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公爵令息のティルダはブランデル王国内で確認された唯一のオメガで、現在は抑制剤で発情期をしのいでいる。その薬には副作用があり、長く服用し続けると心臓への負担があるものだった。病床の父からは入り婿になってくれるアルファの伴侶を早く見つけるよう命じられているが、領主代行の仕事もある上、恋も知らないティルダはそれを億劫に感じていた。そんな折、国王からの派遣で三人のアルファの王子がティルダを迎えに来る。王都でティルダとアルファの王侯貴族との見合いをさせたいと、公爵は国王にまで頼んでいたのだ。ティルダが支度をすませるまでの間、王子たちは領地に滞在することになる。穏やかな長男ルードヴィーグ(ただし妻帯者)、下心丸見えの次男ロベルト(婚約者あり)、そして無愛想な三男エイリーク。そのうちエイリークに近づいた時だけ、ティルダは不思議な香りを感じ取るが……? 堅物な王子×勝気なオメガ、花開く運命の恋!!
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Posted by ブクログ
ティルダが見た目とは裏腹に勝気で自分をしっかりと持っている所が良いです。
最後のオメガと言われ、過去のオメガは酷い扱いを受けていたけれどティルダは恵まれていてティルダの為にと王が番を探してくれているのが凄いなと。
そしてティルダの元に出向いた3人の王子達。
第3王子であるエイリークは結婚には興味なく国の為に生きると決めていて、でもティルダと出会いオメガとしてよりもティルダの人となりを知り惹かれて行ってしまうのが可愛かった。
それをティルダに悟られたくないがために取ったとある行動はおかしくて笑えました。
ティルダもエイリークとの初対面の印象は最悪だったのに、だからこそなのかエイリークと接するうちどんどんと惹かれていくのが良かった。
お互い初対面の時にお互いにしか分からない「匂い」を嗅いでいてそこで(運命の番)だったのは本人達は分からなくとも読み手は分かるのだけど。
エイリークの兄のロベルトが人格的に歪んでいて彼の起こした事は許せなかった。
ある意味可哀想なのは分かるけれど。
晴れて番になれてからのエイリークの嫉妬が炸裂していて笑うしかなく。
ティルダも呆れながらも嬉しくてたまらないのが溢れていて相思相愛な素敵な番でこれからもあれこれ大変そうだけれど幸せになれると信じられます。
特典ペーパーでもエイリークのティルダへの過保護さが凄くてティルダも大変そうかもと(苦笑)
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