ編最終巻。
引っ張りに引っ張ってきた謎と伏線が全て明らかになり、収まるところに収まった巻。
カゴメ編ではほとんど活躍の場がなかった主人公昌浩に、ようやく活躍の場があってなにより(笑)
でも、全体的には盛り上がりに欠けたかなあ。
それは播磨と京都と伊勢とに舞台が分散していたこともあるし、いわゆる戦いらしい戦いもあまりなかったしね。
三方同時に描くその意図は分かるけど、そのために迫真感が薄れてしまった気がする。
あと、単純にもうちょっと主人公は活躍しないとね!
次回から、主人公たちも青年になるようだけど、さて、続きを読むかちょっと悩むな。
Posted by ブクログ
籠目編最終巻。
続きが気になりすぎて、試験が近いにも関わらず一気に読み終えてしまった。
あんなに優しいと思っていた時守が実は妹を恨み疎み、殺すために禍つ神にまでなってしまったとは。件の予言によって苦しめられた時守には涙を流さずにはいられない。もちろん、時守の最期の言葉通りに彼を神にしてしまった氷知も例外ではない。作中でも語られているけれど、言霊は恐ろしいものだと思った。
そして、真実を知った螢の心が砕けていく場面や脩子内親王が定子を求めて彷徨う場面では心が痛かった。何も見ないで、何も聞かないでいることはたしかに楽だ。けれど、生きていく上では真実を見て、聞いていかなければならないのだと思う。
そしてこの巻で圧巻だったのは、成親、夕霧、そして昌浩3人による呪詛返し。別の場所にいながら、3人の力によって行われたこの呪詛返しは、このシリーズで私の好きな場面のひとつにもなりそう。
前巻で、死の間際に手を伸ばした定子には脩子が見えていたと知って、そこでも涙してしまった。甘えたくても甘えられなかった脩子が最後に定子と対面できて、本当に良かった。
夕霧の疑惑も晴れたし、螢も無事神祓衆を説得できたようで良かった。昌浩と彰子はもうしばらくは会えないようだけれど、互いに互いを信じているから、今までの不安定な関係から、安定な方へと向かって行って欲しい。そして、ぜひ約束を叶えて欲しい。
このシリーズは数年前から少しずつ読んでいるけれど、毎回毎回あらゆる布石がひとつに繋がったときには鳥肌もの。素晴らしいシリーズだと思う。
この後の章ではどうなるのか。あらすじなどは巷で聞いているけれど、どんな展開になるのかがとても楽しみ。
Posted by ブクログ
籠目編が無事終了ということでとても一安心。風音編とか他のところでもドタバタしてたけど、籠目編が一番慌ただしかったような気がする。常にドキドキハラハラ状態で昌浩どうなっちゃうの!?と不安を抱えながら1ページ1ページ丁寧に読み込んだ。
昌浩が夢殿に慣れてきているなぁと思った。黒染の衣の方々とも顔馴染みな感じで。あそこのやり取りが好き。
冥官は相変わらず傲岸不遜ではあるけれどさりげなく助言をくれたり、榎は冥官の目を盗んで助けにきてくれたり。あの人たちと関わることで昌浩がまた成長していくことを期待。
夕霧と成親と昌浩が一斉に呪詛返しするシーンもお気に入り。
今回は様々な偶然が上手い具合に重なって起きたことで、天意とか古の呪詛とか人ではどうしようもないものに立ち向かうという態度が魅力的だと思う。
成長する主人公の物語はとても惹かれる。
次の巻までは物語の時間が空くらしいし、作中の最後で昌浩は修行すると言っているから成長するだろうし。彰子の方も心境に変化があるみたいだし、昌浩が都に帰ったあとどうなるのか凄く楽しみ。
ふと思い返してみると昌浩は凄く成長したなぁ、と思った。もう一度初めから読むのも良いかも。
Posted by ブクログ
作中の三方からの呪詛返しが良かったなと。
主人公vs相手の作品だと、より強い敵の出現、それに打ち勝つ主人公、のスパイラルがやってきて面白みがガタ落ちすると思うんですが、今のところ、その悪循環は逃れられている…かな?(笑)
総合的に見て、籠目編は良い作りだったと思います。
珂神編、玉依編、颯峰編はイマイチだったので、シリーズ卒業も考えてたんですが、昌浩の成長も気になることですし、やっぱりこのまま追いかけようかと。
1巻のへなちょこ具合からするとかなり力もついてきたのに、いつまで雑用係なんだ…!と思っていた官位もようやく上がるみたいですしね!(笑)
次巻は作中時間がかなり進んだ状態からのスタートということで、楽しみにしています。昌浩は気性の面で凄くいい男になったと思うけど、これだけ走り回って稽古もしているんだから、肉体的にもいい感じに成長すると思うんだ…!(笑)
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