名倉和希のレビュー一覧
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年の差愛。一見シリアスですが、実はめちゃくちゃ面白いラブロマンス。あちこちで笑わせてもらいました。
大企業御曹司37歳×由緒正しい名家の御曹司20歳。17歳も年齢が離れていて、御曹司同士で、そしてかなり浮世離れしたcpです。
なので、本人たちはマジメに恋愛しているのですが、読んでるこっちとしてはツッコミどころ満載でかなり面白い展開に。読んでて退屈すること皆無でした。
元華族で大企業の御曹司である清彦は、どう見てもツンデレ。もちろん本人にその自覚はないし、その言葉も知らないだろうなと思われる深窓の令息。
年の離れた兄の友人である克則に4年前に告白されて以来、清彦が大人になるまで手を出さない」との約束のもと、清く正しいお付き合いを続けてきたのですが、20歳の誕生日まで本当に手を出してこなかった克則に内心焦れ焦れしていた清彦は最大のツンデレを発揮してしまいます。
克則、ヘタレではないと思いますが、清彦を愛するあまり思い込みが強くなってしまっていたような…
一般人にはありえないお付き合いを4年も続けるとは。
こっちが、焦れ焦れしまくったではありませんか。
そんな一風変わった清いお付き合いの先にどんな展開がまっているのか…??オアズケを喰らった後のHシーンには萌えまくること間違いなしです。
後日談「御曹司による御曹司の愛し方」はさらに笑えて萌えました。
「清彦を抱くことができるようになったらやってみたい行為のリスト」に、ものすごく受けました!
まあ克則はある意味きちんとしているというか、まじめすぎるというか、常識的だからこそ未成年を抱けなかったんでしょうね~
攻に対する安心感は充分。でもその分、脳内がドロッドロになってしまっていた克則が気の毒で…!
清彦もそうは見えないけれど、心の中ではものすごーくネガティブに考えすぎていたのがかわいいし、意外にエロかわでよかったです。
とっても楽しく読めた作品でした。 -
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泣かされた…!ケモ耳好きの皆さんはぜひ一読を。最近、人外ものの中でもケモ耳系の作品がいっぱいありすぎで、ストーリーもテンプレ化していてつまらないな~と思っていたところに、満を持しての名倉作品登場!
すごく胸打たれました。
あれ、センセってケモ耳ものはこれが初めて!?…ありそうで、今までなかったんですね。
15年という長いスパンで描かれた、ケモ耳の萌え感もたっぷりありながらの純愛です。名倉センセらしい年の差愛が、美しくて切なかったです。
壮志は小学4年生の夏休みに遊びに来た祖母の家の裏山で、サトという耳と尻尾のあるかわいい少年と出会います。サトは、実は狐のもののけ。
来年もまた会おうと約束をして別れるのですが、サトがいつまで待っても壮志は二度と山にやって来ることはなくて。
小説ディアプラスに試し読みが載っていたんですが、もうそこ読んだだけで涙が止まらなくなっちゃいました。
サトは一途で健気なんだけど、決して壮志に自分の愛情を押し付けたりしないんですよね。いつも壮志のためを思って身の振り方を考えるようなタイプ。
壮志はそんなサトに見守られ、心の中にサトへの想いを抱えながらも色んな経験を積んで、人間として成長していきます。
10年愛、そしてめぐり逢い、しかも期限付き…ア○エルを彷彿とさせる犠牲愛なんです。
限られた時間の中で、一瞬でも好きな人の側に居たい、愛して愛されたいと願うサトの気持ちが切なくて、どんどん期限がせまるのもまたやりきれない思いで胸がしめつけられました…
そんな二人が愛し合う場面は気持ちが入ってる分、とても萌えました。
特に初めてのシーンは、二人の気持ちがはっきりと近付いて高まっているのがありありとわかる描写でよかったです。
エロ描写が素敵で萌えました。
ご都合主義かなとも受け取れるラストですが。
結末がハッピーなのは、やっぱりBL的には必須だと思うんですよね。それで作品の質が多少下がったとしても、やはりこうあってほしいという願望をかなえてくれてこそのBLファンタジーなので!
