俣野成敏のレビュー一覧
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ネタバレ■はじめに
仕事でハイパフォーマンスを残すためには、常にいいコンディションを保つべきである。そのためにはどうすべきか、ということが書かれている本。どんなにスキルが高い人でも、悪いコンディションでは結果を残せない。コンディションが悪いことを理由にしないためにも、この前提は正しいと思った。
目新しいことは少なかったし、実践していることもいくつかあったので、その裏づけを取れたのが収穫だった。
「ハイパフォーマンス=コンディション×スキル+運」これはまさにそのとおり。自分は常に一定のパフォーマンスを残し続けたいので、今やっていることを継続しようと思った。
■参考になったこと
コンディショニングの目的 -
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日経新聞の広告を見て購入。
「習慣が人生を決める」。
私は、本気でそう思っているし、理想の習慣とはほど遠い生活を送っているからもどかしいと感じている。
かといって、理想の習慣とは何か。なぜ、その「理想」があるのかを考え続けなければいけない。
著者は、朝4時起きが習慣で、4時半には会社にいくのだそうだが、
当然、それは早起き自体が目的ではない。
では、私にとって、朝4時起きを1習慣続ける「理由」とは
自分の時間が欲しい
→映画を見たい
→本を読みたい
・・・趣味だ。 でもここからさらに深く掘り下げないといけない。
→映画を見る理由とは?
→それがはっきりと説明で -
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おとなのカンニングとは、ほかでうまくいっている事を盗み見し、自分のアイデアに変えるビジネスセンスの事。
学生時代のカンニングは処罰の対象だが、社会人になってからの、おとなのカンニングはむしろ褒められている。
著者が仕事を通して実行したおとなのカンニングについて紹介している。
こうやって堂々と紹介しているのは、社会人として仕事をしている人は、多少の差はあれ
おとなのカンニングの有効性を知っているが、ほとんどの人はそれを実行していない。
その理由として情報変換力と情報応用力にその人の経験やセンスが出るので
開示しても著者としては全然問題ないからだろう。
以前読んだ秋元康さんの「企画脳」と、表現は -
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ネタバレ著者の一人である俣野成敏さんは、以前は『コンディションが良かろうと悪かろうと結果を残せ、それがプロだ!』という考え方で、自分自身も気合いと根性で乗り気っていくことが多かった。
しかし、もう一人の著者の上野啓樹さんに『コンディションが悪いこと自体がプロではない!』と言われ、常にハイパフォーマンスを出すためのコンディション作りについて実践するようになる。
まず改善したことは『食事』について。
エジプトのピラミッドに刻まれた言葉には
゛我々が食べているものの殆どは余分なものといって良い。
人は食べたものの四分の一の栄養で生きているに過ぎない。
残りの四分の三は病気の原因となり、
そのお陰で医者 -
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最近読んだ本がサラリーマンは経営者感覚を持つべきだ的な本が多かったのですが、この本に書かれている「プロフェッショナル・サラリーマン」とはまさしく経営者感覚を持ったサラリーマンの事を意味しています。
本書で一番印象に残ったのは、仕事とは文字通り「仕入れる」事であり、上司とは仕事の仕入れ先でしかないとの考えです。とかくサラリーマンは上司に理想像を求めがちですし、上司との人間関係の悪化で転職や退職にまで至ってしまう人も多くいますが、あくまで仕入れ先のひとつだと割り切ればそのような事で悩まずにすむと書かれていました。
勿論よい上司に仕えた時は大いに学べばよいのですが、私の人生でも「アタリ」上司は1 -
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上司は仕事の仕入先
思事→志事→始事→資事
仕事の慣れによって生じたスペースを、高度な仕事や能力アップに
アマチュアのうちは、仕事と自己投資に全力投球
水鳥理論=水面下では足を必死に動かしているけど、浮かんでいる様子はそれを感じさせない
緊急性が低く、重要度が高い仕事を優先する
やめても支障の無い仕事を探す
どんな上司でも出世させる
上司を男にさせる
仕事を命じられたらお礼を言う
仕事の目的と背景を確認する
社内でNo.1になれるものを探す
志、こだわりを持つ
もし自分が上司だったらどのような意思決定をするか
社内外で自分より上のレベルの人とつきあえ
ニーズ(なければ苦痛)とウォンツ(あれば快 -
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【読書メモ】
●あえて花形部門といえない部署で働く
●プロは仕事を「つくって」「回して」「稼ぐ」
●「仕事(四事)」とは「思事」「志事」「始事」「資事」
●プロは上司を「仕事の仕入れ先」と思う
●プロは最悪のコンディションでも一定のアウトプットを出せる
●プロは仕事が9、私生活が1のつもりで働く
●プロは「人脈」「資格」づくりを後回しにする
●プロは「バタバタしている」姿を見せない。余裕がないなと思われたらチャンスを逃す
●プロは意味のない作業を自ら葬り去る
●プロの仕事は直線ではなく「M字」を描く。締め切り前に大ラフ案で確認する
●プロは自ら「給料ダウン」を申し出る。給