庵田定夏のレビュー一覧
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卒業しても…が何故なのかを探るため
夏休みを利用して尋ねる予定が、何故か5人旅行。
主人公の乗り物酔いにちょっと笑いましたが
辛いですから…仕方がないです。
それに便乗しまくる女の子達。
もてもてだな、と思っていたら、な展開でした。
でもそれって、弱みになる? と聞きたい理由でしたが
人によっては、なので、何ともいえないです。
生徒会は生徒会ですごい行動力ですが
女の子と男の子の感じ方は違います。
彼女の家族もそうですが、言わなくても、ではなく
言わないといけないのです。
軽く言い続けているわけではないので
言われた側もきちんと受け止めます。
それをしていないからこそこうなった、というのも -
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聞き覚えのある問いをしてきたクラスメイトに詰め寄るが
2か月後に、と言われる。
何故なら彼女は、2か月後にはいなくなるから。
その前の文化祭。
そして裏文化祭。
あのねちっこそうな生徒会長を出し抜いて
どう頑張るつもりなんだ? と聞きたかったですが
すごい連携プレーです。
3年生とかぶってしまった、劇の内容。
それを変える予定なのに、どう変えたのか。
何故症候群好きの彼はビデオ片手にうろうろして
クラスに届けなければならなかったのか。
ものすごい青春一直性! な仕上がりの劇でした。
あらどうしましょうw な落ちも笑えましたが
それよりも、宝物の存在。
そして、姉の存在。
一体、3年後の未来 -
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その高校に入学した生徒だけが、手に入る不思議な力。
1年生に戻った主人公は、2度目の青春を
やり直し始める。
もう1回の3年。
覚えているならともかく、もう一回となると
どうしたらいいのか考えてしまいます。
うっすらとは、何してたのか覚えてますから
これはこれで大変だと思いますが。
幻とはいえ、妙な力である事は確か。
そして発芽する事で注目を集める事になる生徒。
頂点に立っていたい者にとって
確かに脅威になる存在です。
弱い者いじめ、というよりは、出る杭は引っこ抜く。
クラスのヒエラルスキーは、こうして作られるな、と。
不思議な力があるだけで、単なる青春もの。
ちょっと違う感じもしますが -
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人格入れ替わりが終わったと思ったら、今度は何と
欲望解放が行われる事に。
人格よりもきついものが出てきました。
理性で抑えられるはずのものが、外に出てきてしまう。
どれだけ精神を安定させるか、というのも大変ですが
それを考えてしまった時点で、波風立つような?
小テスト中に叫んでみたり、睡眠に負けてしまったり、は
確かに可愛い方です。
うっかり相手を傷つけてしまったら、というのは
ものすごく怖い事です。
が、人間関係できてないならともかく、できているなら
出てこない時点で傷はつくような。
現象はあれですけど、ものすごく青春してます。
最後の方もそうですし…。
いや、でも言えてよかった、とい -
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文芸部に所属する5人の見に、恐ろしい事が起こった。
意識がランダムに入れ替わってしまうのだ。
固定? と思ったら、題名通りランダムでした。
それにより、全員…というか、女の子達の
隠していたトラウマやら悩みやらが露出。
これを、犠牲者男子が一人で解決していきます。
解決しよう、と思ってしているわけではない最初と
解決してこい、と言われた次と…。
これはやられると、確かに惚れてしまいます。
殴りたいのは、入れ替えを設定してくれた存在、ですが
自分の手を一切汚してません。
体もそうですけど、お金の面も…。
人のお金、そんな風に使ってはいけないと思いますが
この顧問のならいいか…と思ってしまう何 -
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シリーズ番外編最終巻。短編4本を収録しています。
「お兄ちゃんの友達チェック」は、太一の家にやってきた文研部員たちを、彼の妹の莉奈がチェックする話。
「カップルバトルロイヤル」は、藤島麻衣子の提案により、学園全体を巻き込んだ一大イベントが開催されます。千尋と志乃がコンビを組んで、太一・姫子コンビにポーカーの勝負を挑んだり、本編では実現されなかった唯と千夏の空手対決がおこなわれたりしつつ、渡瀬が藤島さんへの想いを彼女に打ち明けるストーリーです。
「新入生よ、大志を抱け」は、3年生の太一たちが引退して千尋と志乃が勧誘する文研部を、加藤拓海(かとう・たくみ)という男子生徒が訪れる話です。
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「孤立空間」にやってきた太一たちは、「三番目」たちによる記憶の消去を免れるためには、この空間で生徒たちの連帯を作り出すことが必要だと教えられます。
ところが、生徒会長の香取讓二(かとり・じょうじ)は、文研部によって生徒たちがまとめられていくことに疑いの目を向け始めます。やがて香取は、お互いに殴りあうことで「孤立空間」から「強制終了」させられてしまうことを発見し、それによってもとの世界に戻ることができるのではないかと考えるようになります。文研部のメンバーたちは、「強制終了」へと奔る生徒たちを翻意させようと努力しますが、かえってこの現象の黒幕ではないのかと疑われ、生徒たちはバラバラになっていきま -
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シリーズ本編第7弾。
「ふうせんかずら」によって異変が引き起こされることはもうないと信じた太一たちでしたが、クラスメイトの何人かが、文研部のメンバーたちを避けるようなそぶりを見せるようになります。さらに、お互いに関する記憶を消失してしまう出来事が起こり、太一たちは新たな「現象」に見舞われているのではないかと疑い出します。
そんな彼らの前に、またしても「ふうせんかずら」が現われ、「三番目」たちが学校中に異変を起こしていることを知らされます。さらに「三番目」たちは、文研部のメンバーや「ふうせんかずら」から、一連の「現象」に関する記憶を消し去ろうと考えていることが明かされます。文研部のメンバーた -
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シリーズ番外編第2弾。
第1話「ファーストエンカウンター」は、文研部が創部され、太一、姫子、伊織、唯、青木の5人が出会ったばかりのエピソードです。
第2話「ふたりぼっちの友情」は、やはり文研部創部当初の、姫子と伊織の友情が生まれるきっかけとなった話。伊織の身辺にストーカーの影がちらつきますが、いつも明るく誰にも愛される伊織には、そのことを打ち明けることのできるような、心からの友人がいませんでした。そんな彼女に、姫子が声をかけ、しだいに2人の間に友情が芽生えます。
第3話「デート×デート×デート」は、太一×姫子、唯×青木、そして中山真理子×石川大輝のトリプル・デートです。
第4話「この我