泣けるけど、すっきりとした気持ちで読み終えることができました。
陵クミコセンセのイラストがケモ耳異常にかわいくて、イメージにぴったりでした!さすがです。
特典ペーパーは、本編直後の壮志とサトのラブラブっぷりがごちそうさまな話でした。献身的なサトに萌えます。 -
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29歳の野心家サラリーマン×26歳の美形御曹司。タイトルどおりの話なんですが、キャラ立ちがハンパなくて(特に御曹司)名倉センセの持ち味が最大に生かされた仕上がりの純愛ものでした。
江利也が超がつく天然深窓の令息で、言動がずれっぱなしだったので最初はラブコメかと思っていたら、途中からかなり切なくなっていて、思わずうるっとしてしまいました。直球ど真ん中ストライクです。
いいオトナなのに箱入りの江利也が、読めば読むほどかわいく思えてしまって。何不自由ない暮らしで甘やかされて育っているから、さぞかし我がままで贅沢好きかと思いきや、何か違う!
なんというか、我がままじゃなくて率直、贅沢に遊んだりしなくて無欲そのもの。ちょっとズれてる完全無菌培養の王子です。
その江利也がある日、実家が経営する会社の一社員に無自覚な恋心を抱いてしまい、親しくなりたいと生まれて初めて積極的にアプローチするのですが。
天然なのもあるし、恵まれた環境で育ったのも間違いないし、とにかく一般庶民とは感覚が違う江利也。好きになった伊吹は、実家の経営する会社の販売営業で一般庶民そのものだから、何かと気持ちがかみ合いません。伊吹は男っぽいけどデリカシーに欠けるし、ちょっと野心家。
保身や出世のために奉仕する伊吹に始めのうちは心配になってしまったけど、案外イイ奴でした。
そんな二人なので、誤解と勘違いのまま身体の関係ばかり深くなってしまい、最悪の事態になってしまいます。江利也が一途でいじらしくてほんとにかわいそうになりました。伊吹が真実に気がついたときには別の大きな危機が迫っていて、ハラハラさせる場面も。
ロマンもエロもありながら、いろんな要素がぎゅぎゅっとつまっていて最後の最後まで引き込まれてしまいました。圭一も江利也のお父さんもすごくよかった。
王道でベタに見えて、技ありのストーリーでした。
後日談もぜひ読みたいです。 -
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名倉センセのコメディは、すばらしくツボにヒットします。笑わせてエロで胸キュンで、と三拍子そろっている希少な作家さん。もっと読みたくなってしまって、現在中毒症状進行中です。
タイトルからして心引かれるものがあるこの話の主人公は、ビルメンテナンス会社の窓拭き職人である25歳の白柳と、商社営業課長35歳の吉国。何の縁もなさそうな二人の出逢いは、「窓」です。新人女子社員に熱いコーヒーを股間にこぼされてしまった吉国は、大切なアソコが火傷していないかとトイレで厳重確認することに。すると、高層ビルなのになぜか窓の外から視線を感じてしまい…
清掃作業中だったのですね。窓を拭いている白柳に下半身露出場面を目撃されて、あわてた吉国は口封じしようと、意を決して彼に会いに行きます。意外に感じのいい白柳と意気投合して居酒屋で酒を飲んだまではいいけれど、酔いつぶれてしまった吉国。酒の勢いで、実はゲイだった白柳と一夜をともにしてしまうのです。
とにかく、この吉国がカワイイんです。日ごろは厳しくもデキる有能な課長で、真面目で堅苦しいのですが、酔うとものすごくエロカワになってしまうのです。口調もろれつが廻らずふにゃふにゃになっちゃう!
