結城光流のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
天狐編第4弾!
彰子の腹違いの姉妹である章子
章子の募る想いが脅かされる今巻
自分が何者であるのか、何故こんなところにいるのかと思ってしまう章子だけど、よくよく考えたら現代だとまだ中1?ぐらいの年齢なんだよね
そんな子が急に今までの生活や自分の名を捨て別の人間になることを強要される
そりゃ思い悩むよ…そんな時に優しくされたら、優しくしてくれた人の事ある程度の好意を持ってしまうよ……私は彰子と昌浩君が幸せになって欲しいが!
悪役達の過去の邂逅は辛い辛い
集落や家族仲間たちを殺されたら私だって怨むと思う
どんなことをしてでも、憎いものを殺したくなると思う
彼の行いは良いものではないけれど…同情心 -
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Posted by ブクログ
前巻読んでから1年ぶりぐらいになってしまったー!
天狐編第2弾
もっくんこと紅蓮の記憶が戻ってかの、ギクシャク気まづい雰囲気の2人が見逃せない
どう接していたか、どうやって恩を返せば良いのか
昌浩も、紅蓮も、お互いがお互いを大切だからこそ思い悩んでしまうのだろうなって
もっくんが昌浩の肩に乗り、久々に肩の重さを感じた瞬間の昌浩の気持ちを思うと私も嬉しい
今巻ではあの清明様が倒れてしまう!
そして、生命の危機も
平安という時代にしては長寿の清明様も、寿命というものには抗えず
倒れてから気がつく安倍家の人々
それでも、命を削る術を大切な孫のために使う清明様…カッコよすぎなんよ〜!
安倍家に忍び -
無料版購入済み
少年陰陽師のアニメは見て知っていて、面白かったので晴明版も読んでみました。時代物だけど難しくなくて読みやすいし絵柄もスッキリしていて面白かったです。安倍晴明を取り上げた本は、いろいろあるけど、このマンガに描かれた晴明は、悩んだり、人の目を気にしたりと実に人間くさいです。半妖であるにもかかわらず(半妖とはっきり書いてない本が多い中、断定してます。)体力ないです。 橘の姫との関係は、どう なるのか気になります。
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Posted by ブクログ
読書録「少年陰陽師 闇の呪縛」3
著者 結城光流
出版 角川文庫
p18より引用
“ 闇にまぎれて京の街を散策するのが趣味
のおとなしい妖怪「車乃輔(仮名)」さんは、
思いもかけずにばったりと陰陽師に遭遇して
しまい、慌てふためいて脱兎の如く逃げ出し
た。が、それを見た少年陰陽師は条件反射で
車乃輔さんを追いかけ、追い詰められ足留め
された憐れな車乃輔さんは、必死に助命を乞
うのだった。まる。”
安倍晴明の孫を主人公とした、和風ファン
タジー長編小説。シリーズ第二弾。角川ビー
ンズ文庫「少年陰陽師 闇の呪縛を打ち砕け」
改題作。
都の異変は他国の妖怪の存在が原因である
ことを知り、夜 -
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ネタバレ 購入済み
都の木枯れを祓った代償。本来起きることはない、起きてはならないことを、別の世界に起こすことも、やりようによっては可能って、まさかそれが智鋪の祭司の狙いか。
今回の異界や異郷で起きた異変のように気付けたら対処の仕様もあるけど、昔の尸櫻の界のような全く知らない地まで影響が及んでも対処できないんぢゃなかろうか。父を助けてほしいと言った脩子だって、誰かを身代わりにしようと思ったわけではないはず。どこかにしわ寄せがいくやり方は、昌浩も本意ではないと思うけど、さて。それも全部含めて、清濁併せ呑むのが陰陽師、か。