戸田山和久のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大学教授による、「教養を身につけて人生を豊かにしよう」という啓蒙書。非常に砕けた言葉で、例に挙げるエピソードも身近な話題や映画などを題材にしており、分かりやすく書かれている。
下敷きにあるのは哲学と歴史がメインだが、他にも横断的にいろんな学問が顔を出している。よほど映画好きなのか、教養とはかけ離れた題材の娯楽映画のワンシーンにも込められたメッセージ(古典や聖書なんかが引用される)を、その背景を知っているのとそうでないのとでは面白さがまるで変わってくる、といったことが400ページに渡って書かれている。
幅広く知識を得たい、という人の入門書と言った感。 -
Posted by ブクログ
須原屋書店の「浦和高校課題図書」コーナーにあったので購入。このコーナー、いいんだよね。何冊か買ってるけど、本格的でしかも読みやすい。その中では、こいつはなかなかハードだったかな笑。
さてさて、本の中身だけど、第六章の「自由」に焦点を当てたい。みんな自分は、多かれ少なかれ、自由意志にもとづいて行動していると思っているはずだ。スーパーで「今日の晩ご飯はサンマにしようかサバにしようか」迷ったあげく、結局サバを選択した時、ボクには選ぶ「自由」があったというわけ。なるほど、「自由」の存在に、疑いはなさそうだ。
でも、ちょと待ってほしい。人間は所詮、原子の集合体でできているわけで、物理法則に従っている -
Posted by ブクログ
哲学の基本を押さえたいと思い購入しました。
「哲学入門」というタイトルを目にすると、有名な哲学者の主要な考え方を説明してくれると期待してしまいますが、全然違います。
逆に少しマイナーな人の論が多く紹介されている。
まあ、それはそれでおもしろいのですが、正直説明がちょっとわかりづらいかな。
大学の先生の講義を延々のんびり聞いてるような気分になる本です。
つまり、あんまり情報がまとまってないというか、気分でどんどん話を進めている印象を受けます。
で、さすがにわかりづらいので、指摘を受けた部分に補足説明を加えた、そんなつぎはぎを感じさせます。
扱っているテーマ自体は興味深いのですが、最初か