そんな吉国に惚れきって、猛烈にご奉仕してしまう年下わんこの白柳が、またとってもいい攻。しらふでは冷静になってしまい恥ずかしさのあまり素っ気無くなる吉国に振り回されますが、決してめげません。その一途でおおらかな愛にとても安心させられます。
吉国だって、本心ではシロ大好きなんですが、大体自分が男を好きになったという事実を認めたくない、というか受け入れられないのです。
なのに、酔っ払うと素直な本音が出るんですよね…もう、かわいいったら。
そんな吉国ですが、抱かれても嫌悪感がなかった、というところから自分の気持ちを認識することになります。友達と恋人との区別のつけ方として、正解ですね。
男同士の関係にとまどって、ジタバタする吉国を、ひたすら愛で包み込んで目覚めさせた白柳は、ほんとに辛抱強くやさしい男だと思います。そして、恋人のためなら何でもできる行動力も頼もしくて好感。
「愛はここから」では、恋人としての交際にこぎつけた二人がまた、ぐるぐるしていて、面白いけどとってもハートフルな読後感です。
厳しい上司ともっぱらのうわさだった吉国も、恋人ができたことでカドがとれて丸くなったと会社で評判になっています。それでは部下にシメシがつかないのでイチャコラするのをお預けすることにした吉国に、白柳は調子を合わせるのですが、好きな相手に手を出せない辛さと、よもやの彼の縁談にショックを受けてしまいます。
白柳、ライバルの黒田に相談してアドバイスなんかされちゃったりしてます。
その後、彼がとった行動が…!
大爆笑でした。ものすごく愛を感じました。そのあたりの描き方がとても上手くて面白かったです。
Hシーンのエロ萌えと、お笑いの共存がここまでバランスいいのは、読んでいても楽しいです。
よくよく考えるといい年のオトナが、ありえないアホらしさで愛を語ってるんだけど、でも一生懸命で全力で相手を愛してるその真剣さに、やられてしまうんですよね。愛ですね。 -
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営業マン×ホスト。酔った勢いで美形ホストと一夜を過ごしてしまった光良。彼は創業者の一族でありながら冷遇されていて、自力でのし上がろうとしている身。仕事に入れ込むあまり恋愛から疎くなっていたところで、めくるめく官能のひと時を味わってしまったのでした。
イラストが汞センセですごくステキだったので、うっかりエロコメだというのを忘れそうになってしまいました。
長身で、仕事もできて、見てくれもカッコいい攻の光良が、けっこうなヘタレで、男相手にやってしまったことを後悔したり、病気を心配したり、最初のうちはいいとこなしでがっかりしそうになったのですが。
いいです、読み進むほどに笑えるし、エロいし、萌え上がりました。
明朗会計の良心的ホストクラブ・マスカレードのNo.1ホストにしてオーナーである諒一にも激萌えです。美形なのに明るくて楽しくて経営手腕も素晴らしい32歳。経営企画で店ではコスプレイベントがあって、様々なコスプレ姿の諒一が登場します。これがいちいち面白い。うさ耳と浴衣ふんどし最高でした!そして、そんなコスプレ姿の諒一を見た時の光良の反応が尋常ではなく、爆笑。恋愛に鈍くて、男なんてと思いこんでいた光良が、諒一との出会いで劇的に変貌を遂げていくのです。
主にエロ方面で。
相変わらず光良は、会社の関係で偶然知り合った諒一の従兄弟の佐紀夫にも、勘ぐってやきもちを焼いたり、ホストの仕事にも嫉妬をしてしまったりするんですが、外見に似合わずヘタレたところも年下攻めだとわかると好印象になるんですよね…
諒一を好きになることで、公私共々どんどん男として磨かれて成長していく光良がステキでした。
エロの描き方が上手いです。すごく萌えます。Hシーンは多くないのにそこに至るまでの互いの心情とか、ベッドでの描写とか、言葉責めのセリフとか、タダモノではない。説得力があります。
文庫の巻末に汞センセの美麗なコメントイラスト(医者×ナース!)が掲載されていて、そのイメージの番外短編「今夜もあなたと」を、公式サイトで読むことができます。
めちゃめちゃエロい。 -
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ネタバレオメガバース。
イレルミの置かれている環境が酷かった。
オメガだからと虐げら、でも受け入れるしかないなんて。
エドヴァルドはイレルミに一目惚れして、そこからエドヴァルドが何だか面白かった。
イレルミはエドヴァルドと出会い恋をして、でも無理だと諦めようとするのには涙が。
とにかく父や異母姉には腹が立って仕方なかった。
異母姉によりイレルミが危ない目にあい、けれどエドヴァルドがそれを救い「番」になり安堵したらイレルミがエドヴァルドの前から去ってしまったのは驚きでしたがそれも仕方なかったんだと思うと苦しかった。
しかしそこからのエドヴァルドの押せ押せ、凄かった(笑)
無事に救い出されエドヴァルドと結婚する事が出来、オメガだからと差別されることもなくお祝いされて本当に良かったです。
子供も生まれようやく暖かい家族になれたんだなって。
特典ペーパーではイレルミの従姉妹とエドヴァルドの専属騎士の恋で2人の仲に危機が?
