人間ドックの9割は間違い

人間ドックの9割は間違い

815円 (税込)

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著者のクリニックでは、例年50人弱の患者にがんが見つかるが、ある年の1人を除いて全員が克服している。一方、毎年人間ドックを受診していながら、命を落とす人は多い。胃のバリウム検査、腹部超音波検査、便潜血検査、胸部エックス線検査で、がんの早期発見は無理なのだ。著者が患者に勧めているのは、がん、心疾患、脳疾患などの病気を確実に早期発見する「精度の高い検査」。内容は全身CT、胃と腸のカメラ、脳MRIだけ。人間ドックで安心していたら、自分の命は守れない! 健康に長生きするための決定的な提言。

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人間ドックの9割は間違い のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    キャッチーなタイトルだけど、中身はちゃんとしてた。

    ・胃のバリウムはあまり意味がない。腕の良い医者の元で、内視鏡をやるべき。
    ・大腸も内視鏡か最新のCTでやるべき。これも腕のよい医者の元で。
    ・腹部エコーはあまり意味ない。CTやるべき。全身CTで見てもらうことが、膵臓がん、堪能がんなどを発見する上

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    2017年05月27日

    Posted by ブクログ

    牧田善二氏の「人間ドックの9割は間違い」、2015.3発行です。胃のバリウムや肺のX線などの検査では、癌が見つかったときはもうほとんど手遅れ(早期癌は見つからない)とのことです。著者が推薦する検査は、基本の血圧測定、血液・尿検査のほかに、首から下腹部までのCT検査と胃・腸の内視鏡検査だそうです。CT

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    2016年08月29日

    Posted by ブクログ

    少し前に、元女子プロレスラーのタレントが毎年がん検診を受けているのにガンになったという話題があったが、その普通のがん検診(人間ドック)に対する問題提起の書。

    普通にやってくれる検査の9割は間違いというか、ガンに対しては手遅れで(バリウムや超音波検査など)、残りの1割に入るものとして挙げられていたの

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    2015年11月08日

    Posted by ブクログ

    北斗昌は毎年がん検診を受けているのにガンになったそうだ。検診の正しいあり方について興味があったので読んでみた。
    ・「がんを早期に見つける」という目的を、そもそも人間ドックは果たしていない。→えーと思ってしまう。
     胃のバリウム検査、便潜血査はあてにならない。内視鏡検査が一番効果がある。
    ・胸部エック

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    2015年10月04日

    Posted by ブクログ

    人間ドックは受けた事はないが、職場で受ける健康診断についても同様な検査、バリウムや真空管による血液検査等、受診者の事よりコスト重視で取り敢えず受けさした事実が欲しいのが実情と思う。
    人任せにせず、自分で情報収集し、考える事が何事も大事であると改めて思った。

    0
    2016年01月20日

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