石黒正数のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
わーどうしよう。
これは....超個人的な感想にならざるを得ないわ。
だって、主人公(は父さん....か?)こないだ一周忌が終わったばかりのかーさんと同じ名前だし。家族構成一緒だし。響子さん、ルックス私だし(そのままもう少し老ければだけど)。こっちの父さんはうちのとーさんよりずいぶんワビサビのわかる感じだけど、へしこ(なんでこれが出てくる!と思ったら石黒さん福井出身か!ひょっとして小浜なのか?そうなのか?)好きみたいだし....
もうね、なんかちょっとしんみりしてしまいました。
「それまち」みたいな爽快感はない、と思う。あ、でも父さんっておじさん版歩鳥かも。そうかも。 -
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Posted by ブクログ
これはいい、と思う。
この人の書く短編が好きだ。しっかりテーマを作って、そこにたどり着こうとしている構成が好きだ。
この本の中には「紺先輩」と歩鳥、タッツンの原型らしきものが登場してますね。
好きだったのは『気の抜けたビールで』『血の連番状』『ラクガキ集』ですかね。
『気の抜けたビールで』は終始ニヤニヤしながら読んでしまうような話。
ハードボイルドな先輩に憧れてハードボイルド指南を教わる後輩。ハードボイルドな男は朝はピザ一切れと気の抜けたビールというこだわり。バカ。たのしい。
15ページというかなりの短編なのにきちんとお話っていうのがスゴイ。
『血の連番状』はさらにショートショート。これはオ -
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Posted by ブクログ
石黒先生のほとんどのマンガは
普段俺が描いてる日記のようなストーリで
構成されているので俺でも描ける気になるのだが
いざ描いてみるとまったく別なものが出来上がる
俺は紙芝居で、石黒先生は映像マンガなのだ
この差は微妙で、この差は大きい
けど、これがマンガだよなって思わされる
エンターテイメントなんて最低限で良いよなと
そこで作家性を出すのがセンスだよなと
奇抜な設定なんてあんまいらんのだ
日記でやってることをマンガにすれば良いと思えば
また俺はマンガを描けそうです。
あとは映像マンガを勉強します。
4コマはもう描かないけどな。
あんなしんどいだけなもの。
ちなみに -
Posted by ブクログ
本作『叙述トリック短編集』は、そのタイトルが示す通り、叙述トリックを主題とした短編集です。本編に入る前に全事件のヒントが提示されるという、非常に挑戦的な構成が特徴的です。
このヒントは、予防線であると同時に読者を惑わす罠としても機能しています。ヒントと本編を過剰に見比べながら読み進めた結果、疲労しつつも見事に引っ掛かってしまい、作者の術中にはまるという、愉快かつ悔しい読書体験ができました。
ただし本作の事件設定は“妙”なものが多いです。「詰まっていたはずのトイレが目を離した隙に元通りになっている」「現像前の写真のコントラストだけが弄られている」といった具合に、トリックを優先するあまり、話が不 -
Posted by ブクログ
綱啓永くん目当てで映画を観た。
漫画も読んでみたくなって買った。
【残念だったこと】
入巣とルカを脱がす必要あった?
描き下ろしカバーの絵が、
ノーブラの絵だったりして、セクシーな感じになっててショックだった。エロ漫画じゃないから、普通に服着せてあげてほしい。
【感想】
映画同様、面白かった!
『あいつは、ワタナベエンターテインメント所属のジュノンボーイじゃないんだぞ』のところがクスッとした。
原作に元々書いてあったのか、映画に綱啓永くんが出たから新装版に書いたのか、どっちなのかはわならないが。
大学生の時読んでみたかったなー!
また思うところも違っただろうなー