庵田定夏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「三番目」が起こした騒動に巻き込まれた山星高校の生徒達。
様々な現象が生徒達に襲い掛かり、挙句の果てには『孤立空間』に連れ去られることに。
これを見捨ててはおけないと立ち上がった文研部の面々。
これまで敵対していたふうせんかずらの助力も得、いざ『孤立空間』に乗り込む―!
以上が大まかな上巻のあらすじ。下巻読むまでほとんど忘れてたよ・・・。
まぁ冒頭でさりげなく振り返ってるから、忘れてても問題なしです。
さて・・・『孤立空間』内での物語。
一般の生徒からしたら、人格入れ替わりや欲望解放などといった現象が急に起こって。
わけもわからない空間に閉じ込められて、現象も止まらず。
暗示がかかってい -
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Posted by ブクログ
今回は短編集です。
・ファーストエンカウンター
文研部ができあがるまでのお話です。本編に全く邪魔にならないし、これ初めから作ってた!?と思えるぐらいクオリティは高いです。
・ふたりぼっちの友情
稲葉と伊織の友情秘話です。これはこれでありだと思います。
・デート×デート×デート
トリプルデートのお話。今回の短編集の中で一番笑えました。デレばんはやはりよかったです。
・この我が道を行く疾走
藤島と文研部後輩達がリア充を目指すお話です。最後は次巻への予告も含みつつの終わり方でした。お話は今まであまり描かれてこなかった藤島の内面を描いていて、面白かったです。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレココロコネクトシリーズ5冊目、短編集。
試練を乗り越える話ではなく、青春を謳歌している文研部メンバーの物語。
基本は本編と関係ない短編だけど最終話は次回へのつなぎ。
「スクープ写真の正しい使い方」
教師同士の恋愛を学校中に知らしめるお祭り騒ぎな物語。
「桐山唯の初体験」
女子からのラブレターにあたふたする唯の話。
男性恐怖症だった唯だからこそ、女子同士の恋愛に人一倍悩み、考えるんだろうね。
「稲葉姫子の孤軍奮闘」
太一に告白後の稲葉の物語。
太一と伊織が気になって仕方ないいなばん。
「ペンタゴン++」
2年生になり、新入部員勧誘シーズンとなった文研部だが、ふうせんかずらの事情がある -
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Posted by ブクログ
ネタバレ描写が何だか”作り物”のような感じがし、終始違和感を感じました。
自然じゃないと言うのか。
もちろん、人それぞれ悩みが違いますし、直面している当人にとってはそれが一番深刻で大きな問題なんだと感じるのは当然ではあります。人それぞれの悩みを比べて、それは小さいだのこれは大きいだのと言うのは愚の骨頂でしょう。
ですが、大多数の大人にとっては、生きていればもっと深刻な悩みや苦しみは経験してきているのが普通ですし、登場人物のさも世界の終りみたいな悲劇の主人公気取りは共感できません。
読者の年代によっても感じ方は違うでしょうから、読む人を選ぶと思います。 -
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