5pb.×ニトロプラスのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ヘヴィノベル(物理)です
オリジナルの要素をはさみつつ、うまく原作の部分をカットしたなぁと言った印象。
上巻同様、この本でシュタゲを薦められるかというと微妙。原作かアニメで視聴した人には是非勧めたい。
ゲームの、クリスを救えずに世界線を移動したシーンで、オカリンが閉めにかかったあとの鈴羽からの電話のシーン。
あそこの演出はゲームに及ばないな・・・何故なら残りのページ数がわかってしまっているから。(笑)
あれはゲームならではの演出。初回プレイ時は思わず体が吸い寄せられた。
と、原作のはなしばかりになってしまったものの、小説単体としての完成度としては十二分に高い。
ゲームをやり直すほどじゃな -
Posted by ブクログ
2013/03/11
【好き】完結巻。 本編ではトゥルーエンドがあったが、ファンディスクでは各キャラルートエンドのみだったのでラストのだーりん:まゆりエンドから本編:まゆりエンド風味を絡めて本編小説:ウロボロスへ繋がる終わり方に満足。 表面では各キャラルートのキャッキャッウフフな雰囲気と展開をなぞりつつ裏では本編のシリアスさが進行しているのがワクワクしたし、オカリンのリーディングシュタイナーが封じられてクリスやダル、鈴羽が未来を知ってる設定も良かった。 尺は少ないけれどあの世界線で復讐の鬼となる綯様の様子がなんとも空恐ろしかったが、最後に自らタイムリープマシンを壊すことが出来たのはとりあえずの -
-
-
Posted by ブクログ
友人からオススメされた作品です。
当初ゲームから始めましたが、プレイ時間をどうしても取れず…そして序盤は退屈だったので…でも続きが気になって、というところから小説版を手に取りました。
面白かったです!。文体にとてもセンスがあり、ラノベに有りがちな文章の読みづらさというのがなかったです。
時間物理がテーマになっていて科学的にも興味深いシナリオ導入となっています。主人公の岡部倫太郎が中二病のため中二耐性の無い方はちょっと辛いかもしれませんね。
帯に映画化決定とあり、これは観に行かねば!と思いました。それまでにアニメとゲームもクリアしておかなきゃ! -
-
-
Posted by ブクログ
2012/06/08
【好き】キャラクター・アンソロジー第1弾。 鈴羽と紅莉栖。 ①鈴羽が、8月9日に1975年へタイムトラベルしたその後の物語。 ドラマCDを含めいろいろ断片的に明かされていた鈴羽改め橋田鈴の軌跡。 視点が天王寺の『恩讐のブラウニアンモーション』と対になっているので両方読むと更に感慨深い。 ②紅莉栖がオカリンを看病するという、とある世界線の話。 本編とは関係ないので紅莉栖のデレを楽しむ感じ。 時間軸としては、8月9日~11日あたりだろうか? 茶色いミルク粥の所や、汗を拭く所はニヤニヤ&爆笑が止まらなかった。 紅莉栖ガンバレ…(笑) 表紙にいるルカ子の登場がなかったのであれ -
-
Posted by ブクログ
2012/05/27
【好き】アニメ版シュタインズゲートを紅莉栖視点で進行させる小説、最終巻の第3巻。 紅莉栖が知ることの出来なかった本編内容を、岡部が回想で語り補う方法は、仕方ないとは言えダイジェストぽくてあまり面白くなかった。 とはいえ、前巻でのいろいろな疑問は解消されたので良かった(笑) 第8章・因果律のメルトは、フェイリス大活躍のドラマCDの内容をプラスしてβ世界線に移る直前まで。 紅莉栖の心情がよく語られていていたので面白かった。 第9章・循環輪廻のカーラチャクラはオリジナル。 β世界線へと移動している間のほんのわずかな時間内に、β世界線の執念オカリンとα世界線の紅莉栖とのあったかも