結城光流のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
このシリーズは全て読んでいますが、今回は以前にも増して登場人物が限られていました。
特に出番が多かった(印象が強かった)のは、天狗たち、昌浩、朱雀、嵬。
離れている晴明はもちろん、彰子たち伊勢に赴いた面々については触れられていなかったように思えます。
その代わりなのか、初版には薄い冊子がついていました。こちらは短いですが彰子をメインにした伊勢組が登場しています。
本編は、颯峰編、と言う割には肝心の颯峰の活躍が全体を通してもあまり見られなかったです。
個人的にはそのまま天狗編、とでも言われたほうがしっくりきたかと。
話の流れで一番気になったのは、キーキャラクターとなる飄舞の設定と天狗族の飄舞に対する評価。
「無愛想だが実力で里の皆からの信頼を得た」という設定だと思うのですが、それにしてはあんなことがあったとは言え飄舞の人となりを掘り下げるエピソードが少なかったです。
あとは物語をラストスパートに持っていくくだりと、そのラストスパートが全体的に無理やりかな?と思いました。
ですが、やはり天狗族はとても良かったです。
ただ主人公である昌浩が置いてけぼりだったことが残念です。