5pb.×ニトロプラスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2012/05/27
【好き】アニメ版シュタインズゲートを紅莉栖視点で進行させる小説、最終巻の第3巻。 紅莉栖が知ることの出来なかった本編内容を、岡部が回想で語り補う方法は、仕方ないとは言えダイジェストぽくてあまり面白くなかった。 とはいえ、前巻でのいろいろな疑問は解消されたので良かった(笑) 第8章・因果律のメルトは、フェイリス大活躍のドラマCDの内容をプラスしてβ世界線に移る直前まで。 紅莉栖の心情がよく語られていていたので面白かった。 第9章・循環輪廻のカーラチャクラはオリジナル。 β世界線へと移動している間のほんのわずかな時間内に、β世界線の執念オカリンとα世界線の紅莉栖とのあったかもしれないやり取り。 妄想とか夢に近いので本編からは若干浮いてるかなーと思わないでもないが、執念オカリンと紅莉栖を会わせるという設定が気に入った。 終幕・境界面上のシュタインズゲートは、時間軸を7年後の鈴羽誕生に併せてあったので、オカリンの長い旅が、あぁ本当に終わったんだなと思えた。 だからこの巻はReverseではなくRebirthなのね…なるほど。 -
Posted by ブクログ
2012/05/23
【好き】アニメ版シュタインズゲートを紅莉栖視点で進行させる小説、第2巻。 紅莉栖が恋を自覚してからのデレというか壊れ具合に笑わされたり癒されたりするが、やっぱりこのシュタインズゲートの世界観もシリアスだなと思う。 この巻を読みながらずっと気になっていたのは、今進んでいる話の世界線はどこなんだろう?ということ。 13日にタイムリープマシンが完成したあと、岡部がタイムリープしてきて「俺の願いを聞いてくれ」と13日以降に経験してきたすべてを語り出したところで、ロト6のDメールを送った世界線(戻ってきた方)だったのかと思ったけれども、その世界線ではラボメンになっていない人もいるよな…人間関係は同じような感じに補完されてるのかな? それとも本編では知らないうちに世界線を移動していたことになっているのかな? でも、るかはるかくんと呼ばれていたから♂だよな?ということは…世界線はずっと固定されてたのかな? あと、岡部の語りを聞いている紅莉栖が今いる世界線数値を認識してるのは何故だろう? ダイバージェンスメーターは手元に無いんじゃなかったっけ? うーーん、理解が追い付かないなぁ。 とりあえずこの巻では、鈴羽がジョンタイターは自分だと名乗る所まで。 紅莉栖視点なので、ロト6以降のDメールやタイムリープの場面や他の世界線はどう描かれるのかな、と思っていたら岡部の回想で語られるわけか…なるほど…ちょっと失速感を感じたのは気のせいだと思いたい。 -
Posted by ブクログ
2012/05/13
【好き】やっと読み終わった。 原作のゲームをなぞっているとはいえこの巻は途中からかなり違った展開になっていたのでついていくのが大変だった。 タイトルの円環連鎖~にかけて最後の着信があったんだろうなぁ、と思いつつも謎のままシュタインズゲートに到達したことになっていたのがちょっとスッキリしなくて気持ち悪い。 どの世界線のオカリンでもゴールすれば勝ちだし、リーディングシュタイナーがある限り世界はスイッチが入ったオカリンの主観なわけだから、シュタインズゲートに到達したオカリンは別のオカリンだったのかな…とか? 電話に出るという覚悟を決めることがSG世界線にいける最後の選択だったのかな…とか? ラストのカタルシス感はゲームの方があるかなー。 小説では世界線が重複したり、Dメールの取り消しが上手くいかなかったりなど原作より複雑なんだけど、キャラや設定の掘り下げによる怖さ面白さリアルさは活字ならではの密度でゲームの足りない部分を上手く補完してたと思った。 個人的には原作ゲームの方が解りやすく劇的で好きだが、再度プレイしてみたら今度は物足りなく感じるかも。 あと何故かずっと気になったのは、コミマの開催日時がずれるところ。同じ世界線でもタイムリープしたせいなのか、読み漏らしているだけなのか、設定間違いなのか…。 コミマがコミケになってたり、読んでるときは疑うことなく読んでいるので間違いなのか解らなくなる(笑) -
Posted by ブクログ
ネタバレ椎名まゆりの死を回避しようと岡部倫太郎は、タイムリープマシンを駆使して孤独な戦いを強いられる。岡部の苦しみを共有できない仲間たちはどう感じていたのか?
