牧田善二のレビュー一覧
-
購入済み
正しい食事の知識
炭水化物が糖であることさえも知らなかった。毎日の食事習慣を見直すことで、日常生活のパフォーマンス(疲れやだるさ、眠気からの脱却)を上げる事が出来ると学んだ。血糖値を安定的に保ち、エクストラバージンオイルなどの良質な油を摂取し、これからは縄文人のように木の実や野菜、小魚を摂る生活を1日でも多く心掛けたい。
-
Posted by ブクログ
前書「医者が教える食事術 最強の教科書」の続編。
具体的に何をどう食べればいいのか、を示しており、非常に有意義だった。それだけ知りたいなら第3章を読めばOK。
また、第5章では医療との付き合い方(予防・治療)に着いて書かれており、知らなかった事実が多く、驚いた。(人間ドックではがん等を早期発見できない 等)
いつ頃から受けるべきか、費用が分かるとありがたかったが、その記載はなかった。
以下に自分なりの要約、解釈をまとめる。
序章:食の知識、背景についての説明。
・糖質をやめられない理由
現代食文化より狩猟文化の歴史の方が長く、その遠い祖先は農耕を知らなかったため、人間の脳には「チャンスがあ -
Posted by ブクログ
ネタバレ食品メーカーが隠したい不都合な真実。健康とは本来関係ない、在庫管理を活用する「企業倫理」が存在や「糖質中毒」、情報操作を読み解く「食のリテラシー(適切に理解・判断する能力)」が必要な時代。
カロリー制限は過去の話、理想的には1日、炭水化物120g痩せたい人は60gまで減らした方が良い。脂質は積極的に取った方が良い、特に不飽和脂肪酸(青魚の油、オリーブオイル)や飽和脂肪酸(動物の脂肪、バター)は良い。
ラーメンよりチャーシューメン。糖質単体ではなく+脂質・タンパク質・食物繊維を一緒に食べた方が血糖値上昇を抑える効果がある。
フライドポテトはヤバイ…
日本人=白米文化?
牛乳も少し怪しい -
購入済み
既刊よりVerUPしていますが
実践バイブルなので、言葉はバージョンアップしていますが、内容はほとんど似いてます。軸がぶれていないといえばそれまでですが、物足らなかったかなという気もします。(ほかの似たり寄ったりの本を見すぎたかも) でも、とても良い本なのでお勧めできます。
-
ネタバレ 購入済み
糖質手強し
中性脂肪を下げる方法を探して読みました
中性脂肪の原因も糖質の過剰摂取が原因と分かりました
これまで塩分制限をしてきて塩分ゼロのご飯を主食としてましたがマズいことに気づかされました
食べる順番や食べ合わせについても論理的に書かれていていいです -
Posted by ブクログ
少し前に、元女子プロレスラーのタレントが毎年がん検診を受けているのにガンになったという話題があったが、その普通のがん検診(人間ドック)に対する問題提起の書。
普通にやってくれる検査の9割は間違いというか、ガンに対しては手遅れで(バリウムや超音波検査など)、残りの1割に入るものとして挙げられていたのは、血液検査とPSA(前立腺がん腫瘍マーカー)くらいだったか。
それなら、PET検査の話でも書いてあるのかなぁ・・・と勝手な先入観がありましたが、
「PET検査」はもう古い
と、あっさり一蹴。
ただ何が良いかは、「全身CT」,最新の「胃カメラ」「大腸カメラ」あたりなんだが、誰にやってもらうかが重 -
Posted by ブクログ
北斗昌は毎年がん検診を受けているのにガンになったそうだ。検診の正しいあり方について興味があったので読んでみた。
・「がんを早期に見つける」という目的を、そもそも人間ドックは果たしていない。→えーと思ってしまう。
胃のバリウム検査、便潜血査はあてにならない。内視鏡検査が一番効果がある。
・胸部エックス線検査では早期がんは見つからない。胸部CTで検査していればずっと小さいうちに見つかる。
☆受けるべき検査
・首から下腹部までCTで輪切りにして見る。
・胃と腸は内視鏡で粘膜を直接見る。
・脳のMRI
・心臓の冠動脈CT
・前立線がんを見つけるPSA
ネットや書籍で調べて、これはと感じる機関があっ -
Posted by ブクログ
定価838円(税別)の新書ですが、私はわずかこれだけの出費で、ウン千万円も得したかもしれません。しかも、「健康で長生きできる(かも)」というプラチナチケットも手に入れることができました。
糖尿病関係の本は、患者本人が書いたものや、必ずしも糖尿病が専門ではない医師が書いたものが巷に溢れていますが、本書は糖尿病専門医の書いたもの。
今や糖尿病は6・3人に一人が罹患する病気で、近い将来、3人に1人が罹患するという予測もあります。世界中で、激増する糖尿病が人類にとって相当危険なものだと、医療のプロたちが考えるようになり、研究も進んでいます。
糖尿病の怖さは、糖尿病神経障害、糖尿病腎症、糖尿病網膜症とい -
Posted by ブクログ
健康診断で「高血糖値」他生活習慣病の疑いを指摘されたなら、先ずこの1冊に目を通して欲しい。
自分の「病気」を知る事が回復への第1歩。「糖尿病」には数々の誤解と理解不足があるものだと。太った人がなるのが糖尿病ではない事など新たな知識・情報が満載。それも医学的・科学的に実証されたデータに基づくものなので説得力あり。
本来、日本人の体は「粗食体質」にある所へ欧米化した食生活でカロリーを摂取しすぎるのだと。本当はいつも若干の空腹感がある位がいいらしい。腹八分目ではなく、「腹七分目か6分目」でよいとか。
統計的に12年間の不摂生が13年目に糖尿病発症となる事も書いてある。更に、一度「糖尿病」と診断