タスクオーナのレビュー一覧
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コミック版『氷菓』もついに15巻。表紙を飾るは古典部の女性トリオ。
今回は『いまさら翼といわれても』から伊原摩耶花の漫研騒動「わたしたちの伝説の一冊」の後半と、『米澤穂信と〈古典部〉』から折木奉太郎の受難物語「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」とを収録。後者も扱ったことで、完全にアニメ版準拠(原作小説を全て時系列順に整理)が確定。次はそろそろ主題の『ふたりの距離の概算』に入るか?…ところで折木のダイイングメッセージ「ちたん」って、犯人がバレバレです。
以下、関連情報。
※米澤穂信氏の「古典部」シリーズの愛蔵版第1巻は、2023年3月に発売済。今回の表紙デザイン(カバーを取ろう)はこれを意識し -
Posted by ブクログ
ネタバレライダーの持つ石化の魔眼と対峙する士郎と凛。
魔力を暴走させた桜は、自責の念により自らを攻撃してしまう。
暗転し、教会に場面は移る。
刻印虫が全身の神経と癒着していると言う桜の状態は、非常に危うい状態であると説明する言峰。
刻印虫の摘出など魔術刻印を全て消耗するほど出来得る限りの手術を行う言峰。
今後の話、アーチャーより倒すものは誰かと問われる。
自らの信念に殉ずるか、守るべきもののために曲げるのかと諭される。
教会より抜け出した桜を探す士郎。
雨の中の公園で立ちすくむ桜を見つける。
自らの純潔などとうになく、魔術師であることを偽り、簡単に制御できなくことで士郎をも傷つけたことを嘆く桜。 -
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関谷の言葉
休日に喫茶店にいる奉太郎。
千反田に呼ばれたからだったがなかなか来ない。
やっと来た千反田だったが本題をなかなか切り出さない。
そんな彼女に告白でもしに来たのかと冗談のつもりで言ったがそれに対し千反田はそうかもしれないとあるお願いをし始めた。
千反田には10年前にマレーシアに渡航して七年前から行方不明になった伯父の関谷純がいる。
関谷によく懐いていた千反田だったが彼がかつて在籍していた古典部の文集を見た千反田が何かを質問した時に彼が言った言葉に泣いた事があったという。
優しい伯父だったが泣いた千反田に特別言葉をかけなかった。
中学に上がったあたりからその時の出来事が気になり始めた -
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アニメ化
神山高校に入学した折木奉太郎は自他共に認める省エネをしている高校一年生。
やらなくてもいいことはやらない、やらなければいけないことは手短にがモットーだがそんな彼は入学した神山高校で古典部という謎の部活に入るつもりだった。
何故かというと同じ高校出身で今ベナレスにいる姉からかつての所属部が部員ゼロで廃部するかもしれないから籍だけでも入れろという半ば命令のような手紙が来たからだ。
姉に逆らったことによる面倒の方が入らないより多いと判断した奉太郎は特別教棟の四階にある部室に行き鍵を開けると一人の女子生徒がいた。
彼女は古典部に入部した同じ学年の千反田えるという生徒だった。
部員がすでにいる