アニメやゲーム本編では岡部だけの視点でしか描かれなかった為に気づけなかった、牧瀬紅莉栖の苦悩や岡部への愛情が『STEINS;GATE 3 境界面上のシュタインズ・ゲート:Rebirth』では描かれる。
実際に記憶はなかろうと苦しむ岡部の姿を見ているのだから、ある意味ではその不安は本人よりも大きかったかもしれない。岡部がまゆりを救いたいのと同様に、牧瀬も岡部を救いたかったのだから。しかし彼女は直接手を貸すことはできないのだから切ない。彼女の視点からは岡部やラボメン達との絆がたしかに伝わってきた。
また牧瀬の魅力は端的に言えば「ツンデレ」で素直じゃない性格にある。
普段は大人びた態度をとっていても、ふとした拍子に子供っぽい面が顔を出し、赤面したり慌てふためいたりしてしまう。特に岡部の前だと顕著で岡部もそういった所に惹かれていたのだが、牧瀬の視点ではもっとヤバい。
彼女は乙女だ。それも2ちゃん用語を駆使する乙女だ。
良くも悪くも雰囲気をぶち壊す牧瀬の脳内は、彼女の新たな魅力を教えてくれた。
そして牧瀬が消えてしまう後、彼女は仲間たちの為に戦う機会が与えられる。
岡部は決して孤独な観測者ではなかったと、色々な意味で報われる『Rebirth』最高の魅せ場。
この作品を読めて本当に良かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ紅莉栖視点のSteins;Gateの第2巻目。
ストーリーの流れはアニメ第8話から0.57…%の世界線を軸に進んでいきます。
そのため、ロト6以降の世界線移動の話はメインストーリーでは出てきません。
が、要所要所の話は他の世界線と同じ内容で進みます。
そのため、世界線が0.57…%を移動していないことが終盤まで気が付きませんでした。(^^;
そして終盤で話はいきなりアニメ第20話のFBの携帯からDメールを送った後、世界線が0.57…%に移動し、ダルがコミマに行っていないためタイムリープした後ダルに頼み込む場面になります。
が、その後に0.33…%から0.57…%の世界線に戻るまでの話を岡部からの回想を聞く形で紅莉栖が認知していくという形で話が進み、アニメ第14話の所で終わります。
さて、この巻の最大の見所は、紅莉栖の内面がかなり描写されたところでしょう。
この巻を読んで、アニメでの紅莉栖の一つ一つの言葉や態度の裏に、これほどまでに純粋で、かつ真っ直ぐな気持ちがありながら、紅莉栖もまた岡部とは違う形で仮面を被って自分の心を見透かされないようにしている姿が、いじらしく、切なく、微笑ましく、そんな感情をグルグルと掻き回される感じでした。
多分、この後にアニメを見直したら、それまで何でもなかった場面で心を締め付けられると思います。
マイフォークにそんな深い意味が込められていたとは…
「ドラマCD α 『哀心迷図のバベル』 ダイバージェンス0.571046%」を聞いたことあるならば、感慨深いと思います。 -
Posted by ブクログ
total:894p.
ここまで長い物語を最後まで読むことができたのも、Steins;Gateという舞台設定および小説版オリジナルの描写が上手かったからに他なりませんね。
途中なんて原作とはほぼ別の話になってるので。
アニメは終わってしまいましたが、メディアミックスはまだ続きそうだし8bitも出るしで、もうしばらくSteins;Gateの世界に浸ることができそうです。
今後の展開も明るいなと感じました。
Steins;Gateの良いところって、難しそうな話題を簡単に噛み砕きつつも作品中の論理では破綻なく収まっている所だと思います。だから、最後の展開が賛否両論なのは予測できます。
それでも評価が下がらないのは素晴らしいですね。考察しがいがあるでしょう。