甘々ご馳走様でした。
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ネタバレ 購入済み
続編はありませんか?
異世界が舞台で、主人公のジョナスが殺された少年の生まれ変わりというファンタジー作品ですが、内容はかなりミステリー寄りです。サブタイトルは『誰がダニエルを殺したか?』といったところ。
物的証拠焼失のくだりはまるで本格ミステリーのよう。もう少し犯人を追い詰めるところをじっくり読みたい気もしましたが…。
それよりも本編終了後の物語が読みたいです!
事件が解決し、犯人が裁かれてめでたしめでたし…で良いのはミステリー作品。BL作品ならやはり事件解決後の主人公2人のラブラブ生活まで含めていただきたいもの。
なんだかずいぶん半端なところで終わっているように感じます。
官僚となったジョナスの配属先とか、ジョナスの寮暮らしを過剰に心配するウィリアム様とか、どうせならダニエルの墓参りエピソードも読みたかったです。
それにあまり幸せな結婚をしていなさそうなジョナスのお姉さんのその後も気になるし、突然失踪したジョナスのお父さんの行方も気になります。
気になることがたくさん残っています。続編はありませんか? -
購入済み
ほんわか、いいお話です
題名がそのままですね。お互いに身分を隠しての逢瀬。そして恋愛。オメガだからと身を引く王子サマと、初の恋愛にオロオロしたがらも、最後は最大限に力を使う王サマ。ハピエンです。最後まで、どんでん返しあるか?事件が起こるか?誰か裏切る?と疑いながら読んでいきましたが、いやぁ、ほんわかと幸せに「めでたし」で終わりました。続編あるかなぁ?
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ネタバレエリオットが森に隠れ住まなくてはいけなくなった理由、酷かった。
欲に目が眩むと人はどんな事でもしてしまうんだなって。
遊び人として噂されている王弟アレクサンダーが森の中でエリオットに助けられエリオットの置かれた状況に憤り、その上でエリオットの素晴らしさに惹かれて何とかしようと決意したのはカッコよかったけど王弟と知られてエリオットから距離を取られてしまうのは少し可哀想でした。
家に戻り父と再会、又もや命を狙われあわや、にアレクサンダーに助けられそこからは全てが解決に向かえてホッとしました。
ようやくお互いに気持ちを伝え合えて恋人になれ本当に良かったです。
しかしアレクサンダーの絶倫っぷりにはエリオットこれからも大変そう(笑)
特典ペーパーでもアレクサンダーの溺愛、絶倫が凄くでもそれを許しちゃうエリオット、アレクサンダーよりしっかりしてました。 -
ネタバレ 購入済み
真犯人を追い詰める過程で、主人公が攫われたり危害を加えられたり、といった典型的なパターンはなく、知らぬところで解決するあたりが、あっけないというか、でも無事で良かったねという気持ちもあり。ストーリーは面白かったです。