あらすじ
スーパーのカニ缶から閃いた年商14億の新ビジネス、ビールのCMをカンニングしたらヤフホクドームのイベントができた。リストラ予備軍から、最年少役員に這い上がったプロフェッショナルサラリーマンの「頭」の習慣とは。単なるパクリじゃダメ。成功ビジネスの“本質”を盗め!今日からできるカンニング・3ステップを大公開。
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アイディエーションの方法として参考になった。また、上手くパクる(カンニングする)という姿勢も共感できる。事例も豊富で読みやすい。あとは実践するのみですね
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一流の人は上手にパクる―仕事のアイデアがわいてくる大人のカンニング
2015/2/1 著:俣野 成敏
一流の人たちは、皆、上手にカンニングをしている。
斬新なアイデアや周囲が驚くような企画も、まったくの無から有を生んでいるのではなく、必ずどこかにネタ元がある。
一方、仕事がうまくいかない人は他人の成功を羨み、妬むだけでカンニングすることができない。
本書で紹介されている大人のカンニングとは、他でうまくいっていることを盗み見し、自分のアイデアに変えるビジネスセンスのことである。
構成は以下の6章から成る。
①サラリーマンのカンニングは、学生時代と大違い
②情報収集力
③情報交換力
④情報応用力
⑤大人のカンニングを実践すると
⑥カンニングはこれからのサラリーマンに必要な力
大人のカンニングとは響きは良くも悪くもある。しかし、本書で書かれていることは誰しもが何気なく行っていることも多くある。しかし、本書ではそれをあえて大人のカンニングと名して、体系的にそれをまとめあげているところが素晴らしい。
情報を上手に戦略的に人生に効率的に活かすコツが著者の経験と共に惜しげもなく紹介されており、一読の価値はある。
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おとなのカンニングとは、ほかでうまくいっている事を盗み見し、自分のアイデアに変えるビジネスセンスの事。
学生時代のカンニングは処罰の対象だが、社会人になってからの、おとなのカンニングはむしろ褒められている。
著者が仕事を通して実行したおとなのカンニングについて紹介している。
こうやって堂々と紹介しているのは、社会人として仕事をしている人は、多少の差はあれ
おとなのカンニングの有効性を知っているが、ほとんどの人はそれを実行していない。
その理由として情報変換力と情報応用力にその人の経験やセンスが出るので
開示しても著者としては全然問題ないからだろう。
以前読んだ秋元康さんの「企画脳」と、表現は違うが同じ事を言っていると思って読んだ。
おとなのカンニング3つのポイント
・答え合わせが必要ない
・いつでもカンニングできる
・他業種をカンニングする
おとなのカンニングに必要なステップ
・情報収集力
・情報変換力
・情報応用力
心理学者の北端氏があげた時代のニーズ(カンニングする際にも活用できるキーワード)
・変わりたい
・安定・安心したい
・自立して、強くなりたい
・教えてほしい
・助けてほしい
・簡単に、すぐできるものが欲しい
・夢が欲しい
・現実を忘れたい
・つながりたい
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書かれていることは、まねぶ→学ぶに繋がるカンニングの話なのでビジネス上は正しい動きだと思う。が、何だろうか、何か文章の書き方なのか読んでいると何とも言えない違和感を感じる。
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サラリーマンから独立し様々な事業運営を行う著者が大人のカンニングという世間に溢れる上手くいっている事柄から自分のアイデアにする手法について自身の経験や実例を交えて紹介した一冊。
自身がこれまでの人生で使ってきた大人のカンニングという技術を著者自身の時計のアウトレット店での経験や世間での実例を使って解説されており勉強になりました。
また、自身が感じたことから実践していることなども書かれており日常生活でカンニング力を高める方法も同時に学ぶことができました。
そんな本書の中でも思考の補助線という考えは目からウロコが落ちました。
あと芸能人などが駆使してる知識のドーナツ化現象 は自分でも実践する価値のあるものだと感じました。
そして、「答えがない時代の」9つの声は強く印象に残りました。
本書を読んで情報収集力、情報変換力、情報応用力の3つを駆使して大人のカンニングからビジネスセンスを磨く技術を学ぶことができました。
そんな中で様々なことに興味を持つこと、疑問を持ってものごとをみることを大事にして日々過ごす中で材料をストックしていくこととカンニングから出たアイデアだけで満足せずに何度もトライアンドエラーを繰り返すことも大事だということを強く感じました。
そして、大人のカンニングという手法を手に入れるとビジネスの幅が大きく広がるだろうと感じた一冊でした。
Posted by ブクログ
何もかもゼロから考えるのではなく、いろいろ情報を集めて、それを応用しましょうって話で、まあそれはそうだよなあという話。
著者が成功した話があるのだが、これって発想の勝利ではなく、行動力の勝利である気がする。
Posted by ブクログ
仕事のアイディア出しに困って読んだ本。タイトル通り、基本は日々のカンニングという活動の意義についてですが、複数業界をまたいだアイディアの接合やその事例なども多数掲載があるので、そういうものが欲しい方にはオススメです。以下抜粋
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・カニ缶(物が小さく、積み上げることのできる商品)と時計の共通項を坪単価売上という概念の中に見出す。
・ホテルのビンゴ大会
└1枚200円で販売し参加。もし外れても売店で200円分として利用可能にすることで売店の売上増。
+そのビンゴ大会時間中に布団の準備を実施。
・個人的な趣味嗜好というフィルターにかけてしまうと情報の取得範囲が限定されてしまう。
・携帯の普及に伴い時計業界の縮小が懸念されたが、
それは時計を「時間を見るもの」としての場合。
ファッションアイテムや、ステータスのような価値としての捉えることで活路は見いだせる。
・カーブスは3つのMを排除し、サービスを洗練化。
└Men
└Mirror
└Make up(シャワー室は設置無し)